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消え た近代建築
精工舎

所在地:墨田区大平4ー1ー1/建設年:昭和3〜12年/設計者:阿部美樹志/ 解体年:平成14年/撮影年月日:平成5年5月15日/日本近代建築総覧No.

JR総武線錦糸町(きんしちょう)駅から徒歩数 分、四ツ目通りと蔵前橋通りの交差点にあった大工場です。
精工舎とは、国産時計のトップブランドのセイコーの事です。会社組織の詳しい沿革は検索かけてみて下さい。


あまりの規模に圧倒され、眺めているだけで満足してしまい、 またこれだけスゴイ物件なので当分壊されることは無いだろうと油断しているうちに壊されてしまったので、撮っておいた写真はこれ一枚きりでした。反省。
 

1ブロックをまるまる占めた広い工場敷地に、コンクリート総 3階建ての建物が立ち並ぶ様は圧巻のひと言でした。精密機械である時計の工場だけあって、煙突が立ち並びパイプが巡る一般の工場とは一線を画した上品なた たずまいでした。

写真手前側の建物は旧事務所棟で、晩年は時計資料館として使 われていたそうです(管理人は未見)。垂直線を強調したデザインに四方を望む時計塔、その端正な姿は「時計工場でございます」と言っているかのようでし た。

最近は工場施設は地方に移転し、ここは研究施設として運用さ れていたそうですが、ついに閉鎖され、建物は解体/再開発されました。
解体直前には某テレビドラマのロケに使われていました。私はほとんど見ませんでしたが。

跡地は現在、「錦糸町ショッピングモール オリナス」 となっています。
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