館山駅
所在地:千葉県館山市北条1887/建設年:関東大震災直後?/設計者:鉄道省
/解体年:平成10年/撮影年月日:平成7年3月31日/日本近代建築総覧No.
JR東日本・内房線の主要駅です。
千葉県は房総
半島の観光拠点のひとつ、館山(たてやま)の玄関口として永年親しまれてきた駅舎でした。
夏場の一般観光のみならず、年間通じて温暖な館山は、関東一円の各種学校の臨海学校や部活動の合宿場所としてもおなじみです。この駅舎にはそんな団体さん
がよく似合いました。

ここは関東大震災で駅舎が倒壊したそうなので、この写真の駅舎は震災復興
建築という訳です。
木造2階建て? 切妻屋根が2つ並ぶのが唯一の特徴で、向かって左端の部分は後年増築されたもののように見えます・・・。
三角切妻屋根の黄色、青色の塗り分けと、ヒサシ部分のクジラの線画(判りますか?)が、そこはかとなく、うらぶれた味を出していて好きでした(笑)。
中央に開放的な改札口がどんと開いているのが南国風? その改札口まわりと、改札を抜けた所が1番ホームで、橋を渡ると2・3番島式ホームの、いわゆる
「列車駅配置」に強く「国鉄」を感じたものです。
平成11年3月に新駅舎ができ、反対側の出入口もついた橋上駅になりまし
た。
このあたりの地区は館山市の「リゾート重点整備地区」で、白い壁とオレン
ジ色の瓦屋根の建物が立ち
並ぶ「南欧風」な町並みづくりを推進しています。ですから新駅舎も当然「南欧風」です。橋上駅舎から海側を見ると「南欧風」な町並みができつつあります。
鉄道模型のレイアウトを見るような感覚にとらわれます。う〜ん、これぞ「南欧風りぞーと」。