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消え た近代建築
後藤薬局

所 在地:稚内市中央2ー14ー15/建設年:昭和4年/設計者:?/解体年:平成14年/撮影年月日:平成8年8月7日/日本近代建築総覧No.

JR稚内駅から歩いてすぐの稚内市中心部に残っていた、数少ない戦前建築で した。
昭和7年の大火にも焼け残った、伝説の建物だったそうです。

味な外観で目をひきます。コーナーのRや、水平線をスッと通したデザインは 表現派風で、小さいながらも立派なものです。



 平成14年6月29日の午後6時16分に、この後藤薬局のすぐ裏にある 「稚内中央レンバイ」(市場)から出火、火はおりからの強風でまたたく間に燃え広がり、死者は出なかったものの合計9000平米、23棟を焼いて、翌日鎮 火しました。

 この写真に映っている一帯は全焼、この風景は失われてしまいました。後藤 薬局はコンクリートの矩体 は残りましたが内部は全焼してしまい、矩体も焼跡の整理の最後に取り壊されてしまったそうです。2度の大火にも形が残ったのですから、できれば大火の記憶 を残す記念館として残してもらえなかったものでしょうか。

 

 個人的な話になりますが、北海道へ行くのはこのときが初めてでした。青函 トンネル経由で渡道、札 幌、稚内、利尻、宗谷岬、網走、標津、野付半島、根室、納沙布岬、札幌、室蘭、函館と列車・フェリー・バスでまわりました。各岬では灯台を拝み、利尻では 利尻岳へ登りました。このシーズンの北海道は全般的に天気が悪くて残念でした。寒かった!雨でテントがズブ濡れになった! でも北海道の人たちは皆さん優 しく親切で、ありがたかったです・・・北海道に移住しようかな。


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