The Books Helped Us(今までにご紹介した本です) |
| ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ |
シリーズ絵本 かこさとし・絵で見る化学のせかい 偕成社 日本化学会 監修
| 野依良治名大教授がノーベル賞を受賞したニュースは、国際情勢の危うさや日本国内の景気低迷などやりきれない事件事故が続く中、鮮明な希望の光と学習の素晴らしさを私たちに指し示してくれた。「化学は面白く美しい。そして役に立つ!」という野依先生の言葉そのものと言えるほど、誰もが解りやすく楽しめる絵本シリーズが気軽な公立図書館に存在した。これらの絵本シリーズこそ我ら必読の書!!と私soapmakerは叫びたいくらいである。 作者のかこさとしさん(本名・中島哲さん)は日本エッセイストクラブ賞まで受賞してしまう文章の達人でありさらに絵本作家で化学者という、野依教授と同じぐらいすごい人だ。シリーズは6部からなり、「原子の探検たのしい実験」「なかよしいじわる元素の学校」「ふしぎな化学の大サーカス」「みんなの生命くらしの化学」「ひろがる世界化学の未来」「かがく年月化学のこよみ」各タイトルの漢字ひらがな混合スタイルがまたニクイところ。 中でも私たちsoapmaker必見の巻は「なかよしいじわる元素の学校」である。地球上に存在するものは全て元素から成り立っているという事実に、自分の石けん素材の性質や特徴を照らし合わせ化学的に手作りを見直せるからだ。 |
Make your Own Cosmetics(アロマセラピー コスメティックス) 双葉社
ロミー・フレイザー 著
| 自然素材を使った化粧品が自宅で簡単に作れます!という帯がついた本書は1997年にニールズヤードレメディーズ社長のロミー・フレイザーさんがイギリスで出版した本の日本語訳版です。 ロミー・フレイザーさんのとにかく尊敬すべき業績は、1981年にコベントガーデンという地に自然素材をいかしたボディケアのお店を開店しているうちに、古くから人間が環境と調和する素材、すなわち動植物と鉱物を利用して自分たち人間の肌や髪の調子を整える方法を、お客さんが自分で作れて体験できるようにとレシピやリーフレットをお店に並べ、多くの人に知識を広めたことです。 本書は店頭のレシピを補い、人々がみじかな自然素材を使い、自分に合った方法のスキンケアをさらにより深く学んでいけることを可能にしました。さらにハーブやオイルの特性を子どもと勉強したり、自分の実験結果を記録したりできる「創造性の楽しさ」も提唱しています。 経営者として社員を引っ張るリーダーとしても成功者に値するフレイザーさんは「この本は製品開発チーム一同で作り上げた本です。」とプロローグに明言し、さすが!と感心せざるを得ません。 |
化学・意表を突かれる身近な疑問−昆布はなんでダシが海水に溶け出さないの? 講談社
日本化学会 編集
| 副題を新聞広告などでご覧になり、おおっ!と思われた方も多いと思います。どなたも笑いはすぐ出るけど、答えはすぐに出ないはず。この本は質問に対する答えがすぐに出ているいわゆるQ&A集なのですが、一つのみじかな疑問と答えが親子の会話形式で取り交わされ、2ページの見開きで完結・解決できちゃう優れた構成となっています。とにかく解りやすくて、読んだ誰もが物知り博士になれちゃう本なのです! 夢・わくわく科学展2001という10年に一度の大イベント(凄すぎますね。)に合わせて出版されている本書は、読む人に科学的に物事を広く考えてもらうために発刊されている「ブルーバックス」というシリーズの最新作でもあります。なにしろ「意表を突いている」疑問の内容がおもしろい上に、それにちゃんと答える事ができない自分と向き合うチャンスを(敢えてチャンスです。)くれるのです。この本を一読することはまさに良い知識を増やせる絶好のチャンスと言えます。 石けんに関する疑問も盛り込まれているので、手作り大好きさんも必見!「身づくろいの疑問」「からだの疑問」そして「自然界の疑問」の章は、大人が即、正しい答えを説明できる方が地球の未来にとっても最低限必要な内容ではないでしょうか?ポケットに入る800円の本です。みじかな疑問70項目全ての答えに「そうだったんだ!」という「学習がもたらす感動」があります。 ヒトという生物が地球上で生きていく上でどうしても必要な「化学」について誰もがすんなりとやさしく勉強できるところが本書の魅力だと思います。 |
肌に髪に「優しい石けん」手作りレシピ32 祥伝社
小幡有樹子 著
| taoさんの本、第2弾のご紹介です。前回のサイズより少し大きめの本。びっしりと魅力的なレシピが詰まっています。中でもとても素敵だなあと感心したレシピは、9番シュガーボール。麻ひもの先にこぶを作っておいて、石けんを丸めてつるして使うアイデアが斬新なこのレシピは、とにかくすぐにやってみたくなりました。牛脂100%でも挑戦出来ると思いました。それから12番のペールグリーン。グレープシードオイルを使ってほのかにグリーンの石けんを作ろうというものですが、何ともきれいな石けんで、この上なく贅沢で美しいのです。自分へのご褒美や大切な人にプレゼントしたくなること請け合いです。あとはどれもこれも魅力的で困ってしまいますが、竹灰石けんなんていう渋いレシピも用意されていて、研究心と好奇心くすぐるこのレシピ集はもうとにかく最高です。 前作の「キッチンで作る基礎化粧品」と今度のレシピ集のどちらをおすすめするかと聞かれたら困ってしまいますが、taoさんとタオ猫くんがしっかり写真で登場しているし、途中に素敵なモデルさんが登場したりしていて、初めてさんにはやっぱりこちらのレシピ集でしょうか?taoさんのHPを全部チェックする時間に恵まれない方やパソコンをお持ちでない方には、もうこちらでしょう。この本をプレゼントされたら絶対喜ばれると思います。もちろん前回のおすすめに書いたとおり、石けん以外の手作り化粧品をチェックされたり、基本の石けんから自分でレシピを工夫したい方には前作は必読の書。 どちらもいい!両方必読です。どちらのカメラマンさんもtaoさんの意図をしっかり表現してくれていて見応えありますよ! |
キッチンで作る基礎化粧品 tao's kitchen cosmetics ブロンズ新社
小幡有樹子 著
| まさに日本の手作り愛好家が待ち望んでいた待望の一冊です。taoさんが推奨する手作り化粧品はどれもが人の肌が本当に必要としているもので、人の肌本来の治癒力を高めてくれるもの。作って良かったと思える本当にいいものばかりを、難しくないシンプルレシピで紹介。さらにtaoさんの希望は読者のみなさんがそれぞれの工夫や実験を続けて、オリジナルのレシピに発展させてほしいというものなのです。 | 小さくてコンパクトな本なのに、わかりやすく魅力的な写真と構成で、簡潔さの中にぎっしりと手作り化粧品の基本が紹介解説されている本は今までなかったと言えます。化粧水からはじまる基礎化粧品、クリーム、オイル、パック、パウダー、手作り石けん、リンス、ヘアパック等々すべてtaoさんのたゆまない探求心と研究心が生み出したオリジナル。特に手作り石けんのレシピでは、taoさんの石けんコンセプトである、洗浄力、泡立ち、適度な固さの3つをクリアしているベーシックなオイルのオリーブ、ココナツ、ラードを使ったものを紹介。手順はもちろん道具や材料、使い方、保管法、素朴な疑問への対応など、誰もが挑戦しやすく、簡潔明瞭に解説されています。とにかく手作りしてみて、本当に良い石けんの作り方を教えてくれています。 また基本のボディパウダーもコーンスターチとクレイだけのものから、さらにいろいろなハーブを使い、好みのパウダーに発展できるよう素材のワンポイントアドバイスが取り入れられていて、とにかく短いながらも懇切丁寧。プレゼントアイデアでも、相手の気持ちを考えたやさしい気配りが取り入れられているのです。 taoさんは、手作り生活は自分に大きな喜びと感動をもたらせてくれたといいます。小さいころから手作り愛好家であったいうtaoさんですが、他の人にもこの何とも言えない感動を伝えたい一心であったそうです。HPからもその意気込みを感じることはもちろんですが、各chapterごとに寄せられている短いながらも鋭く、強い意志を感じることができるエッセイにもtaoさんの気持ちがわかりやすく表現されていて、感銘を受けます。 猫タオさんは実はオス猫で、タオくんだったのですね。私たちがあこがれるバスタイムシーンのくだりにも、シンプルな生活の中に隠された最高の贅沢を知らせてくれます。 手作りの大きな感動と喜びに充ち満ちた、充実の一冊。手作り大好きさんが、「これだけでいい!」と言えるほどの必読書だと思います。 |
知っていますか?暮らしの有害物質 NHK出版
及川紀久雄 著
| いのちを守る安全学。と題されているとおり、便利になった人間社会の生活の中で避けて通れないあらゆる問題が明記されています。快適な便利さを追求し続けた高度成長時代の申し子と言われる、合成化学物質。大勢の人間に豊かさをもたらせたように見えるけれど、本当のところはどうでしょうか?深く考えさせられる内容です。 レイチェル・カーソン女史の「沈黙の春」からの問題提起が38年も前であったのにも関わらず、人間は開発をし続け、化学物質を作り続けました。及川さんは「沈黙の春」はもちろん、読者のために数多くの参考文献を元にしながら、現在の日本の現実を直視し、警告し、読者が科学的にものの見方考え方をしていくように促しています。飽食日本の実像、食品添加物の実態、衣食住の問題は薬物中毒の恐ろしさや緊急災害時の生活者の知恵にまで触れ、生活安全の基本をすべて紹介しています。 用語の解説や観やすくまとめれらたグラフや表は思わず見入ってしまうほどの、怖さがあります。この本でかしこく、安全に生きることを今一度見つめなおす機会を与えられました。もはや、知らなかった!では済まされない、まさしく常識的必需品といっていい参考書です。 |
レモンをお金にかえる法 河出書房新社
文 ルイズ・アームストロング 絵 ビル・バッソ
| ひとりごとでもご紹介した、子供の為の経済学入門絵本です。楽しい絵とスリリングなストーリー展開は子供でなくても十分楽しめ、経済学の基礎が勉強できてしまう、あっぱれな絵本。 レモンを絞って砂糖と水を加えてレモネードを作った女の子が、そのレモネードをみんなに売る屋台を出します。単純に収入から必要経費を引くと、それは儲けになり、ビジネスに成功した事になるのですが、いかんせん、レモンの価格の値上がり、雇った社員からの労働争議、価格競争、企業合併...レモネード屋さんの前途は多難かつ希望に満ち満ちてます。 「大変だけど、何か楽しそう!」そんな企業家魂を揺さぶる絵本はとにかくおすすめです。続・レモンをお金にかえる法もちゃんとあり、この2冊で経済の仕組みを理解できちゃうようになっています。 |
暮らしと微生物 倍風館
村尾澤夫・藤井ミチ子・荒井基夫 共著
| 微生物をはじめて顕微鏡で見た人がなんと17世記にオランダにいたそうですが、顕微鏡が発達する前の事で、自分でレンズを開発して、水滴の中にうごめく生きものに初めて気づいたんだそうです。この本はこの微生物が私たちの生活にどんな役割をしているのかを解りやすく解説してくれています。身近な味噌や醤油、アルコール製品や乳製品、そして、人体に悪影響を及ぼす食中毒や虫歯菌など生活に密着した話題をジャンル別に詳しく紹介。これほど深い関わりがあるとは思わずに日々暮らしている私たち人間。一見難しい生物の教科書のような装丁からは想像できないほど、優しい微生物の勉強へいざなってくれます。微生物がいなかったら、人間の生活、地球は成り立たない、そんな大事な役目を担っている小さな生き物の存在。さまざまな事が再発見できてとにかく興味しんしんで読み進む事ができます。 写真や図解はシンプルながら、あらゆる専門の分野の方の協力を得た、解りやすいものばかりが使用されています。特に環境浄化に関する事などSoap-Maker必読の個所もあったりするので、ご興味のある方はぜひ、図書館資料で探してみてください。A4のペーパーバックの様相で難しそうですが、ページもめくりやすく、手になじみ愛すべき資料となると思います。 |
オリーブオイルを使う本 柴田書店 by ダニエラ・オージック
| オリーブオイルについての基礎知識とこのオイルを活かしたお料理の本です。どんな苦労でオリーブオイルが作られ、どんな歴史を辿り、どのように伝わってきたのか?このオイルのすばらしさが良く勉強できます。一価不飽和脂肪酸の中でも最高に良質のオレイン酸を含むオリーブ油の貴重さがまざまざと解る、栽培、収穫、オイルの生産の写真や資料。 Soap-Makerにとっては最高の贅沢なベースオイルであるオリーブオイルを改めて見直すチャンスを頂きました。美味しそうな数々のお料理レシピはどれも気軽にトライできそうです。この本を見ているとやはり、オリーブオイルは活用価値がものすごく広くて、貴重なすばらしい油であり、できれば私は石けんの材料にはしないで、そのまま食べる目的で利用したいと強く思った次第です。でも、ほんの少し贅沢が許されるならばと、ローズマリー&ローリエを漬け込んだオリーブ油とレモンを漬け込んだオリーブ油を牛脂石けんに少量たらして利用しています。簡単なお菓子のレシピも載っていますので、お菓子作りの好きな方も必見。それにペーストやソースもすぐに利用できそうで本当に美味しそうです。 作者のイタリア人、ダニエラ・オージックさんはお料理番組にも出演されているあのオージックさんです。他の家庭料理を中心とした本も沢山出されていて、どれも、最高のイタリアン!!です。 |
よくわかる洗剤の話 基礎知識から汚染対策まで
合同出版 小林勇(合成洗剤研究会事務局長)
| 汚れの正体とはそもそも何でしょうか?私たちが嫌いな汚れって?そんな基本的な疑問を解決してから、その「汚れ」を落とすべく洗剤の役割について、解りやすく解説してくれています。まさに目からうろこが落ちる思いの本です。公共図書館で見つけました。1988年に出版されたそうですが、この本はとても貴重な資料、データがまどめられています。生活の上で欠かせなくなった合成洗剤の正体をまじまじと知らされることになりました。この本を知らなかった事が恥ずかしくなるくらいです。医学博士の小林勇さんは、公衆衛生学を研究されつづけて数々の著作を発表されていますが、合成洗剤が今日までにここまで広がってしまった現実を、もはや消費者一人一人が普段から、科学・化学的理解の努力をしていかない限り、非常に恐ろしいことになると書かれています。その為に、消費者がさらにネットワークを広げ、勉強をして、知識を広める事がとても大切であると。洗濯機にしても、日本のメーカーは地球の環境に対して無頓着と言わざるを得ない事実が突きつけられています。これは、知らなかったでは絶対に済まされない内容です。さらに一人一人が事実と向き合い、現実を受け止め、自分には最低限何ができるのかを深く考えさせられます。 |
改正版 食品・化粧品危険度チェックブック(他に、家庭用品、市販薬・医薬部外品、
健康・美容・ダイエット食品編)
情報センター出版局
|
2000年より、アレルギーなどを引き起こす原因とされている指定成分のみではなく、商品に使われている成分をすべて明確に表示しなければならない「全成分表示」が義務付けられました。化粧品や生活用品、医薬品、そして日々口に入れている食品、今まであたりまえに使用していた人間の為の身の回りの品々について、その成分がどのような物質なのかを調べる事がこの本で簡単にできます。解りやすい分類がなされていて、成分を50音順に調べていきます。いつも目にしている馴染み深い物質名から初めて見る物質が、どんな製品に使われているのか、何のために使われているのか(添加されているのか)をはじめ、毒性や危険度が簡単にわかるよう、小さな表でひとつひとつを区切って説明していますので、これは?と思ったら、ポケット辞典を開く感覚で即、調べることができます。このことによって、さらにその物質について詳しく調べてみたい気持ちになったり、その商品の安全性をすばやくチェックして自己防衛することが可能です。お買い物時にバックに忍ばせることもできてしまうほどコンパクトで便利。この一連の添加物危険度チェックブックを編集した、「体験を伝える会添加物110番」は健康、環境、人生を考える生活者ネットワークで、添加物などによる各個人の被害事例や体験談を重要視しつつ、かつ研究機関の発表、臨床例等の情報を広く集めて、その情報発信を続けている会です。日々何気なく消費生活を送っている私たちに鋭い問いかけをしてくれるこのシリーズも一家に1シリーズ必需品のリファレンスです。 |
油脂化学入門(基礎から応用まで) 産業図書
| 石けんの原料となる油脂。この本を読むと油脂全体の化学的な勉強がざっとできてしまいます。全般的な油脂の特徴や、加工過程の化学反応のこと、そしてさまざまな加工製品のことがコンパクトにまとめられているからです。難しい化学用語も羅列されていますが、生活に密着している油脂について少しでも知りたいという欲を持ちつつ読み進むと不思議と知識が得られたように思えてしまいます。企業の中のまさに現場で活躍された方が記されたから高校の化学の教科書よりも実用的で解りやすいと思います。他にもこの「産業図書」のシリーズには、石けん作りをさらに楽しめ、化学的な知識を深める事ができるいくつかの本が出されています。中でも「界面と界面活性物質」「洗浄の基礎知識」「吸着の化学」なども面白くてためになる内容です。いづれもコンパクトで軽いペーパーバックで、値段も1500円から1800円くらいです。古本屋さんでも要チェックのシリーズです。 |
ハーブスパイス館(Herb&Spice Book) 小学館
| 現在におけるハーブやスパイスの知識がこの一冊にまさに集約されている図鑑です。かなりの人気で売り切れの書店も多いです。中でも、57種のメディカルハーブの収穫と保存ポイントやエッセンシャルオイルの利用法は、今までになく、解り易く誰もが親しめるように工夫された解説です。手作りの良さの再発見と自然に接する喜びを十分に満喫でき、植物に親しむチャンスを大いに広げてくれる、一家に一冊必需品の図鑑。 |
The handmade soap book by Melinda COSS
(Storey Books)
| 写真がすばらしく美しいこの本は$22.95とちょっと高価ですが、解りやすさでは一番のおすすめです。この本もアメリカのソープメーカーの間では大ベストセラーのお手本本といったところで,たまたまNYでは在庫が切れていたので、メンフィスのバーンズ&ノベルズで手に入れた時はうれしさひとしおでした。ハンドメイドソープ工房を自ら経営する作者のレシピがとてもわかりやすく、たとえば、グラムとオンスの両方の単位が記されている事など、うっとりする写真が創作意欲を駆り立ててくれます。
豊富で独創力に飛んだオリジナルレシピの数々に、オイルやスパイスのこと、ハンドクラフトの楽しみと基本をきっちりと学ぶ事ができます。
Storey Books社 からは他にも"Milk Based Soaps","The Natural Soap book"など、ホームクラフトソープの本がいろいろ出ています。サイトで確認してぜひ,参考にしてみて下さい。 写真に興味のある人にもこの本は特別な本です。カメラマンのEmma Pelosの手によって石鹸一つ一つの魅力が引き出されていて、センスの良さと光と影を生かした物撮りの技術は最高のものです。グラフィックデザインの技術も活かして、個性的な演出で見るものの目を十分楽しませてくれます。 |
Soap-Making it Enjoying it by Ann BRAMSON
(Workman Publishing Company New York )
| 6年前NYの古本屋さんの片隅でこの本に出会いました。物を大切に使い、身近な物でなるべく手作りを楽しんでいるアメリカ人の友人の影響で、石鹸に興味を持つようになったのでした。2ドル以内で購入できるものなら何でもよかったので,
当時の私の英語力では完璧に内容が理解できた訳ではなく、難解な文章が多い、読みにくい本と思い込んでしばらくほったらかしにしていました。しかし文中のイラストのおかげもあり,自分の肌に合った石鹸を作りたいと考え、手作りのものに何でも興味を持つようになってから、この本の本当の魅力が解り、この本に出会ったことがきっかけで、自分にあった石けんを作るようになりました。
現在でもこの本はNYのワークマンパブリッシング社より刊行されてから,アメリカでも完全なるレシピとして,とても古くから多くのソープメーカーに愛されつづけています。 昔から石けんが貴重であったことを伺うことができる当時のレトロで、おしゃれなコマーシャルイラストやピンナップガールの広告はとても楽しめ、興味がわいてきます。 初期のアイボリー石けんの広告では、愛用者が20個の包み紙を送ると、アイボリー石鹸の形をした ゴールドプレートリングがはめ込まれている時計飾りがプレゼントされるので、愛用者になるとお徳!という面白い広告やアメリカ大陸の歴史を深く考えさせられるものもあります。 アイボリー石けんは今でも広く愛されていて、昨年メンフィスのスーパーで、ジャンボパックを たくさん買いだめしている子供連れのおかあさん、ご年配の方、を見かけました。 この本は現在でも隠れたベストセラーで、手作り石けんの元祖マニュアル本といえます。AMAZON.comやスカイソフト、洋書注文を受け付けてくれている書店ならば簡単に手に入れることができます。 日本では、合同出版社から「やさしくできる 手作り石けん入門」というタイトルで、とてもわかりやすい かわいいイラストとすべての解説付きで翻訳されています。 (合同出版教材事業部お問い合わせ先 TEL03-3294-3506) 興味のある方はぜひこの本をご覧下さい。 |
