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石けん作りのチャレンジに少しでもお役に立てればうれしい限りです。 とにかくLet's Charenge! 手作りは何でも経験してみないと解らないことがたくさんです。 一番大切なのは疑問に思ったら、とことん自分で研究してみる事だと思います。 本を調べたり、学校の教科書を押入れから引っ張り出したり、実験を重ねてデータを取りつづけたり...夢中になるととても楽しいものです。 News! 初めてさんのための、超簡単手作り石けんのレシピ「私の手作り」(「美しい部屋」別冊¥1200主婦と生活社刊 )ぜひご参考ください。
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気軽に手に入り、身近な材料とは主に何だろう? 春江工房の考える身近な材料とは、まずお金があまりかからない事。そして何よりリサイクルできる材料なんです。お友達から期限切れの油をもらったり、お肉屋さんやレストランから新鮮な牛脂を分けていただいたり、普段からこまめに使用済みてんぷら油を上手に保管しておいたり。もちろん安いオリーブ油やバーゲンで手に入れた「オレインリッチ」なんていう超高級材料もたまには手に入りますよね。 また自分で工夫してお料理用のオリーブオイルにローズマリーを漬け込んでおいて、安い材料の仕上げ時に少し加えてる事でリッチなオリーブオイルの良さを満喫することも出来ます。 ココナツ(ヤシ)油やパーム油、パーム核油など、最も石けんに適している脂肪酸の分子量が小さくて不鹸化物が少ない油は確かに良い材料です。香り付け後も心地よく香り、他の油との配合によって柔らかくできたり、固くしっかりできたり、最高の材料であることは間違いありません。工業製品や大量製品ではほとんどこれらの材料が使用されています。また海外のhandmade-soapmakerさんたちには身近な素材として、手作り石けんに欠かせないものとなっています。それに事実すごーく使いやすくて、美しく、良い泡が立ち、病み付きになります。ココナツ油は石けんになると、海水でも冷水でもその強い洗浄力と泡立ちで肌の油をすっきり落とすので、ラウリン酸というオイルが持つ体質的にも、油をすっきり落とす洗浄力が、海外では重宝されるのかもしれません。海外の多くは水にも恵まれていませんから、日本とは石けんの好みもずい分違いが出てくると考えられます。それから品質の良いオリーブ油でも出来上がりの違いがわかります。オリーブ油独自の香りにも違いが出てくるのです。しかし、高価な上に製造過程の大変な労力などオリーブ油のことを知れば知るほど、手作りには高級な材料なんです。ココナツ油を始めとする石けんに最も適したオイルは日本の一般家庭では、気楽に手に入れることが普通はできません。オリーブ油だってよっぽど安いもので無い限り、食用に使用した方がありがたいと思います。 そこでやっぱり日本には日清サラダ油!(菜種油、コーン油、大豆油などの混合油)ちょっと頑張って、アンナマンマのノーマルオリーブオイル!味の素の紅花油!キャノラー油!が身近に手に入る油脂ですよね。時折、すごく安く手に入れられます。先日も1.6リットルの混合サラダ油が198円だったりしました。また、使わずに期限が切れてしまったものが手に入ったりします。 また近頃ではグレープシードオイルもホーネン(豊年)から300円台のものが出てきました。手作りにかけるお金はなるべく節約したいもの。それからなるべくリサイクルしたいものです。貧乏症の私soapmaker、日々頭を悩ませる部分ではあります。知恵を絞る毎日、本来なら栄養豊富な食べるべきものを利用させて頂いているという感謝の気持ちを忘れないようにしたいと考えています。 そこで使用済み油のことも。購入した新しい油をまずお料理に利用して使用済みてんぷら油!としてから、石けん作りにかかることをおすすめします。これは良いリサイクルです。何度か油を使用し、酸化させておくことにより、油の中の不鹸化物が少なくなります。この油に計量済みのアルカリ溶液を合わせれば、ちゃんとした手作り石けんになります。石けんのたねの状態もとても良好で、豊かな泡立ちです。自分の為なら、原料の油どおりのケン化値より少し少なくして、オイル大目の使用済み油石けんでもいいわけです。お家のお風呂で使うだけだったり、洗濯石鹸用ならばこの使用済み油で十分です。お友達にも協力してもらったりして使用済み油は捨てずに上手に保管しておきましょう。使用済み油は廃油というにはあまりにも新しすぎる、かつ石けんづくりには最適な材料ですから。 牛脂の環境に恵まれている春江工房ではやはり一番の原料として牛脂油がメインですが、牛脂とサラダ油を合わせてブレンドすると両者の良さが引き立つ石けんになりますので、ぜひブレンドして作ってみて下さい。固さとねばりがちょうど良い、手触りも泡立ちも満点な石けんが出来上がります。
身近な油での石けん作りにおける注意点 オリーブオイルを除く、身の回りの油はいわゆる固いソープバー作りには適してはいないので、不鹸化分量が多く、90分以上混ぜても手ごたえを見せず、とりあえず保温しておくと24時間後には不鹸化物が上ずみのようにたまっていて、分離しているような、大失敗かと思わせる状態となることがよくあります。特に真新しい購入したばかりの、キャノーラ油と大豆油の混合サラダ油(一番安くて一番身近な、てんぷら油です。)で、石けん作りをすると、かなりの量の不鹸化の部分が上にたまっています。 この時の対処として、あわてず、騒がず、型のまま、もしくはたねを作った入れ物のまま、もう一度よくかき混ぜます。この時はちょうど香り付けの作業と重なりますので、入れた香料と上部に分離しているオイル部分と下部の石けんのたねを十分に割り箸や泡だて器でかき回して下さい。 15分くらいで全部が石けんのたねの状態(ゆるゆるのホットケーキのたね状態)になるので、また1日そっと寝かして下さい。後は根気良く風通しを良くして乾燥させ続けます。そして4,5日後には絹ごし豆腐ぐらいの固さとなりますのでさらに根気良く、存在を忘れるくらいのつもりでほったらかしにして下さい。いつかは石けんになります。本当です。それも泡立ちが柔らかくてマイルドで、泡立ちの豊かな植物性ならではの優しい使い心地の石けんになります。 下記の寝かせ方の記事参照下さい。
精製水でないと石けんづくりには向いていないの? 日本でも地域によっては、石けんの泡が立ちにくい硬水の水道水の所もたくさんあります。まるでエビアンのように美味しい水。ミネラルもたくさんで実に美味しいですよね。エビアンで石けん作り実験をしたことがありませんが、硬水は石けん作りには向いていないということです。 どうしても水道水が明らかにカルキ臭でいっぱいだったり、建物全体の水の質が悪いのが解っているマンションなどの水道水は、5分煮沸してから1日汲み置いておけば安心です。こうすれば何も問題なく手作り石けんに使えます。ほんのひと手間加えるだけでいいわけです。 石けん作りはお料理の世界とまったく同じ過程だと考えられます。素材が良ければ高級な石けんができるという事実です。
コーヒー豆キッチンソープにいれるコーヒー豆の量はどれくらいがいいの? 混合サラダ油主体の廃油でキッチンソープを作る時は、油の全体量の30分の1ぐらいを目安にしてみて下さい。即、分量を計算したい時は、油の量×0.03の数字を出して、それに心持ちプラスαくらいです。このくらいが無難な量なのです。この量なら失敗はありえません。その都度きちんと計り、データを残して次の役に立つようにする事をおすすめします。カップなどで計ったりする体積での量はデータにはなりませんから、計りにちゃんと乗せてください。それから計りはクボタの安いので全然大丈夫です。 また豆を挽く時は、なるべく細かく挽いたほうが手触りも滑らかです。粗引きがお好きな方もおられると思いますが。 コーヒー豆をとにかくたーくさん入れて、脱臭効果を高めたい!つぶつぶで汚れを落としやすくしたい!などなどいろいろな欲求に駆られて、ついつい欲張って入れたくなります。しかしあんまり入れすぎると、石けんミックスの濃度より重い比重のコーヒー豆は沈んでしまい、下にたまった豆の周りは美しく鹸化反応が進まず、型からの離脱時にガサガサと崩れてしまいます。スクラブ状態も過剰なので、手触りも悪い仕上がりになってしまいます。 そうなってしまった部分はそのまま良く乾かしてとりあえず鹸化させておいて、リバッチして使用できます。真っ白な牛脂石鹸を作った時に、溶かしてマーブル模様の材料にしたりできるので、捨てないでくださいね。要するにアイデア次第で無駄は防げるので、いろいろ考えて知恵を絞るようにしましょう。 また、粒粒は入れないで、できる限り濃くコーヒーを抽出し、ハーブティ入り石鹸のようにコーヒー石けんを作るのもおすすめです。よーく濃く出した豆の種類ごとに石けんを作るのも、違いが出て楽しさ倍増です。ブルーマウンテンソープとか、高級感もばっちり!です。それからキッチンソープには出がらしの紅茶や緑茶の抽出液を入れるのもホントニおすすめです。緑茶の色は出ませんが、(アルカリに負けてしまうので)お茶の類が持つ、カテキン効果は期待できます。
石けんを作る時に必要な水の量はどう決める? 水の分量が多すぎれば、固い石けんになる為に必要な時間がどんどん多くなる。逆に少なすぎれば、油と苛性ソーダはうまく結びついてくれない分子も出てくるわけです。 そこで水の量をどう計算すればよいのか?これは大問題です。石けんのたねが程よいとろみを得るための水の量とは? 牛脂の場合・・・油の総量×0.312を基準にした量にプラス5グラムから10グラム サラダ油の場合・・・油の総量×0.31 使用済み混合油の場合・・・油の総量×0.36 オリーブ油の場合・・・油の総量×0.34 今までのデータは貴重なものです。また石けん作りは、手作りのお菓子のように個人差があって良いと考えています。時間をかけてじっくり乾燥させて熟成を進ませるならば、上記の量より少し増やしても石けんがきちんと出来上がります。湿度や温度によっても違いが出てきますし、量りで水の量を量らずに、カップで計量して作ってしまう場合もあるわけです。上記の計算は目安として考えてください。
身近なサラダ油系で作る手作り石けんの適温は何度が一番なのか? 一方サラダ油はマイナス何度まで液体のままで、通常市販されているサラダ油からは固形分や凝固分がきちんと取り除かれています。また、一般のサラダ油は通常大豆油と菜種油の混合油で、これらの油の特質は酸化しやすく、オリーブ油と比べるとサラリとしていて乾きやすい油であるとも言え、いわゆる固い固形石けんを作るには不向きなのです。でも一番身近な材料はこの油。何とかならないか頑張るわけですね。と、この話はまたにするとしまして、温度のことですが、サラダ油だけのキッチンソープや洗濯石けん、またベジタブル石けんの各種を作る時は、慣れてしまうと実は温度をきちんと測らなくても大丈夫なんですね。 春江さんの洗濯石けんは、なんと一つの耐熱容器の中に苛性ソーダを入れ、次に水やハーブ水を入れ、煙が出なくなるまで混ぜ、そこにすぐ使用済みてんぷら油を注ぐ。という超簡単お手軽手順です。 でもあくまでも基本は油脂と苛性ソーダを溶かしたアルカリ溶液の温度は38度に両方合わせてから混ぜ合わせるのが正解。化学反応をが進みやすく、失敗することなく、石けんを作る為です。初心者の方はまず、油脂とアルカリ溶液の温度をきちんと温度計で確認し、温度を同じに合わせてやってみてください。慣れたら超お気楽手抜き手順でサラダ油の手作り石けんを作って、比べてみて下さい。外気温にもよりますが、温度をきちんと管理しておく事によって、石けんをかき混ぜている行程での温度の急な変化を防ぐことができるからです。 結局一番大切なのは出来上がり次第なんだということ。石けんの本来の目的を果たしている物に出来上がっているか?きちんと泡が立ち、(もちろんいろいろな泡の性質がありますが)汚れを落とし、肌にはマイルドで工業製品必要な化学物質を使っていない、誰かにプレゼントするとホンワカと喜ばれる手作り石けんであることです。 何度もチャレンジしてみて、データを残し、自分に自信をもって、情報に振り回されすぎないことも大切だと考えます。かき混ぜ方を工夫したり、いろいろやってみることが大切です。またかき混ぜのコツでも述べますが、かき混ぜる時はキビキビ急いでリズミカルにかき混ぜることです。
石けんのたねをかき混ぜるときのコツと時間は? さて、一体どうやって一定のリズムですばやくかき混ぜるのかというと、泡だて器を石けんのたねの入った鍋やボールに対し、垂直に持ち、手首を柔らかく使い、1秒間に3回転はできるぐらいの速さで、「イチ、ニッ、サンッ、シッ!イチ、ニッ、サンッ、シッ!」とリズミカルにかき混ぜて下さい。そして泡だて器だからといって、生クリームを泡立てるわけではないので、決してメレンゲを作るときのように空気をいれるような、本来の泡だて器の使い方をしないで下さい。あくまでもかき混ぜる!です。前述の「イチ、ニッ、サンッ、シッ!」の速さはどれくらいかいうと、ジョーズが海水浴場水面に現れた時に、まさにクライマックスで犠牲者の足にかぶりつく瞬間のBGMの速さだと思ってください。だんだん速くなるあのBGMの最後の方、かなり速くなる、あの速さです。わかりましたか?? そして、かき混ぜる時間も大切。石けんのたねはかき混ぜていくとどんどん温度が外気温に近づいていくわけですから、真夏の作業ならわりとチンタラチンタラしていてもゆっくりケン化が進んでいくのでいいのですが、問題は寒い冬の作業です。部屋の温度は換気扇を全開にしているので、かなり寒い!足元だけは温めているとしても、どんどん石けんは冷えていきます。ですから、牛脂100パーセント石けんや牛脂を入れている石けんのたねの時は、50度からスタートしているとして、1時間です。 また、サラダ油、オリーブ油のみの柔らかい石けんははじめの温度も低いので、手早い作業が必要となります。どちらの場合も大切な「かき混ぜるコツ」はケン化作用の基本である、始めに油とアルカリ溶液が出会った瞬間の反応が大切とされていることから解るように、始めの15分は決して手を休めることなく、ジョーズのクライマックスBGM速度で素早く確実にかき混ぜて下さい。貧血を起こしそうだと思う方は椅子に座ってかき混ぜて下さいね。始めの反応が確実になると、ケン化した分子が乳化剤の役目をして、その後はどんどんケン化が進むと言われています。だから始めが肝心なのです。 15分過ぎたぞと確認したら、後は時折手を休めても大丈夫です。肩を回したり、ラジオをつけたり、楽しくかき混ぜて下さい。ただし、かき混ぜる速さはジョーズクライマックスBGMですからお忘れなく。牛脂だけ、牛脂有りなら前述のように1時間、サラダ油系ならあと30分、オリーブ油ならあと20分を目安にかき混ぜて下さい。確実な時間は外気温にも影響しますので、石けんのたねの状態が、すごくゆるゆるのホットケーキのたねのようになったら(トレース状態といいますが、サラダ油の石けんのたねは比較的サラッとしたままです)すばやく型に流して保温箱に保温するか、かき混ぜたボールや鍋のまま保温箱に保温し、24時間は箱の中で寝かす作業となります。寒い冬に石けんをはじめて少量で作る人は、予め工夫が必要となります。石けんのたねが入っているボールは鍋の熱が一気に下がらないように、周りにお湯を張るといいです。熱めのお風呂ぐらいに沸かしたお湯をはった容器を準備しておき、はじめの15分作業が過ぎたら、お湯を張った容器につけ、温度の急降下を避けながら、残りの時間をかき混ぜて下さい。
サラダ油の石けんのたねを寝かせる時の工夫と熟成の時の心構えは? 牛脂ならば24時間後には確実に牛脂の温度が下がり、固形に近づいていくので、いかにも固まるぞ!という頼もしいシグナルを発信してくれます。逆に急いでカットしないと大きな塊のままになってしまいます。しかし、サラダ油だけの石けんのたねはまだまだサラサラしています。そしてオリーブ油の方はかなりの濃度になって、トロリとしてますから前途は明るい感じがします。 サラダ油の石けんのたねは、たとえ1時間以上温度を保ちつつかき混ぜつづけても変わりません。だから静かに寝かせておいて、24時間は石けんのことを忘れて、他の仕事に没頭しましょう!発砲スチロールの保温箱に入れたら、もう何度も開けたり閉めたりしないで下さいね。ついつい気になり、フタを開けて確認したくなる気持ちを抑えつつ、そっと寝かしてあげましょう。残りの温度を保ちつつ、ケン化作用は続いているのですから心配しないで下さい。24時間たったら、晴れてフタを開け広げ、香料を入れたり、マーブル模様に挑戦したり、何でも加工が可能になります。24時間寝かした石けんは心持ちサラサラ状態より、粘りが出てきているように見えます。オリーブ油だけの石けんなら、もう固まってくれそうな濃度になっていて、ゆるゆるホットケーキミックスからダマなしのフリッターのたねくらいの手ごたえがえら得るわけなのですが、問題はサラダ油です。24時間後保温箱から出すと、なんと上の方は透明な油があり、その下にはクリーム色の石けんのたねが見え、2層に分かれ、まさに分離しているではありませんか? これは前にも書きましたが、失敗か??と度肝を抜く光景です。でも、大丈夫!ここで慌てず一工夫です。上の部分はアルカリを含んだ不ケン化の油ですね。その下はちゃんと石けんになるわけですから、容器ごと湯善にかけながら、すこーし温め、もう一度かき混ぜてみましょう。そして保温箱に入れておいてまたしばらくほって置く。次の日の変化はどうでしょうか?ちょっと違っているはずです。まだ上層部にかなりの不ケン化油が残っていたら、そっとすくい出してしまっても構いません。少し上の部分の透明部分は残して、保温箱からもう出して、型のまま風通しの良いところにそっと置いてください。注意してほしいのは、いきなり氷点下何度という戸外には出さず、15度から20度ぐらいは保てる部屋で邪魔にならないところに安全に注意しながら、熟成を待ち続けてください。2週間後にはだいぶ固くなってくるはずです。必ず石けんになりますから、根気よく熟成させてください。
石けん作りの為の道具についてもっと詳しく!2.ステンレス性やホーロー性、耐熱ガラス性の鍋(牛脂などの固形油脂を温め、アルカリ溶液を加え、混ぜ合わせるメインの鍋) 3.耐熱性で質の良いポリバケツやボール(サラダ油のみで石けんを作るなら、火に掛けなくてもいいのでこれで十分。保温の為には回りにお湯を張った洗面器につければいい) 4.かき混ぜ用の泡だて器(100円ショップのダイソーさんから、耐熱180度のプラスチック製の泡だて器が出ている。これは超おすすめ製品!)または、竹や木の菜ばし(木製のものはアルカリに反応すると色がどんどん黒くなり、だんだん裂けてくるが、木に含まれる空気が程よく石けんに作用するのも確か。何本かくくって大束にすると混ぜやすい)または、ステンレス製の泡だて器(これであんまりガラガラ鍋をかき混ぜると鍋を傷つけたりするので、やさしく、すばやく動かして使う事)または、耐熱プラスチック性のゴムベラ(品質の悪いものはゴムが劣化してくるとバラバラになるので注意)ということで一番はなんといってもダイソーの泡だて器です!手が楽です。 5.100度までの温度計(ヨドバシカメラにあります)理科の実験室にも置いてあったなつかしの温度計です。できれば2本あれば便利でいいのですが、1本でも平気です。結構デリケートなので割らないように、アルカリの温度と油脂の温度を測ります。 6.石けんを流し込む型(後々型から外せる物で身の回りにあるさまざまなもの)工夫次第です。固くて丈夫な木箱にアルカリの影響の無い、ビニール(スーパーでもらえる半透明の個別ビニールがいいです)を綺麗に敷き詰めて、固まったらビニールごとすっぽり取り出す方法(これなら何度も木箱が使えて、経済的!しわしわの跡は削れば綺麗になります)や、牛乳パックやアイスクリームの容器など中にワックス処理がしてある紙製の容器、プリンの型など身近なものを用意して下さい。小さい型でもきちんと保温をすれば心配ないので気に入ったものはキープして! 7.保温箱(石けんミックスを24時間寝かせる場所)お魚屋さんでもらえることもあります。手に入ったら必ずとっておいて下さい。大き目が何より便利です。8.量り器(お料理やお菓子づくりに使うもので大丈夫)本当はお菓子やさんやパン屋さんお料理屋さんの大きな量りが一番便利。 9.石けんを切り分ける道具=ステンレスの包丁、ケーキカッター等 <作業を安全に行う為に...> ジャストサイズのゴム手ぶくろ、マスク、新聞紙、お酢とアロエ(万一苛性ソーダの粉が肌に着いたら、即お酢で中和して水で荒い流してください。そのあとはアロエを塗って。やけど対策して下さい)アルカリ溶液が肌についたら、流水で長く洗ってください。そのあともアロエを塗って。アロエがなければオロナインH軟膏を。)汚れても良いトレーナーやエプロン、キッチンペーパーやボロキレ、お菓子用のラバー(きれいに鍋についた石けんミックスをかきとったり、しずくを拭うため)など
香りについて-香り付けのコツも・・・ 香り付けのコツはエッセンシャルオイルやフレグランスオイルが、温度による影響も受ける事を頭に入れておいて作業します。なるべく香りを飛ばさないように、長く石けんに留まるように、工夫が必要です。 お菓子用のバニラオイルなどはもともと高温に焼くお菓子向けにあるものなので、38度ぐらいの牛脂石鹸の仕上げに入れても、バニラの香りは熱で飛んでしまう事はなく、この石けんをお風呂で使う時はホンワカと甘い香りが漂います。一方、天然のエッセンシャルオイルやフレグランスオイルは、なるべく石けんのたねが冷えてから入れるほうが効果的です。 固まるのに時間がかかるサラダ油だけ、オリーブオイルだけの石けんなら、保温して24時間寝かした後に入れるとちょうど良い香りが残ります。個人的にはなるべく少なめに入れるのが好きですが、思いきり香料を入れたい方は、300グラムぐらいの石けんのたねに対して、スポイトで15滴前後でやめておくのが無難だと思います。特に柑橘系の天然エッセンシャルオイルには肌に影響もありますから、エッセンシャルオイルの使用上の注意と特質をよくよくべんきょうしてから使用してください。私soapmakerの牛脂100パーセント石けんでは、オレンジ、ライム、レモンなど、いわゆるミカン科のオイルは入れられません。柚子石けんには柚子オイルを入れたいと思いますが、何しろガンガンと天日干しをするので、紫外線の影響を受けるオイルはあまり入れることが出来ないのです。自然の恵みとの付き合い方には相当な勉強が必要となりますので、「生活の木」さんのリーフレットなどはとても簡潔にまとめられていて勉強になりますし、「ハーブスパイス館」(小学館)のハーブ抽出方法などの記事も参考にされてください。
出来上がった石けんの保管方法、汗をかいてくる石けんへの対処 天然のグリセリンを含む手作り石けんの、避けることの出来ない運命なんですね。鹸化値の低い油脂で作られた石けんや不十分な乾燥をした石けんは、まだ水分が飛んでないので外に出てくることがあります。ベジタブル石けんなど時折、うっすらと汗ばんでいることがあります。とにかく乾燥して保管し、サラダ油ベースのものはなるべく早く使いましょう。 一方牛脂100パーセントの固く乾かされた石けんや洗濯石けんはすごく長持ちします。 どちらにしても、プレゼントにする時は、どなたかに差し上げる直前にラッピングしましょう! でも何で石けんは汗をかくのでしょうか?牛脂100パーセントの石けんではめったに汗ばんで来ることはありません。目には見えていないだけなのですが、手作り石けんの中のグリセリンが表面の空気と反応して、石けんが水分を失っていく時に、外気との反応で汗をかいていると考えられています。特に牛脂石けんのたねにオリーブオイルをちょっと加えたり、牛脂を30パーセントサラダ油を70パーセントで作った石けんなどは、かなり長い時間干した後でも、表面がぬれてくることがあります。 とにかく密封しないで風通しの良いところに保管しておく事が大切です。もうすでに立派な石けんになっているのですから、心配しないで下さい。ラッピングの時に注意が必要なだけです。
石けんを熟成している間にできるソーダ灰のこと それにしてもどうしてこんな現象がおきるのでしょうか?空気に触れているところはどんどん粉がふいて行き、真っ白になっていきます。これは一般的には、石けんが乾燥していく過程で、空気中の二酸化炭素とアルカリの分子が反応して起こる現象と言われています。石けんの熟成は粉をふいたり、汗をかいたり、とにかく化学反応なので忙しいんですね。 この粉は肌についてもさほど刺激を感じません。この頃は素手で石けんを触ってしまっている方も多いと思いますが、よほど肌が弱いタイプでなければ、この粉による害は無いはずです。 ソーダ灰を綺麗に削り落とせば、その下には滑らかな石けんの表面が現れますので、仕上げが好きな方はとことん削り落とし、きれいなカービングを施して、石けん作りを締めくくって下さい。
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