新刊紹介   たんぽぽ出版

 
   書            名  発行日   定  価
すぐつかえる 授業づくり ハンドブック 編集 2005.3.15
遊び指導の達人 著書 2004.4.10 1.500+税
「すぐつかえる 学級担任ハンドブック」
  小学校1年生   古関勝則著
  小学校2年生   及川宣史著
  小学校3年生   加藤恭子著
  小学校4年生   澤野郁文・尚子著
  小学校5年生   松本順子著
  小学校6年生   米沢久美子著

  中学校1年生   近藤賢治著
   中学校2年生   重水健介・祐子著
   中学校3年生   山口 聡著
監修
2004.4.1







2005 .2.15

各 1.800円+税
すぐできて楽しい運動会種目 ベスト70 編著 2003.4.10 1.800円+税
5分間でできる学級遊び ベスト90 編著 2002.4. 2 1680円+税
5分間でできる集会遊び ベスト80 編著 2002.4.2 1800円+税
中学校 学級担任 アイデアブック 編著 2001.4.1 1800円+税
家本芳郎 学校劇選集 1 著書 2001.11.15 2500円+税 






  すぐつかえる 授業 ハンドブック
      

「快心の授業」をめざす先生方に

 わたしの経験だが、一年のうち、「快心の授業だった」と満足できる授業は数えるほどしかなかった。ここでいう「快心」とは、教師と子どもたちの双方にとっての満足度をいう。子どもたちの満足度は、授業が終わったときの表情で、それとわかる。
 だが、つねに、不満足感がつきまとっていた。その不満足感を推進力にして、子どもたちとともに、次の授業に挑むのだが、それでも、なかなか思うような授業はできなかった‥‥そんな思い出があるが、今も、同じように、多くの教師が「快心の授業」をめざして奮闘している。
 本書はその応援の書として編集した。

 教育は、ディティールから成り立っている。ディティールを軽視すると、堅固な長堤が蟻の一穴から崩壊するように、授業不成立を招くことになる。
 本書は、その認識のもと、細部にこだわりながら、6つの章を立てて授業のわざを詳述した。
 第1章は とくに、現在、求められる基本的な授業のわざをとりあげた。授業が荒れるのは、基礎・基本が疎かにされているからである。たとえば、授業のルールを子どもたちとの合意をはからずに教師が押しつけているといったようにである。
 第2章は、授業における教師と子どもたちとのコミュニケイションに必要なわざをとりあげた。とくに、学習へのモチベイションを高める教師のはたらきかけに焦点化した。
 第3章は、子どもたちの学習動作や学習技術を育てる指導のポイントをまとめた。子どもたちの学習活動がスムーズにすすめられるには、その勉強の仕方や道具の扱いなどのわざを身につけなくてはならないからだ。たとえば、鉛筆を正しく持てなくては、文字を書くことにも支障をきたすからである。
 第4章は、授業のふしめをつくる学習活動について触れた。一年間、だらだらと授業を流していくのではなく、ときに、結節点をつくり、総括し、メリハリをつけながらすすめることが望まれるからである。
 第5章は、授業は子どもたちが中心になって、主体的にとりくむとき、生き生きした、よくわかる・よくできる授業が成立する。そのためには、子どもたちの自発的な参加を引き出さなくてはならない。ここにはそのいくつかの実践ポイントをまとめた。
 第6章は、授業の悩みは多岐にわたるが、そのなかから代表的な問題点を抜き出し、その解決法を示唆した。

 以上、授業のわざの基本百科をめざして編集した。この一冊で授業のおよそすべてがわかるというようにである。
 共著者は、わたしの「メル友」に依頼した。いずれの方も、今や、日本の良心的な教育を支える核ともいうべき実践家で、その錚々たる顔ぶれに、だれもが一驚するにちがいない。
 その先生方の知遇を得、協力を得て、本書が完成した。多忙の中、執筆していただいて感謝している。
 本書が、「快心の授業」をめざそうとする先生方の参考になれば幸いである。
                
                                     家本 芳郎


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 ◆執筆一覧◆
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まえがき
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1 授業の力量をあげる技術
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
   a 授業のルールをどうつくるか    馬見塚昭久
   b じょうずな導入のし方       大野 睦仁
   c 子どもを集中させる        及川 宣史
   d 私語の分析と対策         石川 創未 
   e 板書のし方            畑   顕
   f 発問の作り方発問の仕方      松本 順子
   g 個を伸ばす個別指導のし方     岡   篤
   h 力のつく一斉指導のし方      及川 宣史
   i 学習グループの作り方       古関 勝則
   j 宿題の出し方 調べ方       平藤 幸男
   k ノートへの赤ペンのいれ方     佐藤 俊一
   l テストのし方           塚田 直樹
   m テスト問題のつくり方       馬見塚昭久
   n 忘れ物対策            平藤 幸男
   o 揃えておきたい授業グッズ     佐々木智光
   p 作品の保管の仕方         平藤 幸男
   q 教材開発・資料の集め方のアイデア 佐藤 正寿
   r 授業におけるパソコンの活用    佐藤 正寿
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 授業の力量をあげるコミュニケイションの技術
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
   a 授業における教師の話し方     長塚 松美 
   b 指名のし方            及川 宣史
   c 発言のさせ方 自由・挙手発言   塚田 直樹
   d 指示の出し方           畑   顕
   e 活発な話し合いのし方       及川 宣史
   f 子どもの発言の聴き方・      畑   顕
   g 授業中の子どものほめ方      大野 睦仁
   h 授業中の子どものしかり方     塚田 直樹
   i 授業中言ってはならない禁句    澤野 郁文
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 3 学習技術の指導 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
   a ノートの使い方・とり方      馬見塚昭久
   b 調べ方・観察のし方        松本 順子
   c 辞書の使い方           岡   篤
   d 筆記用具のそろえ方・使い方    加藤 恭子
   e 文字の書き方           岡   篤
   f 文のまとめ方           山中 伸之
   g レポートの書き方         石川 創未
   h メモのし方            古関 勝則
   i 取材のし方            佐藤 正寿
   j 質問の仕方・高め方        佐藤 正寿
   k 意見や感想の言い方・高め方    澤野 郁文
   l 教科書のおろし方         畑   顕
   m ノートのおろし方         澤野 郁文
   n クレヨンの使い方         加藤 恭子
   o 絵の具の使い方          松本 順子
   p マーカーの使い方         加藤 恭子
   q 筆(筆ペン)の使い方       山中 伸之
   r 鉛筆の使い方           岡   篤
   s 消しゴムの使い方         澤野 郁文
   t 定規の使い方           山中 伸之
   u コンパスの使い方         佐藤 俊一
   v 分度器の使い方          山中 伸之
   w あると便利な文法具(子どもが用意)石川 創未
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4 授業のふしめをつくる 
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   a 授業びらき            佐々木智光
   b 授業じまい            松本 順子
   c 授業参観             古関 勝則
   d 研究授業・授業研究会       佐藤 正寿
   e 学習発表会のメニュー       石川 創未
   f 学習行事             松本 順子
   g 教科通信を発行する        加藤 恭子
   h 保護者との面談の仕方       姫野 賢一
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5 授業をつくる子どもたちの活動
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   a 目標達成「全員漢字100点運動」 古関 勝則
   b 勉強ごっこ 援助活動のし方    石川 創未 
   c 学習係の組織と活動        佐藤 俊一 
   d わからない できないときの対応  塚田 直樹
   e 教師の授業を評価させる方法    大野 睦仁
   f 学習する習慣を身につける     大野 睦仁
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6 授業の悩みを解決する
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
   a 進度がなかなかすすまない     山中 伸之
   b テストの結果に愕然とする     米沢久美子
   c 学力差がひどい          平藤 幸男
   d 授業態度のよくない子の指導    米沢久美子
   e 専科の授業態度が悪く文句を    米沢久美子
   f 同学年教師と歩調が合わない    姫野 賢一
   g 週案の書き方がわからない     長塚 松美
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 解説







  10分で読める学級担任の本 あなたも今日から!

 
 遊び指導の達人          家本芳郎 著


 <まえがきより>

 「遊んでばかりいないで、勉強しなさい」とよく叱られた。また、「よく遊べ よく学べ」とも教えられた。こうした言葉は、遊びと勉強は対立しあう概念だが、ともに大切な活動だから、バランスをとりなさいという意味がこめられている。
 わたしは、さらに一歩すすめて、「遊ぶことは学ぶこと」だと考えている。遊びそのものが子どもにとっての勉強だと。遊びは子どもを発達させ、働く力を育てるからだ。
(以下略)


 <目次>

 まえがき 遊ぶことは学ぶこと

第一章 達人の基本わざ
 1 まず、あっためる。それから本番にはいる
 2 リーダーの位置で集中度がかわる
 3 遊びの教え方は4つ。遊びによって使いわける
 4 むずかしい遊びは段階的に教える
 5 遊びの隊形も遊びでつくる
 6 だらだらしない。リズムよく遊ぶ
 7 レパートリーは多いほどよいが、少なくともいい
 8 おはこをもつ

第二章 遊びの話術
 1 明るい表情と大きな声でいきいき話す
 2 説明しない。いきなりはじめ、やりながら教えていく
 3 ユーモアを交えて場をもりあげる
 4 興味を刺激する「解説」で盛りあげる
 5 「能書き」によってモチベイションを高める
 6 禁止から勧誘へ、他動から自動へ
 7 評価によって遊びを盛り上げる

第三章 遊びの作法を育てる
 1 遊びの基本『一人遊び』の力を育てる
 2 誘う・加わる・ぬける作法を身につける
 3 「順番」のTPOを教える
 4 けんかに学び『遊びのルール』をつくる.
 5 環境に応じて遊ぶ力を育てる
 6 異年令を含んだ遊びにはセオリーある

 第四章 達人への道
 1 何人でも遊ばせるわざをもつ
 2 集中も遊びでつくり出す
 3 シラけた子どもは遊びでのせる
 4 遊びを使って叱ると子どもに好かれる
 5 じょうずにできない子どもは援助する
 6 目的をもって遊びの指導ができる
 7 長期間にわたる遊びもとりあげる

 資料 おすすめの遊び26選

 右手左手1,2,3   耳鼻遊び   左右   うしうま
 アップダウン   どじょう   権兵衞さんの赤ちゃん
 出せ干せ   ジャンケンジェンカ   ゴロゴロストーン
 天下泰平   武蔵と小次郎  班づくり
 集合遊び   知能テスト   銭廻し
 集団じゃんけん   子とり鬼 人間知恵の輪
 人文字   着付け競争   住宅難   クリスマスツリー
 兎の引っ越し   うそ・ほんと   ねことねずみ

 解説 遊び心をもつ教師になる





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 すぐつかえる 学級担任ハンドブック


「今、教育はさまざまな問題をかかえ、多難な状況にあるが、その困難さを一手にひきうけ苦闘しているのが学級担任である。本シリーズは、その学級担任へのエールとして企画・編集した。執筆者には、いずれも教育現場の最前線にあって、元気にはたらく、日本教育界屈指の実践家にお願いした。
 座右の書としてひもどけば、ここから、くめどつきせぬ教育実践の英知をくみとることができる」


 ☆「学級担任ハンドブック 小学校1年生」古関勝則著
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★著者の言葉★

 小学校の教員であれば1度はやってみたい1年生の担任。1年生に「先生。先生」と慕われ、学校で一番信用される担任。どうせやるなら、子どもと楽しくやっていきたいもの、そしてしっかりと子どもに力をつけたいものです。そんなことを可能にするためのヒントを分かりやすくまとめました。初めて出会う入学式の指導から、日常生活の指導方法,楽しい授業の進め方、問題をかかえた子どもの指導法、さらに子どもの見方や親と手をつなぎあう大切さについても分かりやすく示しました。「困ったな、どうしよう」「相談する人がいない」「簡単そうでうまくいかないな」・・・そんな時に、この本を見ていただければ幸いです。

 
★監修の言葉★

 本書の古関勝則先生は、全国的な生活指導運動の名高いリーダーである。その実践は、緻密にして、良心的な教育の典型をなすものである。本書は、多くの学級担任に、教育への愛と理想とその技を伝えるだろう。

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 ★目 次★
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まえがき 1年生担任の魅力
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A 楽しい学級のスタート
  1  入学式までの指導
  2  大切な出会い「学級びらき」
  3  入学して1週間でやること
  4  「今日も楽しく」朝の会
  5  「明日も楽しみ」帰りの会
……………………………………………………………………… 
B  1年生をよく理解するために
  1  子どもとおしゃべり
  2  一人ひとりとスキンシップ
  3  子どもと一緒に遊ぶ
  4  やる気を引き出すほめ方
  5  子どもを納得させる叱り方
  6  一人ひとりの良さを引き出す
  7  1年生の心とからだ みんなでお祝い「たんじょう会」
  8  生活リズムをしっかりと
  9  書くことが大好きな子どもに
 10  一人でいることが多い子どもへの対応
………………………………………………………………………
C イベントで楽しい学級に
  1  楽しい学級行事を
  2  みんなで熱中「集団遊び」
  3  「お祝いの会」でまた前進
  4  「まとめの会」で成長を確かめる
  5  「がんばりの木」にたくさん実をつけよう
  6  みんなでお祝い「たんじょう会」
  7  昔の遊びで熱中
………………………………………………………………………
D けじめのある1年生に
  1  楽しみな給食 その指導
  2  きれいにしよう 掃除の仕方
  3  気持ちのよいトイレの使い方
  4  ロッカー・靴置き場の整理の仕方
  5  ていねいな言葉づかいを
  6  時間を守る
  7  みんなで協力 係活動
  8  生き生き班活動
  9  先生の指導を入れるコツ
 10  机の中の整理の仕方
………………………………………………………………………
E 「わかる」「できる」授業づくり
  1  やる気の出る授業づくり
  2  集中のさせ方
  3  ひらがなは一日一字ずつ指導
  4  ノートの使い方の指導
  5  毎日大きな声で音読を
  6  学習のきまりをしっかりと
  7  読書の好きな子どもに
  8  力のつく家庭学習
  9  勉強に自信のない子どもの指導
 10  全身を使って学習
 11  なかなか覚えられない学習内容の指導
 12  保護者も安心 授業参観
………………………………………………………………………
F 問題を抱えた子どもの指導
  1  落ち着かない子ども
  2  愛情不足の子ども
  3  自分で自分のことができない子ども
  4  乱暴な子ども
  5  忘れ物の多い子ども
  6  友だちとかかわれない子ども
  7  やる気のない子ども
  8  うそをつく子ども
  9  けんかやもめごとの指導
………………………………………………………………………
G 保護者と一緒に子育て
  1  保護者との付き合い方
  2  保護者と教師を結ぶ学級通信
  3  問題を抱えた子どもの親との協力
  4  親と親密になる家庭訪問
  5  ちょっとしたことでも保護者に連絡
  6  手伝いのできる子どもに
  7  テレビ・ゲームづけの生活から抜け出す
  8  親子で楽しい読書
  9  保護者とトラブルになった時
 10  保護者同士を親しく
 11  学級懇談会の大切さ
……………………………………………………………………… 
 解説 私の学級指導
………………………………………………………………………


 
☆「学級担任ハンドブック 小学校2年生」及川宣史著 
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★著者の言葉★

 
子どもは可能性を秘めた、かわいい宝物です。その可能性をどう引き出すかが、教師の腕のみせどころです。先生だから子どもに教えるという気持ちではなく、共に悩み・喜び・悲しみ・怒り・楽しむ中で、私は子どもたちからパワーをもらい、ガキ大将気分でいっしょにチャレンジしながら子どもをパワーアップしてきました。子どもと持ちつ持たれつの関係で楽しく過ごす中で、いろいろなアイデアが浮かんできました。そこから「これは、よかった!」「これは、使える!」というものを選んで紹介したのが本書です。楽しい学級づくりのヒント集として活用していただければ幸いです。

 
★監修の言葉★
 本書の及川宣史先生は、全国的な生活指導運動の名だたるリーダーである。その実践は、豊富なアイデアと遊び心にあふれ、常に新しい教育実践の地平を切り拓いてきた。本書は、多くの学級担任に、子どもの状況にフィットした教育技術と良心的な教育態度のなんたるかを伝えるだろう。

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 ★目 次★
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まえがき  いっしょに2年生を楽しもう!       
……………………………………………………………………
A 低学年担任としての心と体
  1.今、2年生の子どもたちは
  2.子どもと波長を合わせる
  3.子どものほめ方
  4.子どもの叱り方         
  5.目に見えるメッセージ
  6.子どもを引きつける話し方  
  7.教師は役者・演出家
  8.スキンシップで会話する    
  9.子どもと遊ぶコツ
……………………………………………………………………
B 子どもが安心できる学級づくり
  10.出会いを感動的に(学級開き)  
  11.やる気が出る朝の会       
  12.明日につなげる帰りの会     
  13.かかわりをつくる班活動     
  14.席替えの仕方    
  15.やる気が出る計画作り  
  16.目標の作り方
  17.リーダーの指導        
  18.話し合いを楽しく
  19.決定の仕方の指導       
  20.係の指導       
  21.当番の指導
  22.学級のドラマを残す(宝の樹)
……………………………………………………………………
C 明るく豊かな教室環境をつくる
  23.教室が明るくなる掲示物  
  24.活動が広がる学級ミニシアター 
  25.子ども本部を作ろう
  26.生き物ランドの作り方    
  27.黒板の使い方の工夫
……………………………………………………………………
D わかる・楽しい授業をつくる
  28.2年生の授業 第一歩
  29.聞く力・話す力をつける    
  30.学習用具の準備・使い方   
  31.全員発言をめざす
  32.みんなと音読を楽しむ
  33 計算力をのばそう  
  34.自分のノートを作る
  35.本が好きな子どもに
  36.発展学習ブームをつくる
……………………………………………………………………
E 楽しい学級行事・文化をつくる
  37.学期スタートの会の作り方    
  38.学期まとめの会の作り方
  39. 歓声があがる賞状・メダル
  40.達成お祝いの会でパワーUP
  41.お誕生会の作り方
  42.集団遊びの会で飛躍する
  43.放課後遊びのすすめ      
  44.おすすめ集団遊びベスト3
  45.楽しい歌おすすめベスト3     
  46.班コール・学級コールの作り方
  47.給食時間にできる楽しい活動  
……………………………………………………………………
F トラブルを読み解く指導
  48.キレる子・乱暴な子どもの指導
  49.無気力な子どもの指導
  50.落ち着きのない子どもの指導
  51.問題を抱えた子どもの指導     
  52.身の回りのことができない子の指導
  53.忘れ物の多い子どもの指導     
  54.友だちとかかわれない子どもの指導
  55.勉強が遅れている子どの指導   
  56.保護者とのトラブルを解決する
……………………………………………………………………
G 親との関係づくり
  57.保護者との関係づくり
  58.いろいろな家庭訪問をしよう
  59.学級懇談会のアイデア       
  60.親との連絡の仕方          
  61.授業参観とミニ発表会
  62.学級通信の作り方       
  63.家庭学習のさせ方
  64.生活リズムをつくる
……………………………………………………………………
解説  わたしの学級づくり
……………………………………………………………………


 ☆「学級担任ハンドブック 小学校3年生」加藤恭子著 
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★著者の言葉★

 
パワフルで活動的な小学校3年生。そのパワフルさを押さえ付けるのではなく、生かしていくようにしたいですよね。どの子も「先生ー、またあしたねー」と笑顔で帰っていけるように。そういう意味で、学級担任の最大の仕事は「子どもが明日を楽しみにする学級づくり」だと思います。
 本書には、そんな学級づくりのアイデアをいろいろと書いてみました。具体的な資料も載せてあります。どこを開いてもすぐ使えます。工夫したい時、困った時、悩んでいる時「こんなやりかたもあるんだなあ」と参考にしていただければ幸いです。

 
★監修の言葉★

 本書の加藤恭子先生は、生活指導運動の若手の実践家として、頭角を現しつつある俊英である。その実践は、新鮮にして機知にあふれ、なによりも子どもとともに歩もうとする良心的な姿勢に感動する。本書は、多くの学級担任に、楽しい教育実践の知恵とわざを示してくれるだろう。

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 ★目 次★
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 まえがき 子どもの成長に立ち会うために
…………………………………………………………………………………
A 一人ひとりを大事にする学級をめざして
    1、3年生の担任として心がけたいこと    
    2、学級開きで何をねらうか         
    3、身体と気持ちをほぐしたい 朝の会    
    4、明日が楽しみになる 帰りの会      
    5、 君が好きだよ のメッセージを    
    6、リーダーを見つけよう         
    7、席がえのいろいろ            
    8、グループをつくるときは        
    9、個性を生かした多様な係活動を     
    10、何かあったら学級会で        
    11、 学級じまい で何をねらうか    
    12、作文や詩はミニ文集に       
…………………………………………………………………………………
B 子ども理解のために
    13、子どもと話せる身体をつくる 
    14、偏りのない接し方を
    15、ほめ上手になる
    16、叱る時は どうしたの から    
    17、スキンシップを大切に       
    18、今日の反省から明日の実践を    
…………………………………………………………………………………
C 楽しんでやりたい教室環境づくり
    19、教室を子どもと一緒に飾る        
    20、子どもが活動しやすい環境づくりを  
    21、学級カレンダーを作る        
    22、子どもの成長を キラキラの木 に   
    23、学級文庫を充実させる      
    24、教室ジャングル大作戦        
    25、 楽しい 掃除の時間にする  
…………………………………………………………………………………
D 学級いきいき文化活動
    26、作って食べて仲良しに     
    27、遊び名人の子どもに       
    28、学級にブームをしかけよう   
    29、歌やゲームで気持ちを1つに    
    30、学級レクで盛り上がる       
    31、目標達成パーティーをやる      
    32、業間休み、昼休みは子どもと一緒に 
    33、放課後にちょっとだけでも 
…………………………………………………………………………………
E 教師の正念場!授業づくり
    34、授業で気をつけたいこと  
    35、こんな授業をやっていくよ!授業びらき 
    36、授業につかえる小物のアイデア  
    37、みんなで伸びる朝自習        
    38、宿題から自学自習へ     
    39、子どもをひきつける導入のアイデア 
    40、発言力をつける     
    41、学習グループを育てる    
    42、どの子も参加できる授業を   
    43、忘れ物対策大作戦       
    44、 ○○探検隊        
    45、保護者、地域の人をゲスト・ティーチャーに 
    46、教師の あゆみ を     
    47、一年間の授業を振り返る授業じまい 
…………………………………………………………………………………
F 気になる子ども、トラブルの対処 
    48、トラブルをチャンスに       
    49、理解の対話を大切に         
    50、けんか、もめごとが起こったら    
    51、いじめのない学級を目指して    
    52、キレる子どもへの接し方       
    53、パニックを起こす子どもへの接し方  
    54、集団行動が苦手な子どもへの接し方  
    55、自己中心的な子どもへの接し方    
    56、家庭に連絡する時に心がけたいこと  
    57、授業不成立になったら       
…………………………………………………………………………………
G.保護者とのつながり方
    58、子どもの姿を伝えるアイデア
    59、保護者とつながるアイデア     
    60、家庭訪問のアイデア        
    61、授業参観の年間計画を       
    62、学級通信に保護者の声を     
    63、保護者とトラブルが起こったら   
    64、つながりを意識した活動を  
…………………………………………………………………………………
 解説 わたしの学級づくり 


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 ☆「学級担任ハンドブック 小学校4年生」澤野郁文・尚子著


 
★著者の言葉★

 虫を採り,魚を釣り,校庭を走り回り,銀杏の落ち葉のベッドで寝転がる。小学校4年生の思い出といえば,そんな楽しいことばかりです。
 今,学校で同じような豊かな少年期を楽しく過ごすための学級作りができないものでしょうか。
 受験・学力向上・いじめ・不登校・管理主義と,あまり楽しそうでない話題ばかりの昨今ですが,きっと楽しい学校生活というのは創り出せるはずです。 そのためにたくさんの工夫と試行錯誤を繰り返して実践してきたことを本書にまとめました。
「楽しくなければ学校じゃない」。読後に皆さんがそう感じて頂ければ、それに勝る喜びはありません。

 
★監修の言葉★

 本書の澤野郁文・尚子先生は、琴瑟相和す夫妻で、ともに、全国的な教育運動の実践家として名を馳せている。その実践は、なによりも遊び心にあふれ、そこから教育実践の諸技術を紡ぎだす稀有の力量の持ち主である。本書は、学級を担任する楽しさと喜びと、そのわざを教えてくれる。

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 ★目 次★
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まえがき「4年生の思い出」
………………………………………………………………………
A 学級開きから一ヶ月
  1 4年生ってどんな時期?  
  2 おっ! やるな! 学級開き 
  3 キャッチーに方針説明! 
  4 3つほめて
  5 盛り上がりの朝の会・帰りの会 
  6 席替え「3つの約束」 
  7 班長の仕事はひとつだけ!
  8 やる気が第一の給食当番 
  9 掃除したか?しかた? 
  10 係で育てよう!豊かな生活!
  11 早速学習運動早速パーティー 
………………………………………………………………………
B 忘れちゃならない子どもとの対話
  12 まずは家庭訪問におじゃましマース
  13 セクハラではないスキンシップ 
  14 "の"をつける  
  15 必ずチェック!全員との触れ合い
  16 お昼休みのあなた   
  17 勇気を出して「先生の通信簿」!
………………………………………………………………………
C 意外と大切な日常活動
  18 掃除で育てる「自主管理の力」!   
  19 日程諸連絡職員会議      
  20 毎日5分で教室の整理          
  21 活動の見える教室つくり
  22 日直って? 
  23 日直の4つの仕事  
  24 選挙で学ぶ民主主義  
  25 遊びで学ぶルール創り 
  26 楽しいときほど決まりを守る
………………………………………………………………………
D 今こそ文化活動を
  27 なぜ故文化活動?
  28 読書そして読み聞かせ係
  29 いつでもどこでも群読!
  30 学習ゲーム ア・ラ・カルト
  31 イベント盛りだくさん!
  32 発議を大切に
  33 班長会に原案づくりを
  34 外へ飛びだそう!
………………………………………………………………………
E 4年の学習はこれで燃えたい!
  35 こんな学習を   
  36 みんなで時間割作成 
  37 グループ学習のすすめ
  38 班対抗リレー・ベスト3
  39 合唱はじめの一歩!
  40 合唱はじめの二歩!
  41 分度器・コンパス・縦笛
  42 水・総合学習 
  43 キュウリを育てる 
  44 大切にしたいノート指導 
  45 放課後ザ・学習塾!
  46 ザ・宿題!    
  47 ザ・宿題!レベル2!  
  48 行列のできるザ・宿題係
  49 思春期入り口はこんな性の学習を        
………………………………………………………………………
F トラブルにまけるな!
  50 けんかが起きた!
  51 ものがなくなった! 
  52 いじめがはじまった!
  53 えっ?不登校?そんな時どうする?
  54 どうすれば落ち着く?乱暴な子
  55 ボス出現
  56 私語・手いたずらには,ふかーい理由が
  57 そんなにがんばらなくても
………………………………………………………………………
G 保護者と楽しく手を取り合うために
  58 保護者がどなりこみ?
  59 気軽に読めて気軽に書ける学級通信
  60 気軽に参加気軽におしゃべり懇談会
  61 気軽におじゃまの家庭訪問   
  62 深刻な問題はこんな家庭訪問を
  63 今求められている親と教師の学習会
………………………………………………………………………
H 明るく元気に高学年へ         
  64 みんなで創る学級じまいの会
………………………………………………………………………
 解説 「楽しくなければ」で進める学級づくり
………………………………………………………………………



 
☆「学級担任ハンドブック 小学校5年生」松本順子著 
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★著者の言葉★

 
学級は、子どもと担任のアンサンブルである。担任は、良い音色がでるために子どもたちにアイディアを提供しなければならない。子どもは、そのアイディアを選択し、自分たちでよりよい音色を奏でる。そして、自分たちの学級というハーモニーをつくりだすのである。
 私は、学級づくりに子どもの実態に応じたアイディアをメディアや文化活動などの外の世界から取り入れてアレンジして創っている。その工夫の一部始終を本書に書き記した。このアイディアブックが学級経営に生かされ新たなアイディアが生まれることを期待したい。

 
★監修の言葉★

 本書の松本順子先生は、全国的な生活指導・群読教育運動のリーダーである。バイタリティーにあふれ、たえず、研究・実践の先頭にたって、献身的にとりくんできた。本書には、その活動のなかで獲得した教育実践の知恵とわざがぎっしりとつまっている。
―――――――――――――――――――――――――――――――
 ★目 次★
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 まえがき 活動させる中で子どもを見つめる
………………………………………………………………………
A  魅力のある学級をつくる
   1.5年生のとらえ方           
   2.やる気を育てる1年間の構想を立てる  
   3.意欲を持たせる「学級開き」      
   4.さわやかな一日をスタート「朝の会」  
   5.仲間の成長を認め合う「帰りの会」   
   6.居場所づくりのあるグループづくり     
   7.ふれあいいっぱいグループの活動       
   8.グループの協力性を育てる         
   9.席替えのアイデア              
  10.生き生き係活動              
  11.どうする当番活動              
  12.リーダーを育てるコツ           
  13.本音の出せる学級会             
  14.成長を確認する「学級じまい」       
………………………………………………………………………
B 子どもを理解する
  15.共感を持って関係をつなぐ       
  16.子どもの輪に入って仲良くなろう    
  17.子どものやる気を高めるほめ方     
  18 子どものやる気を高める叱り方     
  19.一人ひとりを知り個性を伸ばす     
  20.日記を書くことで関係を深める     
………………………………………………………………………
C 明るく楽しい環境を創る
  21.活動の見える教室掲示          
  22.教室を子どものアイデアいっぱいに    
  23.活動しやすい教室を創る         
  24.遊び空間をつくり出す          
  25.社会にアンテナをはろう         
  26.輝け、学級の歴史            
………………………………………………………………………
D 文化活動を進める
  27.歌いっぱいゲームいっぱい楽しいクラス
  28.集団遊びで盛り上げる           
  29.群読に挑戦する           
  30.百人一首大会を開く            
  31.読書好きの子どもに育てる        
  32.交流を広げる放課後の過ごし方      
  33.学級のクラブを広げる          
  34.フォーラムノートでの対話を広げよう 
  35.いただき、テレビ文化の良さ       
………………………………………………………………………
E 授業作りにとりくむ
  36.やる気いっぱい「授業びらき」      
  37.学習教具のアイデア          
  38.子どもをひきつける導入の工夫     
  39.毎日の学習訓練で力をつける      
  40.3つの学習ポイント          
  41.ノート指導の工夫           
  42.発言力をのばす            
  43.意欲を持って取り組む学習グループ     
  44.ディベート会を開く         
  45.意欲と自信をつけるアイデア      
  46.地域の人々との学習交流        
  47.一年間の思い出文集を作る       
  48.自信につながる「授業じまい」   
………………………………………………………………………
F トラブルを解決する
  49.解決しよう、けんか、もめごと     
  50.パニックを起こす子ども      
  51.切れる子どもへの指導         
  52.暴力的な子どもへの指導        
  53.自己中心的な子どもへの指導      
  54.いじめのない学級をつくる       
  55.なくそう、忘れ物           
  56.友だちとかかわれない子どもへの指導 
  57.不登校傾向のある子どもへの指導    
………………………………………………………………………
G 保護者と手をつなぐ
  58.子どもが見える学級通信を出す       
  59.仲良くなるチャンスだ、家庭訪問      
  60.子どもが活躍する授業参観日        
  61.みんなで交流できる親子行事を開く     
  62.連絡帳でのコミュニケーションを図る    
  63.個人面談で親の心を開く          
  64.学級懇談会を子育て学習の場にする     
………………………………………………………………………
 解説 わたしの学級づくり
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 ☆「学級担任ハンドブック 小学校6年生」米沢久美子著 
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★著者の言葉★

 
6年生は最上級生であり、学校の中心になり、目立つ存在です。職員室では、子どもたちが活躍しても話題になり、何かしでかしても話題になります。「6年生はきちんとして当たり前」の雰囲気のある職員室では、担任は針の筵にいる気分です。
 しかし、本来、失敗は子どもの特権のはずです。失敗を繰り返しながら子どもは成長していくのです。この視点を失いたくないものですね。失敗することの多い子の中には、自分はダメな子だと思い込んでいる子も多くいます。この子たちに自分を好きになってほしい、自信を回復してほしいと考えてこの本を書きました。
 本書が6年生の学級づくりりを楽しく進めていくための一助になれば幸いです。

 
★監修の言葉★

 本書の米沢久美子先生は、全国的な生活指導のリーダーである。学生時代から研究活動の先頭にたって、情熱的にとりくんできた。近年、ますます円熟味を加えつつある。本書は、その長年にわたる教育研究・実践の精華にして、知見にみちた豊富な事例が満載されている。

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 ★目 次★
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 まえがき 多感な一年間を大切に
……………………………………………………………………
A 6年生の子どもをどうとらえるか    
  1 最上級生としての自覚と悩み     
  2 中学校への夢と不安          
  3 一年間の取り組みを計画的に      
  4 期待にこたえたい学級開き      
……………………………………………………………………
B 文化活動を充実させよう
  5 誰もが主役のお誕生会        
  6 夢を共同で実現する思い出づくり   
  7 きもだめしを楽しもう        
  8 トロフィーに刻む思い出の数々  
  9 学級の歴史を年表に
  10 バス酔いも吹っ飛ぶバスレク     
  11 ロールプレイ大活躍      
  12 タイムカプセルを残そう
  13 子どもが決めて子どもが行動     
……………………………………………………………………
C 意外に大切な日常指導
  14 よく学校にきたと誉めてあげたい朝      
  15 さわやかに終わりたい帰りの会     
  16 グループ編成は子どもの手で        
  17 仕事は男女協力して         
  18 委員会活動を一人ひとりの成長の場に    
  19 掃除は道具がきめ手           
  20 給食…手早く準備・片付け          
  21 給食室からほめられる学級             
  22 名札の徹底は必要なし           
  23 欠席した子に届けるカード        
……………………………………………………………………
D 魅力ある授業を
  24 しおれた意欲を引き出す授業開き   
  25 教科によってガイドを       
  26 作文はテクニックより内容重視     
  27 歴史の世界を自分のものに       
  28 自然科学のおもしろさを        
  29 歌声で自分を表現     
  30 合奏の決め手は打楽器         
  31 KJ法で課題を明らかに   
  32 修学旅行は総合学習の一環で      
  33 5年生に向けて修学旅行発表     
  34 できるなら交換授業を         
  35 授業じまいはしっとりと        
……………………………………………………………………
E 思春期の子どもと共に   
  36 子どもの信頼を得るには       
  37 女子グループとの付き合い  
  38 男子とはサッパリ付き合い         
  39  雑談に表れる子どもの心   
  40  流行もチェック          
  41  笑顔を忘れないで        
  42  修学旅行の夜を楽しむ      
……………………………………………………………………
F 気になる子どもたち
  43 万引き事件が起こったら        
  44 子どもの喧嘩にどう対処するか    
  45 靴隠し事件をどうする         
  46 子どもの訴えをどう聞くか       
  47 キレる子をどう理解するのか      
  48 他の子を支配したがる子の理解   
  49 不登校の子の居場所を         
  50 ひとりぼっちの子をどうする      
  51 まじめすぎる子のつらさ      
  52 人権問題としていじめをとらえる        
……………………………………………………………………
G 保護者と共に歩む
   53 子育ての王道は仲良くなること     
   54 子どもの姿を伝える学級通信      
   55 家庭訪問でどう話しをしていただくか  
   56 勝負どころの参観日        
   57 大切にしたい初めての学級懇談会   
   58 親としての「わたしメッセージ」    
   59 悩み多き子育て・親育ち        
……………………………………………………………………
H 卒業への取り組みは子どもたちの手で
  60 卒業式までの逆算カレンダー      
  61 自分を見つめる卒業文集        
  62 卒業の意味と取り組み               
  63 心の交流…親子交換会         
  64 卒業の日が学級じまい         
……………………………………………………………………
 解説 6年生の学級指導
……………………………………………………………………




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 すぐできて楽しい運動会種目ベスト70  たんぽぽ出版

<まえがき> 今日の教育課題を視野に入れた種目を紹介

 本書は、運動会種目を紹介する本であるが、多忙化のなか学校五日制・地域との触れ合いという、今日の教育課題を視野に入れて編集した、画期的な本だと自負している。
 運動会・体育祭で、どういう種目とりあげるかというとき、その元になるセオリーがある。本書もそのセオリーに準じて編集した。

  1. おもしろい・楽しい種目。
    「エキサイトする種目」「大逆転のある種目」応援団や観客にもに語りかける「観客に大受けする種目」である。
     それらの種目は、運動能力はむろん、知恵とわざを必要とする競技で、作戦を立てて臨む と、よい結果が出せるようになっている。
  2. みんなが協力すればするほど楽しくなる種目。
    子どもたち全員が出場し、協力しながら
    「学級がひとつにまとまる種目」にとりくむとき、子ど もたちは発達するからである。
     このセオリーに、さらに、現代の教育課題を反映する項目を追加した。下記の3項である。本書はこの課題を含んで構成した。
  3. 個人差に配慮する種目。
     運動会が苦手、走るのが苦手という子どもたちに配慮して、
    「個人差に配慮した種目」を とりあげた。この種目によって、すべての子どもにとって運動会は楽しいイベントになる。
  4. 準備や練習をしなくても楽しめる種目。
     学校五日制にともない、これまでのように、運動会の練習に多くの時間を割けなくなった。
     なかには、授業時間確保と称して、体育祭を廃止した中学校もある。
    したがって、種目の選定において、練習すればするほどうまくなる種目は後退し、かわって、
     「練習のいらない種目」「準備がいらない種目」が工夫されるようになった。
    本書にも、その 章を立てて紹介している。
  5. 地域・保護者もいっしょに参加できる種目。 
     小規模学校が増え、プログラム設定に余裕がでてきたこと、また、地域との触れ合い実践 が広がるなか、親子や地域住民との触れ合い競技も、運動会のメイン種目にせりあがって きた。それらの種目は、これまで、過疎地域の特有の種目だったが、いまや、どの地域にも 、欠かせない種目になってきた。
     これまで、保護者の出場する種目というと、PTAの役員など、大人だけで競技していたが 、本書では、子どもたちも参加して、いっしょに楽しめる、文字どおりの触れ合い種目、
    「親子で夢中になる種目」「地域の人とふれあう種目」の章を立て、そのベスト種目を紹介した。 

本書はわたしのメール仲間に呼びかけ、応じていただいた方に執筆していただいた。今日、望みうる最高のメンバーであると自負している。
 学校五日制のなか、少しく元気を失っている運動会・体育祭を勇気づける本になれば幸いである。
 願わくは、本書を参考に、運動会の悼尾を飾る最高イベント、全校がひとつになって燃える
「最高の全校種目」にとりくみ、子どもたちの高揚と歓声を取り戻したいものである。

                          編者  家本 芳郎

目次       すぐできる楽しい運動会種目 ベスト70
まえがき  今日の教育課題を視野に入れた種目を紹介 家本芳郎
T
練習のいらない種目
ベスト7
1 小低 しっぽをねらえ
2 小低 ごちそうをどうぞ
3 小中 リサイクルアドベンチャー
4 小中 みんなでドッカーン!!
5 小高 われらJリーガー
6 小高 入れて かついで こりゃ大変!
7 中学 花道でおめでとう
コラム 1 豚追い競走もあった
姫野賢一
古関勝則
佐藤俊一
横田嘉代
久慈 学
畑   顕
近藤 司
家本芳郎
U
準備がいらない種目
ベスト7
1 小低 フラフラ・よしよし宅急便
2 小低 風にのって
3 小中 バック・オ−ライ
4 小中 〇〇小ウルトラクイズ
5 小高 すすめ!スクラム組んで!
6 小高 台車 DE ゴ−
7 中学 ウルトラマンの川下り
コラム 2 遠足運動会から校庭運動会へ
姫野賢一
古関勝則
姫野賢一
佐藤正寿
米沢久美子
姫野賢一
重水健介
家本芳郎
V 
観客に大受けする種目ベスト7
1 小低 今日は天気だ、海水浴!
2 小低 鯉の滝登り
3 小中 UFOリレー
4 小中 ドジョウすくい
5 小高 借り物競争」
6 小高 デートのお相手は?
7 中学 音感・似顔絵レース
コラム 3  運動会は地域の祭り
久慈 学
松本順子
及川宣史
久慈 学
米沢久美子
澤野郁文
毛利 豊
家本芳郎
W
エキサイトする種目
ベスト7
1 小低 紅白玉入れ♪チェチェコリ♪
2 小中 ひっぱれ! ひっぱれ!
3 小中 愛・LOVE・先生!
4 小高 バン!バン!バン!
5 小高 大蛇をつかめ
6 中学 台風十字綱引き
7 中学 大ムカデ、小ムカデ
コラム 4 明治時代の運動会 種目
澤野尚子
米沢久美子
塚田直樹
塚田直樹
佐藤正寿
毛利 豊
山口 聡
家本芳郎
X 
学級がひとつにまとまる種目ベスト7
1 小低 祭りだワッショイ!
2 小中 スピードサイクル
3 小中 高層ビルを作れ
4 小高 明日にかける橋
5 小高 バイキング
6 中学 人生楽ありゃ苦もあるさ?!
7 中学 信頼の輪
コラム 5 行進は背の高い順だが
塚田直樹
横田嘉代
佐藤正寿
米沢久美子
及川宣史
副田明彦
毛利 豊
家本芳郎
Y
大逆転のある種目
ベスト7
1 小低 ハートがぴったんこ
2 小中 広げよう!友達の輪!
3 小中 やさしく運んで
4 小高 騎馬リレー
5 小高 まほうのじゅうたん
6 中学 跳んで・運んで・転がして
7 中学 シオタ−ボ
コラム 6 隙間ゲームの意味
佐藤正寿
澤野郁文
畑顕
米沢久美子
及川 宣史
中村聖子
山口 聡
塚田直樹
Z
親子で夢中になる種目 ベスト7
1 小低 抱きしめたい!
2 小低 凸凹コンビでオオダマつるん!
3 小中 手つなぎフラフープ送り
4 小中 こっちへニャンニャン
5 小高 バケツでキャッチ〜親子の傷な?〜
6 小高 ちからをあわせて
7 中学 東海道五十三次
コラム 7 隙間ゲームの工夫 
佐々木智光
長塚松美
米沢久美子
久慈学
姫野賢一
古関勝則
久慈 学
塚田直樹
[ 
地域の人とふれあう種目ベスト6
1 小低 ゲートボールで一致団結
2 小低 われら、太公望
3 小中 ふれあいジャンケン「めざすは,大将!」
4 小中 トンネルぬけたら勝利が見えた
5 中学  おしどり競争
6 中学 地域職域綱引き選手権
コラム 8 効率化の工夫
古関勝則
久慈学
石川創未
山中伸之
近藤賢司
重水健介
塚田直樹
\
個人差に配慮する種目ベスト7
1 小低 道路工事は大忙し
2 小中 君の力を見タイヤ
3 小中 おとさぬように
4 小高 城を築け
5 小高 ゴリラゲーム
6 中学 スウェーデンリレー
7 中学 バラエティーレース
コラム 9 効率化の裏技
山中伸之
平塚昭仁
古関勝則
久慈学
古関勝則
毛利 豊
山口  聡
塚田直樹
] 
最高の全校種目
ベスト8
1 小学校 仲良しサンドペアリレ−
2 小学校 レッツゴー!綱引き
3 小学校 大玉送り
4 小学校 全員リレー!
5 小学校 波乗りジョニ−〜ビッグウェイブ〜
6 小学校 ミスターマリックに挑戦
7 小学校 みんなでジャンケン
8 中学校 みんなでジャンプ
コラム 10 地域性のある種目
長塚松美
及川宣史
米沢久美子
澤野郁文
畑顕
松本順子
佐藤俊一
花山尚人
毛利 豊
解説 運動会・体育祭を活性化しよう 家本芳郎



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   5分間でできる学級遊びベスト90
                            2002年3月 たんぽぽ出版発行


★まえがき★

 教室から子どもたちのはしゃいだ笑い声が少しずつ聞こえなくなってきた。とってかわって、子どもたちの騒々しいおしゃべりや教師のいささか険しい声が聞こえるようになってきた。
 学校に、教室に、教師や子どもたちのに明るい笑い声を取りもどさなくてはならなくなった。それにはなんといっても、遊びをとりあげることだ。遊びは楽しい活動だからだ。
 かっての学校は「よく学べ、よく遊べ」というモットーで、子どもたちを励ましてきたが、遊びと学びは相対する活動ではなく、「遊ぶことは学ぶこと」なのである。遊ぶことで、子どもたちは生きた学力を身につけることもできるのである。だから、学級担任は、大いに遊びを奨励し、学級指導の大半は、遊びや文化活動にとりくむべきだろう。
 そのとりあげ方にはいろいろあるが、本書では、学級指導のさまざまな局面で、遊びを効果的にとりあげる方法を提起した。注意したり、叱ったりするより、遊びによって局面を打開することのほうがずっとすぐれて楽しいからである。
 しかし、現場は多忙で、遊びに割ける時間は少ない。そこで、ちょっとした時間を活用して遊ぶ工夫が求められる。その工夫の1つが、本書のように、場に応じて、短時間でできる遊びをとりあげることである。
 ふたつの方法がある。 
 1つは、文字とおりの短い遊びをとりあげる。たとえば、クイズやハンドゲームがある。クイズなら1問で1分もかからない。
 2つは、長い遊びを短くして遊ぶ方法である。たとえば、グループ対抗の遊びがある。グループ対抗は白熱しておもしろいのだが、かなりの時間がかかる。そこで、帰りの会で、一対戦ずつとりあげれば5分もかからないうえ、リーグ選にしたら半月近く楽しむことができる。組織の仕方で長い遊びを短くすることができるのである。
 しかも、この方法で遊ぶと、後の対戦になるほど工夫が加わって激戦が展開される。それは、グループ内での子どもたちの交わりがすすみ、協力性が増してくるからである。
 3つは、休み時間・昼休みの活用がある。たとえば、鬼ごっこなどある。鬼ごっこには、交わりのスキルを育てる種目が多い。たとえば、「横切り鬼」などは、わが身を犠牲にし、囮にして、友だちを助けるスリリングな遊びである。こういう遊びは大いに子どもたちに奨励したいものだ。
 本書は、こうした考えに立って、学級担任が使いやすいように、いくつかの場を設定し、その局面にもっとも効果的な遊びを配置した。
 執筆者には、日本の各地の教育最前線に立ち、そのリード・オフ・マンとして活躍するすぐれた実践家に、その労をとっていただいた。ご多忙のなか、深く感謝している。
 この書を参考に、遊びを見直し、ことあるごとにとりあげて、朗らかな笑いに包まれた教室を創造してほしい。
       2002,3 



学級のふしめをつくる
a 学級びらきにとりあげたい
 並びっこゲーム       佐藤 正寿
 メッセージリレー      加藤 恭子
 名刺ゲーム         山口  聡
b 朝・帰りの会でとりあげたい
 あるかな、ないかな     加藤 恭子
 じゃんけんぽんぽん     牧野  幸
 仲間をもっと知ろうクイズ  重水 祐子
c 学級じまいにとりあげたい
 思い出ジェスチャー     佐藤 正寿
 思い出シュプレーヒコール  松本 順子
 記念写真          山口  聡

教師と子どもとの好ましい関係
a 教師と子どもがなかよくなる
 さよならジャンケン     畑   顕
 お風呂           牧野  幸
 なぞなぞサークル      毛利  豊
b 「先生ってすごい」と言わせる 
 三月三日のもちつき     及川 宣史
 先生は手品師        古関 勝則
 1から10         重水 健介
c 先生の話を聞くようにする 
 集中カウントダウン     牧野  幸
 わたしは何と言ったでしょう 松本 順子
 魚・鳥・木         重水 健介

楽しい学級をつくるあそび
a 学級をひとつにする 
 仲間をさがせ!       畑   顕
 ジャンプ、ジャンプ     加藤 恭子
 ドーナツ・ゲーム      近藤 賢司
b グループの団結を強め
 みんなで 乗っちゃおう!  長塚 松美
 ポケもんゲットだぜゲーム  加藤 恭子
 川渡し競争         近藤 賢司
c いろんな子が主役になれる
 名探偵コナン        長塚 松美
 サインを集めよう      佐藤 正寿
 班対抗お仕事ジェスチャー  山口  聡

学級の問題にとりくむ
a 学級が荒れてきたときに効果
 秘密の地図         古関 勝則
 時間あてクイズ       牧野  幸
 なんでもバスケット     近藤 賢司
b 学級がシラけてきたときに効果
 ざぶとんゲットだぜ!    畑   顕
 作文ゲーム         牧野  幸
 アームレスリング大会    重水 祐子
c いじめ克服に生かせる
 ティッシュでダーツ     及川 宣史
 風船バレーボール      古関 勝則
 リフレーミングゲーム    近藤 賢司

子どもたちの交わりを育てる
a 子ども同士の理解をすすめる
 おとなりさんはだれだっけ?  長塚 松美
 本物はだれだ!        畑   顕
 この子だあれ         山口  聡
b 子ども同士のつながりを育てる
 グループじゃんけん      佐藤 正寿
 ナンバ−コ−ル        長塚 松美
 番長さら屋敷         近藤 賢司
c 隣の子となかよくなる
 山寺のおしょうさん      長塚 松美
 相性ぴったんこ?ゲ−ム    加藤 恭子
 パッチンゲーム        近藤 賢司

授業に役立つ
a 授業の導入に役立つ
 何でもビンゴ         佐藤 正寿
 綴り方ゲーム         牧野  幸
 リズム肩たたき        重水 健介
b 授業中の発言をうながす
 3分間グループブレスト    佐藤 正寿
 なんでもはてなクイズ     牧野  幸
 イエス・ノー         重水 健介
c 授業にあきたときにとりあげる
 ヒュ−ジョン  ハッ!    長塚 松美
 シャッターチャンス5本勝負  畑   顕
 葉書落とし          重水 祐子

子どもの能力を引き出す
a 子どもたちの規律を育てる
 かたずけっこ         古関 勝則
 ウルトラカード作戦      松本 順子
 整理整頓遊び         重水 健介
b 掃除の力を育てる
 ぞうきん列車         牧野  幸
 ごみ集め競争         古関 勝則
 パフォーマンス        重水 健介
c 話し合う力を育てる
 みんなで まんが       長塚 松美
 ○のつく歌一分ゲーム     松本 順子
 物知り博士クイズ       重水 祐子

TPOを考えた
a バスの中でやる
 20でドカン!        佐藤 正寿
 みんなでダービー       畑   顕
 手だけ震源地         毛利 豊
b 静かに遊べて楽しい
 サイレントコーラス      澤野 尚子
 秘密の手紙          古関 勝則
 新聞復活           重水 裕子
c 校庭をいっぱいにつかう
 目玉焼き           澤野 尚子
 半径一            近藤 賢司
d 授業参観日に父母といっしょに
 貨物列車            長塚 松美
 あくしゅでポン         加藤 恭子
 アウト・セーフ         近藤 賢司

あそびのナンバーワン「鬼ごっこ」
 高鬼            家本 芳郎
 横切り鬼           家本 芳郎
 けんけん鬼         畑   顯
 十字架鬼          畑   顕
 落ち葉広い鬼        近藤 賢司
 ビールス鬼         近藤 賢司
 凍りオニ          加藤 恭子
 色オニ           加藤 恭子
 線オニ           加藤 恭子
 とうせんばっこ       加藤 恭子
 助け鬼           加藤 恭子
 わにオニ          長塚 松美
 階段鬼           毛利  豊
 馬とび鬼          畑   顕
 マンホール鬼         澤野 尚子



      5分間でできる集会遊びベスト80        目次へ戻る
                           
2002年3月 たんぽぽ出版発行

★まえがき★

 学校は集会行事が多いが、子どもたちが集まったら、まず歌を歌い、ちょっとゲームをする。集会の途中、子どもたちがあきいきたら、「みんな疲れたかな。では、肩たたきしよう」と、リズム遊びをして、どっと笑わせ、「疲れもとれたね」と続ける。集会の終わりには、また、ゲームを楽しみ、歌を歌ってまとめるという、そういう文化活動はあたりまえのようにおこなわれていた。
 歌やゲームは、和やかな雰囲気をつくり、集う子どもたちの気持ちをひとつにしながら集中性をつくりだすことができる。
 そういう集会が終わると、子どもたちは仲間とともに遊ぶ喜び、ともに生きる愉しさを感じながら、明日への意欲を燃やすことができた。だから、集会における化活動は、教師の欠かせない教育の技術であった。
 しかし、いいろな事情が重なってきて、集会から歌やゲームがなくなり、かわって、教師のいらいらした注意や説教ばかりが聞こえるようになった。だからだろうか。子どもたちは、集会と聞くと、ろこつにいやな顔をし、集会中は、私語・手いたずらによって、むだに時間を浪費するようになった。
 集会にはいろいろな目的があるから、注意や説教をして悪いというわけではない。やっていいのだが、その前後に、子どもたちをリラックスさせ、教師の指導が成立しやすい場をつくったらどうだろうか。注意や説教をしながら、さらに注意し説教するというのでは、あまりにも情けないし、だいいち、効果はない。
 集会のはじまりに、歌を歌い、ゲームをしてみる。声を出したり、笑ったり、体を動かしたりするなかで、子どもたちの緊張した心身がリラックスし、あるいは、私語や手いたずらなどのむだな動きが抑制され、感情的な一体感に包まれながら、揺れた視線が一直線に前方に伸び、心身が集中しはじめる。
 そうしてから、教師が話をしたらどうだろう。不思議なことに、歌を歌い、ゲームをすると、話をする教師自身の緊張もほぐれ、多少の遊び心の余裕も生まれて、これまでとは違った共感の話法による説得的な語調に変化してくる。そうなると、聞くほうの子どもたちにも、反発や無視から納得や理解の受容的な態度が生じてくる。
 しかし、問題は、近年、遊び指導が苦手だという教師が増えてきたことだ。いつ、どのようなとき、どんなふうに遊ぶといいのか、教師集団のなかで、そういうノウハウのリレーがとぎれてしまったのだろう。
 本書は、そういう状況にこたえて編まれた。集会での、それも短時間でできる遊びを場面に応じてまとめてみた。遊び方やそのポイント、また、イラストも入れて解説し、使いやすいように編集した。
 執筆者は、わたしのメル友にお願いした。日本の教育界の最前線で指導的に活躍する教師たちである。多忙の中、曲げて執筆していただいた。今日、望みうる最高の遊びの本ができたと自負している。
 本書が、子どもたちの、明るい喚声や笑声に包まれた、楽しい集会活動実践の、いささかの参考になれば幸いである。

                            2001年3月



並んだ位置で遊ぶ
アクション・ゲーム
   一致団結ソーレ    松本 順子
   耳鼻つかみ      牧野  幸
   右左         重水 祐子
   アップダウン     重水 祐子
   クイズ 「上か下か」 福井  司
   ホットアクション   近藤 賢司
   みんなでじゃんけん  米沢久美子
   じゃんけん開脚    牧野  幸
   かかし        関野 浩司
判断ゲーム
   だるまさん遊び    姫野 賢一
   落ちた落ちたゲーム  米沢久美子
   豚のしっぽ      牧野  幸
   ステレオゲーム    米沢久美子
   うそつき昔話     久慈  学
リレー・ゲーム
   人間電気大実験    久慈  学
   伝言ジェスチャー   澤野 郁文
   まっぷたつ      及川 宣史
   ゆびぃーメール    板倉 正志
   バルーンリレー    関野 浩司 
   鉢巻きリレー     長野 浩三

みんなで動いて遊ぶ
からだで表現
   ゴロゴロストン    山口  聡
   ビック・ウェーブ   姫野 賢一
   進化ゲーム      及川 宣史
   明日天気になーれ!  板倉 正志
   あんたがたどこさ   近藤 賢司
おいかけっこ・鬼遊び
   ねずみとり      山口  聡
   タッチで変身     牧野  幸
   助け鬼        澤野 郁文
   牛・馬ゲーム     米沢久美子
   サメが出た!     及川 宣史
   しっぽとり騎馬戦   塚田 直樹
   ゾンビがきたぞ    久慈  学
   網を投げたぞ     澤野 郁文
捜索ゲーム
   宝さがし       及川 宣史
   全校かくれんぼ    加藤 恭子
   たずねびとゲーム   重水 裕子
スキンシップ・ゲーム
   前、後ろ       重水 健介
   かけひきずもう    加藤 恭子
   大水が出たぞ     福島 宣秋
集合ゲーム
   友だちあつまれ    久慈  学
   テレパシー      関野 浩司
   誕生日チェーン    重水 裕子
   猛獣狩り集まれ    近藤 賢司
勝ち抜きゲーム
   さすらいのギャンブラー  塚田 直樹
   ○○中、知ってるつもり? 重水 裕子
   てくてく         畑   顕

対抗して遊ぶ
座ってできる対抗戦
   紅白歌合戦       澤野 郁文
   ダブルコーラス     牧野  幸
   20のとびら      及川 宣史
   名前でドッカーン    久慈  学
   回想回転ゲーム     牧野  幸
   先生を知ろうクイズ   重水 裕子
スキンシップ・ゲーム
   団結くずし       福島 宣秋
   ヒューマン・チェアー  福井  司
   手だし無用       長野 浩三
   逆さドミノ       姫野 賢一
リレー・ゲーム
   とことんリレー     澤野 郁文
   じゃんけんボールリレー 加藤 恭子
   足つかみリレー     牧野  幸
   団結列車        重水 祐子
 小道具を使って遊ぶ
   フラフープくぐり    米沢久美子
   惑星ドリブル競争    久慈  学
   ゼロを作れ!      板倉 正志
   長縄跳び大会      関野 浩司
   鉄道工事        重水 健介
 大きく動いて対抗戦
   ジャンケン一発     及川 宣史
   逃げるが勝ちよ     加藤 恭子
   右回り・左回り     米沢久美子
   激流下り        澤野 郁文

縦割りで遊ぶ
縦割り班をつくる
   縦割り班つくり     重水 健介
   人文字         山口  聡
縦割りで遊ぶ
   ボールはどっち     加藤 恭子
   人間いすとりゲーム   久慈  学
   住宅難         重水 健介
   満員電車        重水 健介
縦割り対抗戦
   電車でGO!      及川 宣史
   大玉送り        米沢久美子
   くつを探せ       加藤 恭子
   ジェンカ        重水 健介
   子とり鬼        重水 健介 






中学校 学級担任アイデア・ブック

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                                家本 芳郎 編集

まえがき  家本 芳郎
中学級担任の仕事 家本 芳郎

A 学校日課の指導のアイデア
1  楽しい学級をつくる  池田  修 2  学級びらき  近藤 賢司
3  学級目標  長野 浩三 4  学級の組織づくり  佐藤 安基
5  朝の会  重水 健介 6  帰りの会  田中 秀樹
7  係活動  重水 健介 8  教室環境づくり  重水 健介
9  掲示  池田  修 10  グループ編成  重水 祐子
11  席替え  石澤 博治 12  昼飯  重水 健介
13  休み時間  花山 尚人 14  放課後  重水 健介
15  掃除当番  池田  修 16  学級行事  重水 健介
17  学級じまい  山口  聡

B 日常課題の指導のアイデア
18  交わりの力を育てる  池田  修 19  自主性を育てる  山口  聡
20  グループ活動の活性化  花山 尚人 21  リーダーシップ  山口  聡
22  学級総会  重水 祐子 23  話し合う力を伸ばす  毛利  豊
24  生徒会専門委員  山口 聡 25  定番行事への参加  重水 祐子
26  生徒会活動へ参加  五十嵐弘晃 27  生徒と仲良くなる  毛利  豊
28  生徒を理解する  毛利 豊 29  個性を伸ばす  花山 尚人
30  生徒のほめ方叱り方  五十嵐弘晃 31  生徒に好かれる  山口  聡
32  やる気を引き出す  五十嵐弘晃 33  性教育   白澤 章子
34  家庭学習  石澤 博治 35  学習運動  池田  修
36  進路指導  近藤 賢司 37  教科担任との輪  山口  聡
38  学年教師との輪  重水 健介 39  学級PTA  近藤 賢司
40  家庭訪問   五十嵐弘晃 41  学級通信   五十嵐弘晃

C 問題をもつ生徒の指導のアイデア
42  校則違反の生徒の指導  重水 健介 43  校則違反の生徒の指導  長野 浩三
44  いじめのない学級  山口  聡 45  いじめる生徒の指導  花山 尚人
46  いじめられる生徒  花山 尚人 47  不登校  毛利  豊
48  反抗的な生徒  山口  聡 49  けんか・もめごと  長野 浩三
50  私的グループ  佐藤 安基 51  低学力の  重水 祐子
52  忘れものをへらす  池田  修 53  遅刻  山口  聡
54  ベル席  山口  聡 55  私語・おしゃべり  山口  聡
56  授業不成立  花山 尚人 57  保健室へ行く生徒  山口  聡
58  流行への指導  池田  修 59  問題生の親と接し方  重水 健介

D 学年の指導課題
60  中学1年生の指導課題  重水 祐子 61  中学2年生の指導課  重水 健介
62  中学3年生の指導課題  田中 秀樹
    あとがき             家本 芳郎

本書「まえがき」より

 教師生活の醍醐味はなんといっても学級担任だ。しかし、中学校の学級担任の仕事がたいへんになってきて、「サンドイッチ症候群」に感染する教師が増えてきた。
 なにかにつけて、上のほうから「学級担任はなにをやっている」と責められ、学級の生徒は、なかなか言うことを聞いてくれない。
間にはさまって苦悩は増すばかり、その結果の心身症である。
 学級担任の、これが現状であるが、その過酷さに圧倒されて、学級担任のなり手がだんだんと減ってきている。
 そんな風潮のなか、敢然として、学級担任を引き受けている教師に、ここに、改めて敬意を表するものである。


 学級担任のたいへんさは、仕事の内容が多いことである。本来の家庭のしつけ領域にまで踏み込む必要も増してきた。箸のあげ下ろし、トイレの掃除の仕方、修学旅行ともなれば、風呂の入り方、性教育ともなれば、避妊の仕方まで教える。
 学級担任の仕事の内容を並べていったらきりがない。むしろ、学級担任がしないことをあげたほうがいい。
「学級担任として、しないことはなにか」こう自問して、とっさにいくつの項目があげられるだろうか。
 あるとき、学年会で並べ上げたことがある。一人が「大根の切り方」というと、「キャンプへ行けば教えるよ」「そうだった」「ほかに」「お尻のふき方」「教えるよ。男子は手前へ。女子はその逆方向へと」「そうか……」と苦笑い。
 結局、あれもこれも「指導するなあ」となって、答えはゼロ。
森羅万象ことごとく「指導せざるはなし」となった。
 ところが、そうなにもかも教えられるものではない。
教えられないことは気がつかない。無視する。見逃す。
 指導とは具体的でないと生徒に伝わらない。
たとえば、掃除が汚い場合、どうすればきれいにできるかを教えないと、きれいに仕上がらない。ところが、教師が掃除の仕方を知らないと教えられない。
教えられない教師は、ただ「掃除をちゃんとやれ」と叱るだけしかできず、やがて、生徒の反発を受けることになる。
 生徒ができないことは「まず教える」ことである。知らないからできないことが多いからである。
その上で、「考えさせる」「調べさせる」「話し合わせる」「工夫させる」のである。


 本書は、学級担任の仕事を「学校日課」「日常的な指導」「問題をかかえた生徒」「学年別課題」の4つにわけ、それぞれの領域の基礎・基本事項について、どうすれば、それらを楽しく指導できるか、そのアイデアを報告してもらった。
 指導技術は、本来、「企業秘密」なのだが、あえて公開してもらった。
中学校は今、そうしたきめ細かな指導技術が求められているからである。
 執筆者は、現在、教育最前線で活躍する実践家で、その指導観、その手法は、今日望み得る最高のレベルのものだと評価できる。
 この報告を参考に、追試するもよし、自身のこれまでの経験、生徒の状況を重ねあわせて新たな手法を開発するもよし、ともあれ、本書をたたき台に、「学級担任は楽しいぞ」といえる、新たな実践地平を切り拓いてほしいと願うものである。




  家本芳郎 学校劇 選集 1         目次へ戻る

  <目次>

    実験
    不思議な10円玉
    大泥棒 カスパー
    教室へ来た人
    天狗の嫁っ子
    涙池



  まえがき

  劇に縁があった。青年時代、子ども会の世話をしているとき、幻燈や紙芝居や子ども会の文化祭で、そうした活動を手伝ったことがはじまりである。幻燈や紙芝居の脚本を書いて、絵をつけてもらい、それを担いで上演して歩いた。 教師になって、学芸会の学年のだしものの指導はわたしの担当になった。中学校に異動して、放送の時間の教材係になって、脚本を書くようになった。放送演劇部をつくり、やがて演劇部に発展し、いつの間にか演劇にのめりこんでしまった。
 そうして書き続け、書き貯めた脚本がいつしかいっぱいになり、機会があれば世にだしたいと思うようになった。共に演じた生徒と先生たちとの記念碑にである。
 ここに、ようやくその願いかなった。よき理解者と協力者をえて、上梓することができた。関係各位に深く感謝するしだいである。
 解説には、10年も前に、この本のために書いてもらってあった故佐藤彰氏の原稿を掲載した。

 この第一集には、1960年から70年にかけて、わたしが学校劇のために書いた作品が収録してある。古いものだが、学校劇運動の歴史的証言として、なんかの参考にしていただけれは幸いである。続いて、第二集、さらに、放送劇や学校オペラや群読脚本の出版を予定している。引き続いてのご助力を願うものである。


  解   説         音楽家   佐 藤    彰

 家本芳郎君とは同級生で、教師生活の半分弱は、かれと同じ学校ではたらいた。ぼくは音楽の教師だったが、かれのクラシック趣味とも一致し、また、同じ演劇部の顧問として生徒の指導にあたった。心を許せる唯一の友であった。

 家本君とは最初は放送演劇部の仕事をした。勤務していた市立池上学校(かれは二度池上中学校の教師になるが、最初のとき)が、放送教育と社会福祉教育の指定を受けていた関係から、両者をドッキングさせたカリキュラムをくむことにした。それが、週一回の社会福祉に関する放送劇だった。脚本はもっぱら家本君が書いた。
 3年間くらい指定が続いたから、その脚本の数も膨大なものとなった。一週間に一本書くのだが、じつに速筆だった。なかでも、ドキュメントタッチの社会福祉の歴史を物語った「愛の革命」という脚本のできはすばらしく、たしか、なにかの賞を受けたと記憶している。いずれ、本書の続編として紹介されることになろう。
 さて、放送演劇部は演劇部へ発展し、市の文化祭や学校の文化祭において演じた。ぼくらの主張は、大人の役は大人がやり、子どもの役は子どもがやることだったので、大人役は教師が演じた。むろん、ぼくもかれも演じた。それが高じて教師劇は定番になり、菊池寛の「父帰る」武者小路の「だるま」など教師たちが演じて楽しんでいた。

 文化祭で演じる脚本は、なるべく教師が書くことにした。中原朗先生・家本君、そしてぼくも書いた。中原先生が書き、家本君が演出した「イワンのばか」は3百人の生徒と3時間の上演時間という大作であった。夜遅くまで、炊き出しして練習したこともあった。 そんな思い出話はおもしろくないだろうからやめるが、家本君とは、その後、別々の学校に勤務するようになった。その間、かれは後輩に祭り上げられ、「若い人」という職業劇団を主催して活動していた。
 10数年後、再び、市立不入斗中学校でいっしょになり、今度は「学校オペラ」にチャレンジすることになった。その脚本も、続編として期待されている。

 さて、本書には6本の脚本が掲載される。その一つ一つについて、簡単なコメントを付し、解説に代えたいと思う。

「実験」

 この脚本は60年代初期の作品で、横須賀市立池上中学校で、ぼくがその初演を演出した。 この作品の成立には5つの事情があった。
 1 ステレオが発明された時期で、生徒にステレオを聞かせたいという話があって、この劇の誕生となった。幕の上がる前と下りた後に、ステレオによって汽車を走らせた。この作品は文化祭で上演したが、そのステレオの音響効果に、生徒はびっくりした。
 2 学区内を走っている線路に石が置かれたという事件がおこった。犯人は不明だったが、どうも中学生のいたずらではないか、という噂が流れて、教師たちも気にしていた。この作品にはそんな背景があった。
 3 当時、池上中学校は、農村地帯にあったが、都市化がすすみ、古いものと新しいものがいろいろな形でせめぎあい、そのことが学校生活に活力を与えていた。吾助と道夫はそういう層を代表するものとして描かれている。
 4 学級会である。最後の場面に出てくるが、(当時はホームルームといった)、学級づくりは当時から家本君が関心をもってとりくんでいた実践であった。
 最後のとっておきがある。「小便」の話が出てくるが、かれが小学校6年生のとき、校長室の掃除中、バケツに小便をして校長に叱られ、朝礼台に立たされたことがあった。立たされている間に大雨になり、ずぶ濡れになりながら、今度は朝礼台から小便をして、また叱られたという逸話から出た話である。
 そういうエピソードが巧みに組みあわさって、ほのぼの家本ワールドが出現した。

「不思議な10円玉」

 上演当時は、1円玉だったが、物価上昇にあわせて10円となったようである。初演は70年代、市立大楠中学校で、同じ釜の飯を食ってきた原武次先生が演出したと聞く。ぼくが見たのは、市立田浦中学校の演劇部の上演である。実際に、出演した演劇部員の名前が使われている。
 この作品と次の「教室へ来た人」は、教室劇である。教室劇は家本君の造語である。当時、演劇を発表する場がなかった。体育館のない学校が多かった。また、せっかく体育館はありなから、生徒数が増え、教室が足りなくなり、体育館を間仕切りして教室にしていたという時代だった。部活動も盛んになり、なかなか体育館を使えない事情も重なった。つまり、演劇部はあるのだが、発表する場がなかったわけだ。そこで考えたのが、教室をそのまま舞台にするという発想である。
 教室の前半分を使って、劇を発表し、後ろには椅子を置いて観客席にするという方法である。観客数は限られるので、指定券を発行し、ダブルキャストをくんで、数日間、上演した。土曜日は、父母や地域にも公開していた。
 教室劇のためには、教室そのものが舞台になるという脚本を書かなくてはならなかった。家本君はいくつか書いたようだが、残っているひとつが「不思議な10円玉」である。週番が清掃を点検し、点数をつけるという、当時、流行の自主活動がモデルになっている。 ところで、「大泥棒カスパー」「教室に来た人」もそうだが、家本君の脚本のおもしろさは「謎」にある。この「不思議な10円玉」は上演後、観客にクイズを出している。「だれがいくら損したか」で、投票箱をおいて投票してもらい、正答者には、次回の教室劇への招待券が配布された。

「大泥棒カスパー」

 この囚人はフエリンコかカスパーなのか、最後まで謎仕立てになっている。家本君の脚本や好んで取り上げる作品に、子どもが他家にもらわれる話がよく出てくる。これはかれのトラウマで、戦時中、母親が死んだ後、弟と妹が親戚の家に引き取られていったことが原形になっている。劇では、そのカタルシスが解放されている。当時、かれはそんな奇蹟を期待していたのかも知れない。
 この作品は市立田浦中学校で家本君の演出で初演した。残念ながら、ぼくはこの上演だけ見ていない。勧善懲悪演劇になっていないところが、いかにも家本君らしい。

「教室へ来た人」

 いじめ問題という現代をテーマにした作品である。 女子しか出演しないところが特徴である。演劇部は女子が圧倒的に多い。そういう事情を勘案して、この作品が生まれた。
 ブルーストーリーの「夜の訪問者」を翻案した作品である。市内の河童座が上演し、かれといっしょに見に行った。帰りに、笹屋というコーヒーのうまい店で、話し合ううち、この構想が浮かんだようである。
 教室劇に仕立てられ、実際の教室で上演された。山本恵子とはだれか謎であるが「神の代理人」「良心」とでもいうのだろう。
 この作品は、市立不入斗中学校の文化祭で、2年生の有志が長谷川豊先生の演出によって初演された。ぼくも同じ学校にいたので、固唾をのんで見守っていた。途中、大雨になったが、最後まで緊張はとぎれることはなかった。上演は大成功だった。

「天狗の嫁っ子」

 民話劇である。大峯山は架空の地名のようである。
 かれはこの作品が好きで、文化祭には殿様・権助・天狗は教師、娘だけ女生徒を採用して演じた。初演は、市立田浦中学校の文化祭で、田浦公民館で上演した。案内があって見にいった。初演の配役は、殿様が清水昭司、権助は長谷川豊、天狗は千葉格衛の先生方で、お光は後に歌手となった山崎こと高石かつ枝であった。
 その後、この作品は市立不入斗中学校でも上演されている。文化祭当日、前の「教室へ来た人」の後、上演された。 当時、中学校に、米軍人と日本婦人の間に生まれた混血児が入学してきた。「肌が白い」「黒い」「鼻が高い」だから混血児だという偏見と差別があった。この劇は、楽しい民話劇で、たわいのない話に見えるが、そういう異形のものへの愛を描いていた。

「涙池」

 大作である。70年代、市立田浦中学校の演劇部が上演した。記録が残っていないようなので、詳しいことはわからないが、歴史に残る大作であった。歌の作曲を頼まれたので、作曲しやすいように、歌詞には大いに手を加えさせてもらった。歌のある劇は、ぼくらの理想だった。 
 ここでは徹底して代官や長者を戯画化している。そして日本民話のトリックスターである寝太郎を主人公に、民衆の反乱と抵抗を描いている。というと、いかにもメッセージの強そうな劇に感じるが、それらの主張はすべて背景に溶け込んでいる。
 寝太郎・三助・番頭の人物像は類型ではあるが、頭振りのおもしろさや幕中と幕前を交互に使うスピーディーな展開、なによりも、すじ書きのおもしろさにつられて、つい笑いながら見とれてしまった。

 こうして、かれの脚本をまとめて読むと、底辺への愛と楽天的な人生観、そして、ユーモアと謎と、プロットのおもしさに魅せられる。

 これらの作品は、これから、なかなか上演する機会には恵まれないだろうが、60から70年代にかけて、どのような学校劇が上演されたのか、その歴史を物語る証人として読みつがれ、かつ、これらの作品をヒントに、教師自身が脚本を書きあげ、上演し、熱いドラマのある学校がつくられることを願うものである。   



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