・Tigers in the Mist(GMT)
エリアシステムで、1944年12月のアルデンヌ攻勢を再現するGMTの新作です。
ルールは簡単で作戦に集中できるのが特色。エリア式のため、地形効果は河川
のみ、道路のつながっていない隣接エリアへは移動できません。移動力消費も
1級道路と2級道路、ユニットが存在するエリアへの進入と退出、渡河に追加
移動力が必要になるだけです。戦闘はステップ数だけサイコロを振り、兵科ご
とに決められた命中値以下で相手に1ステップロスを与えるという簡単なもの。
兵科ごとといっても装甲と歩兵と砲兵しかありません。ただし攻撃の優先順位
が砲兵→工兵→装甲→機械化→自動車化→徒歩とつけられていて、そこはかと
なく雰囲気を出しています。戦闘修正は塹壕と補給、渡河攻撃、諸兵連合だけ。
諸兵連合はプラス修正ではなく、砲兵、歩兵、装甲が3つ揃ってない攻撃に対
して、防御側の命中率が増すというもの。砲兵が耕していない陣地へ突撃した
り、歩兵の援護なく戦車が前進すると損害が増えるということのようです。勝
利条件はドイツ軍の重要拠点の占領とミューズ河への突破で、史実どおりの結
果ではドイツ軍の敗北となります。
このゲームの欠点はコンポーネントで、雰囲気を出すために描かれた森林や町
などの地形が、ルール上効果がないにもかかわらず、重要なエリアの境界線や
道路の連結をわかりにくくしていることです。このため、自軍の移動には細心
の注意と集中力が要求され、かなり体力を消耗します。もっともこの難解さと
ミスの起こりやすさも、混乱した戦場の再現には一役買っているのかもしれま
せん。当日のプレイではドイツ軍がミューズ河に殺到。連合軍としては悔しい
プレイでした。またプレイしたいゲームのひとつです。
・1918(コマンド日本版)
シンプルなルールで第1次世界大戦におけるルーデンドルフの攻勢作戦を再現
するゲーム。ドイツ軍は構成主軸を英軍戦線に設定し、ダンケルクを目指しま
したが、あと一歩というところで頓挫し、防御に転換。ポイントでかろうじて
勝利していました。
・Leningrad(SPI/Dicision)
バルバロッサ作戦における北方軍集団の進撃を扱った手ごろなゲーム。Dicision
では地形が複雑になり、赤軍の逆襲が1ターン遅らされていました。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
IMMELMANN定番の、第2次世界大戦における大西洋の通商破壊線を扱ったカー
ドゲーム。最近みなさんプレーに慣れてきて、「宿命」カードの組み合わせを
だいぶ憶えてきました。今回はビスマルク&ティルピッツ同時出撃vsキングジ
ョージ5世(ティルピッツが、功績ひとりじめを狙ったビスマルク・プレーヤ
ーの嵐で帰還、しかしビスマルクはあえなく撃沈!)をはじめ、主力艦の轟沈
が頻発するハデな展開になりました。
・GUERILLA(Avalonhill)
中南米の内戦を扱ったカードゲーム。今回は3人プレーに加え、1人が初めて
だっただったためか一方的な展開でした。
当日はそのほか以下のゲームがプレイされていました。
・ミルボーン
・ファンタスミ
・LOST VICTORY(GMT)
1943年2月の東部戦線における第三次ハリコフ戦を再現するゲーム。濃密なル
ールは今回もプレーヤーを諸氏を悩ませ、序盤数ターンでの赤軍投了となって
いたようです。
・仁川上陸作戦(コマンド日本版)
シンプルなルールで朝鮮戦争におけるマッカーサーの上陸作戦を再現するコン
パクトなゲーム。北朝鮮プレーヤーは米軍の艦砲射撃に驚いていました。
・機動部隊42(Game Journal)
太平洋戦争におけるガダルカナル周辺の海空戦を日米2名ずつのチームにわか
れてプレーするカードゲーム。Up Front、Modern Naval Battles、コントラク
ト・ブリッジなど、既成のシステムのいいところを感じさせるルールが印象的
でした。
・HEXAGONY(Avalonhill)
三角のマス目で区切られた六角形のボードで繰り広げられる戦いを、抽象的な
システムで表現したシンプルなボードゲーム。戦略と交渉がメインなのですが、
移動や戦闘、補給の獲得といった要素がサイコロで決まるため、運により、ゲ
ームバランスが崩れ、それをどう外交で補うかというところが問われます。古
いですが、よくできたゲームだという印象を受けました。
・Stock Market GURU(Avalonhill)
IMMELMANN定番の株式投資ゲーム。今回は余った時間でプレーされたので、通常
の10ターン終了時まで行えず、6ターン終了時での生産となりました。今回は、
倒産寸前の銘柄に対する「空売り」と「見こみ買い」の結果が明暗を分けたゲー
ムになり、トップは株価に関わらず1銘柄を買いつづけたプレイヤー、2位は債
券で元手を作って、終盤ブルーチップにそれを投入し、成功しました。「油で勝
つものが勝ち、負けるものが負ける」といった仕手株でのバクチ重視に、新たな
バリエーションが加えられつつあるようです。
・GUERILLA(Avalonhill)
中南米の内戦を扱ったカードゲーム。プレイヤーは政府軍と反乱軍両軍を展開し、
自らの勝利ポイントを獲得しつつ、自身の所属する陣営を勝利に導きます。だれ
がどの陣営に属するかは他のプレイヤーには秘密なので、プレイヤーの軍の展開
から、それを推理することになります。ゲーム終盤にプレイヤーの属性が入れ替
わるイベントがあるので、あまりあからさまなプレイスタイルでは勝利できませ
ん。さまざまなギミックが盛り込まれた楽しいゲームです。
当日はそのほか以下のゲームがプレイされていました。
・En Garde(ABACUS SPIELE)
・CAESAR & CLEOPATRA(KOSMOS)
・Die Siedler Von Catan(KOSMOS)
・Chess
・Lost Victory(GMT)
1943年2月の東部戦線。スターリングラードの敗北により、ボルガ河からドン
河、そしてドネツ河へと退却してきたドイツ軍が、ハリコフで追ってきた赤軍
を罠にはめて一矢を報い、イニシアティブを取り戻したのが、第三次ハリコフ
戦、または「星作戦」です。これはかなり濃密なルールでその全貌を再現する
ゲームで、マップは1枚ユニット400個ですが、この日の例会では序盤の数タ
ーンしか進んでいなかったようです。
・'BURGE'(SPI)
小柄ながら、絶妙のゲームバランスとスパイスの効いたルールで、バルジの傑
作と評判の、1944年のアルデンヌ攻勢を扱ったゲームです。今回は、例会に初
めて見えられた「みやなが」さんがドイツ軍を2回担当してプレイ。シンプル
ながら難しいこのゲームを楽しんでおられました。
・Lion of Ethiopia(XTR/コマンド日本版)
コマンド日本版26号の付録で、WW2以前のエチオピアに対するイタリアの侵攻
を扱ったゲームです。先月と同じメンツでの対戦。イタリア軍は航空力にもの
をいわせて、「盾と槍のマーク」のエティオピア軍を蹂躙していたようです。
Bloody October(コマンド日本版)
1942〜43年のガダルカナル戦。そのなかで10月の第2師団による攻撃を、兵員
や装備、物資の輸送から試みる異色作。陸での戦いを制するのは、ガダルカナ
ル島周辺の航空および海上優勢です。今回は第3ターンから11ターンまで、序
盤えんえんと天候が悪く、日本軍は輸送をやりほうだい。結局、陸上では日本
軍に海兵隊は圧倒され、ヘンダーソン飛行場には日章旗がはためきました。ル
ールの曖昧な点や、不備が散見されるのが惜しいゲームです。
・Victory in Normandy(XTR/コマンド日本版)
チェスのように、互いのスタックを1つずつ動かしていく異色ノルマンディー
キャンペーン。これもIMMELMANNでは根強い人気があります。どんどんターンが
進むので、見ていて気持ちいいゲームです。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
WW2の大西洋における通商破壊戦を扱った、IMMELMANN定番のカードゲーム。
みんなだんだんこのゲームが上手になってきています。でもはやり4人だと
1人勝ちになりやすいようなニュアンスもあります。やっぱり5人が最適か。
・Air Bridge to Victory(GMT)
WW2にヨーロッパ戦線で9月に行われた、アルンヘムへの降下作戦である「マ
ーケットガーデン作戦」を扱ったゲームです。凝ったゲーム造りが定評のGMT
にしてはめずらしく展開がダイナミックで、緻密なシステムのHell's Highway
(VG)とは対照的です。ゲームは連合軍がナイメーヘンを確保したものの、ア
ルンヘムでは橋にたどり着けず、30軍団の戦車の損害が多いのと、フラーフェ
の橋を爆破されたことで、苦戦していました。
・'BURGE'(SPI)
小柄ながら、絶妙のゲームバランスとスパイスの効いたルールで、バルジの傑
作と評判の、1944年のアルデンヌ攻勢を扱ったゲームです。今回は、序盤ドイ
ツ軍が、連合軍のダイスの目の悪さにも助けられ、順調に進撃していました。
連合軍は戦線を維持するのが精一杯の戦力にまで消耗してしまったのですが、
中盤以降増援で登場した米軍機甲師団がSS戦車部隊を次々に撃破、ついに12タ
ーンで連合軍のサドンデス勝利となりました。プレイ時間は5時間! 当初、
「1時間でプレイ可能」ということで始めたはずだったのですが、思わぬ濃い
ゲームになりました。
・Lion of Ethiopia(XTR/コマンド日本版)
コマンド日本版26号の付録で、WW2以前のエチオピアに対するイタリアの侵攻
を扱ったゲームです。なかなかの好ゲームと評判でした。ほとんどゲリラのよ
うなエチオピア軍に対し、ガンバって近代兵器を動員したイタリア軍が襲いか
かります。3人プレイシナリオもあり、その場合はイタリア軍の2つの方面隊
を率いるグラツィアーニとバドリオ両将軍が、互いに功名争いをすることにな
るようです。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
WW2の大西洋における通商破壊戦を扱った、IMMELMANN定番のカードゲーム。
今回もビスマルクとティルピッツが大活躍、および大撃沈で大騒ぎ。相変わら
ず盛り上がっています。今月は2回戦行われ、1回目は4名、2回目は5名が
参加しました。5名だと、そのラウンドの勝敗が最後のプレイヤーの決断次第
となることが多く、白熱します。また、ボーナスカードが重要になってきまし
て、みなさん、強烈なコンボを炸裂させておりました。
Acquire(Avalonhill)
ホテル業界の株主となり、持っている銘柄を合併させて資金を増やし、最終的
に巨大ホテルチェーンのオーナーとなるビジネスゲーム。高度なゲームの流れ
に対する読みと、他のプレイヤーの狙いを推理する洞察力、そして運が、勝利
には必要です。これがなければ勝てないというゲームでもありませんが。
当日はそのほか以下のゲームがプレイされていました。
・Die Siedler Von Catan(Kosmos)
・Battle for Germany(SPI/DG)
第2次世界大戦末期のヨーロッパ戦線を舞台にした手軽なゲーム。西側連合軍
が東部戦線のドイツ軍を、赤軍プレイヤーが西部戦線のドイツ軍を担当し、互
いに相手の進撃を阻止するという斬新なプレイヤー配分の異色作。今回は東西
ドイツ軍を1人のプレイヤーが担当する3人ゲームが行われました。
プレイ結果は、序盤で東部戦線北部のドイツ軍が包囲や相互損害などの戦闘結
果によって弱体化し、結局そのままベルリンまで押しきられてしまいました。
西部戦線の西側連合軍は、正面のドイツ軍が強力なため、最初やや消極的な作
戦を展開し、後悔していました。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
WW2の大西洋における通商破壊戦を扱った、IMMELMANN定番のカードゲーム。
前回はビスマルクとティルピッツが大活躍しましたが、今回はティルピッツが
再びピンゾロ。伝説は生きていました。しかし、総じて今回も水上艦船が活躍
していました。それと、ヴィクトリアスを始めとする航空戦力(特に護衛空母)
の活躍が目立っていました。
・1870(MFG)
アヴァロンヒルなど、各社から発売されている一連の鉄道ゲームのひとつで、
プレイヤーもだいぶこのシステムになれてきて、ゲームがスピーディになって
きました。今回は時間切れで、5番の機関車までしか購入されませんでしたが、
マップが広く、タイルがたくさん使えるため、プレイはやりやすそうでした
・Formule De(Euro Games)
モータースポーツの最高峰F1をテーマにしたボードゲーム。1速から6速ま
で、使用しているギアによって異なるサイコロを使用する、雰囲気たっぷりの
すごろくゲームです。今回は基本セットのもうひとつのコース、モナコGPが行
われました。
なにしろコーナーの多いこのコース。序盤から接触が相次ぎ、リタイア続出。
完走3台というサバイバルレースになりました。「市街地では装甲が重要だな」
とかいう、とてもレースゲームとは思えない感想が印象的でした。
・ヒトラー帝国の盛衰(コマンド日本版)
第2次世界大戦のヨーロッパ全域を扱った戦略ゲーム。手軽にプレイできる反
面、展開が大味だという不満も出ていました。連合軍の戦略爆撃が強力すぎる
という批判に対し、コマンド27号にて「戦略爆撃の損害は1ユニットにつき1
ポイントとする」という選択ルールが掲載されました。
Turning the Tables(Moments in History)
1942年春の東部戦線、ハリコフ近辺における赤軍の攻勢とドイツ軍の反撃を扱
ったゲーム。1ユニットはドイツ軍が連隊、赤軍が師団程度。両軍の戦術的能
力の違いを表すチットがゲームを盛り上げます。コンセプトを適度にディフォ
ルメして簡潔なルールにまとめている好ゲームだといえそうです。
・日露戦争(EPOCH)
エポック者が1981年に発売した日露戦争全体を扱った戦略ゲーム。
簡単なルールで、ダイナミックな戦略と機動が楽しめる好ゲームと、高い評価
を得ています。プレイ時間が短いのも人気の秘密でしょうか。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
WW2の大西洋における通商破壊戦を扱った、IMMELMANN定番のカードゲーム。
今回はビスマルクとティルピッツが大活躍。といっても他のプレイヤーが恐れ
て、両戦艦に対抗しなかったため、優々と輸送船団に襲いかかることができた
のですが。一方の連合軍側ではデューク・オブ・ヨークが史実どおりシャルン
ホルストを撃沈。今回は水上艦船が活躍したゲームになりました。
・1830(Avalonhill)
メイフェアなど、各社から発売されている一連の鉄道ゲームのひとつで、アメ
リカ東部における鉄道会社の経営と乗っ取りを扱った作品です。
前回の反省を活かし、簡約和文ルールを作成してのプレイ。順調に路線を伸ば
すチェサピーク鉄道とペンシルベニア鉄道に対し、カナディアン・パシフィッ
ク、両ニューヨーク鉄道はゆっくりとした進歩。ボルチモア&オハイオはディ
ーゼルが使用可能になるまで運行を開始できませんでしたが、証券の額面を100
ドルにしていたため、カナディアン・パシフィックから1ドルで購入した機関
車を即座にディーゼルに交換、茶色のタイルを縦横無尽に闊歩し、後半巻き返
し、ペンシルベニアと熾烈な競争に入りました。今回は各鉄道会社の社長がシ
ェアの過半数を持っていたので、株の争いは起こりにくく、駅マーカーの配置
を競う展開になりました。
・Stock Market Guru(3M/AH)
ミネソタ・マイニング&マニュファクチュアリング社(何屋さんですか?)が
デザインし、Avalonhillが買収したStocks&Bondsというゲームの改訂版。
このゲームは今月も行われました。このゲームを定番にしているのはわがクラ
ブだけかもしれませんが、いわゆる最近流行のドイツ系ボードゲームよりも、
IMMELMANNではこの手のビジネスゲームのほうが人気が高いようです。
・Formula De(Euro Games)
モータースポーツの最高峰F1をテーマにしたボードゲーム。1速から6速ま
で、使用しているギアによって異なるサイコロを使用する、雰囲気たっぷりの
すごろくゲームです。マシンへのダメージやスピン、タイヤの消耗、ピットイ
ン、接触、スリップストリームといったレースの要素をシンプルに、うまくシ
ステム化し、なおかつゲームとしての戦略性を損なわないデザインにまとめて
いる点が評価されていました。このゲーム、今後年間チャンピオンシップを開
催するという提案もされています。となると、今回のレースはプレシーズン・
ゲームといったところでしょうか。
・Victory in Nomandy(XTR/国際通信社)
6月6日ということでプレイされていた、ノルマンディーの戦いをユニークなシ
ステムで再現したゲームです。1ユニットは1個師団あるいは軍団砲兵。マッ
プは、ノルマンディーの海岸線からブルターニュ半島、そしてパリまでを含ん
でいます。同一へクスでの射撃戦システムを用いていて、一方の1スタックが
移動および戦闘を行うと1ターンが経過します。小粒ながら、対戦ゲームとし
ての緊張感が高く、なおかつウォーゲームとしてのポイントも押さえている作
品だと思います。
・Atlantic Storm(Avalonhill)
WW2の大西洋における通商破壊戦を扱った、IMMELMANN定番のカードゲーム。
このゲーム、最近では他のゲームの合間の時間調整に頻繁に利用されるように
なりました。ゲーム中最強の水上戦闘力を誇る戦艦ビスマルクは、肝心のサイ
の目が低くて(2d6で2と4という実績)活躍できないというジンクスが生まれ
つつあります。
・1830(Avalonhill)
メイフェアなど、各社から発売されている一連の鉄道ゲームのひとつで、アメ
リカ東部における鉄道会社の経営と乗っ取りを扱った作品です。
今回は参加者の多くが初めてのプレイだったので、ルールや戦略の初歩的な間
違いが多く、混乱したゲームになりました。しかし、限られた種類のレールが
取り合いになるなど、なかなか白熱すると高い評価を与えられていました。
・Stock Market Guru(3M/AH)
ミネソタ・マイニング&マニュファクチュアリング社(何屋さんですか?)が
デザインし、Avalonhillが買収したStocks&Bondsというゲームの改訂版。10
年間にわたる期間の間、5000ドルの元手を10銘柄の証券あるいは債券に投資し
て業績を競うゲーム。資本金の少なさ、プレイヤーの売買が株価に影響を与え
ないシステムなど、個人投資家の戦略をシミュレートした作品です。プレイヤ
ー間の足の引っ張り合いもほとんどできないので、純粋に「誰がもっともうま
く投資したか」を競いあうゲームだといえるでしょう。IMMELMANNでは少しず
つ人気が高まっています。
付記
先月のCOBRAのルールに関する疑問ですが、原因が誤訳にあることが判明しま
した。お騒がせしました。
・COBRA(SPI/TSR)
かつてSPIから出版されていた、1944年7月下旬のサンローの突破およびグッド
ウッド作戦から、8月下旬のファレーズの包囲までを扱ったノルマンディ戦線全
域をプレイするゲームです。フルマップ1枚にユニットは200という手ごろなサ
イズで、加えてルールがシンプルでプレイしやすいという傑作ゲームです。
この日はD-DAYからプレイするエクスパンションに挑戦。
ただ上陸ルールで、「上陸戦闘で2ステップ以上を失った海岸は、サイコロを
ひとつ振って6以外の目で放棄される」というのが「確率が高すぎる」という
ことになり、「6が出たら放棄」に変更しました。
エクスパンションをプレイされたかた、このルールに関して情報をお持ちでし
たら、お知らせ頂けると幸いです。
当日はそのほか以下のゲームがプレイされていました。
・Stock Market Game(AH)
・Stock Market Guru(3M/AH)
・En Garde
・ニエット
・ジンラミー
・6ニムト
・チェス
・the Russian Campain(AH)
1941年6月22日に始まった、ナチスドイツのソ連侵攻から、ドイツ降伏までの
4年間にわたる独ソ戦全期間を扱った、軍団、軍規模のゲーム。簡単なシステ
ムとダイナミックな展開で高い評価を得ています。発表は1976年。
この日はドイツ軍プレイヤーが、このゲームを未経験だったためか、第1ター
ンの突破に失敗。しかし、1941年の9/10月、11/12月、そして1942年の3/4月タ
ーンターンも好天というドイツ軍日和。この結果、中央軍集団はモスクワ近郊
まで接近し、赤軍は1942年の春にリガ、モスクワ、ツーラ、クルスク、キエフ、
ドニエプルペトロフスクのラインで防御を固め、増援の親衛軍を薄くなったド
ニエプル川の後に集中します。そしてリガ近辺で突出した装甲軍団2個を包囲
殲滅、ドイツ軍がその穴を埋めたところで、今度は南から総攻撃。秋に泥濘と
なるまで進撃し、キエフを解放。ドイツ軍はブーク川のラインまで総退却しま
した。ゲームはここで時間切れ終了。ドイツ軍は序盤にリガとオデッサを陥し
そこね、苦しい展開を強いられてしまいました。
ドイツ軍プレイヤーは終了後、「モスクワ前面の部隊をさっさと引き抜けばよ
かった」とつぶやいていました。ヒトラーの死守命令は、いまだに亡霊となっ
て我々に襲いかかることがあるようです
・Victory in Normandy(XTR/国際通信社)
D-DAYから8月のドイツ軍戦線の崩壊までを扱ったゲーム。ユニットは師団級で
毎ターン、交互に1スタックずつ移動させるというユニークなシステム。
この日も、また白熱した展開になっていたようですが、先月連合軍をプレイし
プレイヤーは、今度はドイツ軍を担当し、再び悪いダイスの目を固めて出すと
いう得意技を披露。周囲を和ませていました。
・バルジ大作戦(エポック/国際通信社)
手軽にプレイできるアルデンヌ攻勢として好評のこのゲーム。今月はドイツ軍
が突破に成功し、勝利を収めていたようです。
・The Rise of the Luftwaffe(GMT)
第二次世界大戦を舞台にした空戦カードゲーム。この日は初めてのプレイヤー
同士で、ルールの基本を学ぼうと、ウィングマンなしの単機決戦を何度かプレ
イしていたようです。
そのほか、当日は以下のゲームがプレイされていました
・En Garde
・Afrika Korps(AH)
1941年4月〜1942年11月まで、ロンメル戦車軍とイギリス第8軍の間で戦われた
北アフリカでの作戦を扱った同テーマの元祖。1964年に発表されました。
少ないユニットで砂漠を縦横無尽に駆け巡るアフリカ軍団と、ユニット数は多
いが、あまり柔軟に攻撃行動をとれないイギリス軍という両軍の差や、砂漠で
の補給、地中海の輸送問題など、北アフリカ戦のベーシックな要素が詰まった
好ゲームです。
当日はトブルクが最初の強襲で陥落し、それ以降イギリス軍がアラメインで防
御ラインを構築、戦いは膠着し、引き分けになりました。
ドイツ軍は、トブルク陥落以前に、エジプト進撃の足がかりをつかんでおいた
ほうが、イギリス軍は常にドイツ軍の背後を脅かす配置を心がける必要がある
ように感じます。
・Victory in Normandy(国際通信社)
D-DAYから8月のドイツ軍戦線の崩壊までを扱ったゲーム。ユニットは師団級で
毎ターン、交互に1スタックずつ移動させるというユニークなシステム。
この日は、なかなか白熱した展開になっていたようですが、サンローとカーン
の間で、イギリス軍1個軍団が武装SSに壊滅させられたときの、連合軍プレイヤ
ーの悲鳴が印象的でした。
・Atrantic Storm(AH)
第二次世界対戦における大西洋の通商破壊戦を扱ったカードゲーム。英独の戦
艦から、航空機や潜水艦、果ては音響魚雷やデーニッツ提督まで登場する、雰
囲気たっぷりのゲームです。ゲームの展開は単純ですが、海軍好きにはたまら
ないカードと、何度もプレイしていると、いろいろお勉強になるのが好評。
・Titan the Arena(AH)
8体の怪獣が繰り広げるバトルロイヤル。その勝者を予想しつつ、カードを駆使
して、自分が応援するモンスターを勝利に導くことを目的としたカードゲーム。
シンプルなルールの割に奥が深く、なかなかの評判です。
そのほか当日は以下のゲームがプレイされていました。
・カタンの開拓者たち(KOSMOS/イエローサブマリン)
・ボナンザ
・Up Front(AH)
第2次世界大戦における歩兵分隊同士の戦闘を扱ったカードゲーム。部隊カー
ドは兵士1人を表します。卓上にその部隊カードを並べて隊形をつくり、手札
となるアクションカードを使って移動や射撃を行います。
この日は2組のプレイヤーがそれぞれ、米軍vs独軍のパトロールシナリオをプ
レイしていました。
・砂漠の狐(EPOCH)
第2次世界大戦中の北アフリカで1941年11月に行われた、
英第8軍と独アフリカ装甲集団の戦い、いわゆるクルセーダー作戦を扱ったゲ
ーム。両軍とも盤上に用意された部隊ボックスに自軍ユニットを置き、マップ
上をダミーマーカーが移動することで「戦場の霧」を再現するシステム。
この日は独軍プレイヤーが初挑戦だったので、英軍プレイヤーが基本的な戦術
や部隊の運用テクニックなどをアドバイスしていました。
・Ring of Fire(MIH)
第2次世界大戦における1943年8月に、ロシアの都市ハリコフをめぐって行われ
た独ソの戦いを扱ったゲームです。簡単なルールでドイツ軍の機動防御を再現
した、手軽に楽しめる作品です。
この日は独軍プレイヤーが初挑戦。予備の使い方や両軍の戦力評価に経験不足
が出て、赤軍の大突破を許してしまいました。ゲーム終了時、ハリコフ以西に
は独軍は装甲師団しかいませんでした。両プレイヤーとも、またプレイしたい
と感想を述べていました。
・Patton's 3rd Army(SPI)
第2次世界大戦における1944年11月に行われた、独仏国境付近の街メッツを巡
る米独の戦闘を扱ったゲームです。両軍部隊の戦闘力がチットになっていて、
実際に戦闘を行うまでは、その能力がわからないというシステム。
この日は第1ターンに南部の第12軍団戦区で、いきなり最初の戦闘解決が6のゾ
ロ目。米軍大突破が始まるかと思われました。ところが米軍プレイヤーが第1
ターンは自動的に曇りというルールを忘れて大々的に空軍を出撃させたほか、
第1ターンには移動できないユニットを動かすなど、ルール違反を連発。ゲー
ムはルール違反に気づいた最初のターンが終了した時点で中止され、第1ター
ンはパットン将軍が見た夢だったということにされました。
#パットン将軍の戦車軍団はドイツ軍戦線を突破した。空から死を呼ぶ戦闘爆
#撃機が舞い降り、米軍の鋼鉄の馬は不潔なナチスどもの「ジークフリート要
#塞」を打ち砕いて、ドイツ本国へとなだれ込んでいったのだ。
#だが、パットンの進撃をジャマするものがいた。彼の副官が将軍の肩をゆさ
#ぶっている。ハッと気がついたパットンに副官は言った。
#「将軍、雨です」
再戦希望
・フランス電撃戦(GJ)
1940年の独軍によるベネルクス3国及びフランスへの電撃作戦を扱ったゲーム
状況設定カードによるドイツ軍戦略の選択が、連合軍プレイヤーにわからない
ことで、当時の連合軍に与えたショックを再現しようというシステム。
連合軍プレイヤーは今回初対戦。最初のドイツ軍の移動で案の定惑わされて、
ベルギーへ進出した後でアルデンヌを突破されるという史実どおりの展開にな
りました。連合軍は移動力が低く、移動できる部隊数もドイツ軍の半分程度な
ので、移動を間違えると取り返しがつかないということを思い知らされていま
した。
そのほか当日は、以下のゲームがプレイされました。
・Bulge(SPI/HJ)
ここのところ毎月プレイされています。隠れた名作!?
・シニア・サービス(????????)
申し訳ありませんが、ノーコメントです。
・We the People(AH)
ポイントトゥポイントシステムとカードによるゲーム進行が特徴的な、
アメリカ独立戦争を扱ったゲームです。今回のプレイでは、英軍が第1ターンに、
「米軍が作戦カードでPCマーカーを置けなくなる」というイベントカードをプレイ。
ジョージには苦しい展開が予想されましたが、英軍指揮官がなかなか南へ降りてこず、
仏軍を含む米軍指揮官が次々にジョージアからペンシルベニアへと至る地域の
英軍PCマーカーを孤立させ、結局1783年までの長丁場を制し、勝利しました。
両プレイヤーともこれが初めてのプレイで、いろいろ学ぶところがあったようです。
・Here Come the Rebels!(AH)
アバロンヒルの南北戦争を扱った作戦級シリーズの第2作。
当日はシナリオ2をプレイ。
このシナリオはアンティータムの前哨戦とも言うべき戦いで、
北軍にとって重要なポトマック川の渡河点であり、かつ集積所でもある
ハーパーズ・フェリーを目指すジャクソンの部隊と、ジャクソンとリーを分断しようとする
マクレランの前衛部隊、フランクリン率いる第6軍団のレースともいうべき作戦を扱っています。
史実では、フランクリンをハーパーズ・フェリーへ行かせないために、
南軍はサウスマウンテンに陣を張り、北軍を待ちうけました。
しかし、やはりこのゲームが初めての南軍プレイヤーは、小部隊による遅滞戦術を試みます。
が、この作戦は北軍の戦力を甘く見すぎたものでした。総勢30戦力を誇る第6軍団は
これらの南軍を各個撃破し、ハーパーズ・フェリーを包囲できなかった
ジャクソンの失敗とあいまって、北軍勝利となりました。
・独ソ電撃戦(EPOCH)
エポック初のウォーゲーム。1941年のバルバロッサ作戦における、
中央軍集団の1週間を扱ったゲームで、1ターン1日、1ユニットは1個師団です。
時間がなくて最後までプレイできませんでしたが、プレイ後にアントライド
の赤軍ユニットをめくってみると、戦力の大きいユニットのほとんどがゴロド
ノからヴィルナへ至る北方に集中し、南方にはほとんど強力な部隊がいません
でした。続けていれば、微妙な展開になったようです。
・Operation Winter Storm(アドテクノス)
1942年11月からのスターリングラードでの赤軍による反攻を扱ったゲーム。
ドイツ軍がスターリングラードを早期に放棄したため、ロストフ方面での大突
破が発生。赤軍が勝利したようです。
そのほか当日は、以下のゲームがプレイされました。
・Bulge(SPI/HJ)
・Freedom in the Galaxy(SPI/AH)
・Acquire(AH)
・カタンの開拓者たち(KOSMOS/イエローサブマリン)