僕が“いたち”になった日(ペンネームの由来)
草深いたちは、平成10年4月22日千葉法務局に登記された商号です
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「草深(そうふけ)いたち」これが僕のペンネーム&愛称だ。
プライベートでは、本名より「いたち」の方が自然です。
僕の住んでいる千葉県印西(いんざい)市周辺には、沢山の生き物達がいる。
車で5分も行けば、田圃や小川がある。
密かに「ベース」と呼んでいるところだ。
そこで、僕はおたまじゃくしや手長エビやザリガニ、そしてタナゴ、タニシ、ドブ貝、どじょうなどを網で追う。
長靴を履いて、川にばしゃばしゃと入って網を振るう。
僕の膝小僧が痒くなる“瞬間”だ。
こんなこともあったんだ。ずっとずっと昔、<僕は何よりも僕をしていた>
部屋の水槽に、そこで採取したタナゴが熱帯魚に混じって元気に泳いでいる。
自然に生息している動植物を、限られたスペースの中で飼育するのは人間のエゴかも知れない。
こういった行為の延長線に、環境や生態系の破壊、野生動物の絶滅などが見え隠れするのも否定しない。
ここ数年、川で釣りをすると昔じゃ見かけなかった、魚ばかりが釣れる。
ブラックバス、ブルーギルに代表される。いわゆる外来種である。
反面、鮒やクチボソといった、どこの川にもいた魚をみるのが困難になっている。
ザリガニと今呼んでいるのはアメリカザリガニだ。
そしてウチダザリガミという鋏の大きな種類が最近、人気を集めているが、どちらも外来種である。
“ニホンザリガニ”を最近見た。国道沿いのペットショップだ。
アメリカザリガニに比べて体も鋏も小さく、清流にしか生息しないニホンザリガニ。
今、日本では北海道などの一部にしか見られないという。
値札の付いたニホンザリガニは水槽の隅でじっとしていた。その顔は何かに脅え、泣いているようだった。
僕が暮らしている、千葉ニュータウンという所は公団が開発したベッドタウンだ。
草深≠ニいう名の地は、以前は木が生い茂っていた、いわゆる雑木林である。
鼬(いたち)や狸を始め、多種多様な動物達が住んでいた。
そこに、ある時を境にブルドーザーが入り、木を切り倒し、動物達の住処を根こそぎ奪った。『開発』という僕たちの側の論理に、先住の彼らはゆき場を失い、姿を消していった。
僕の団地は昔雑木林だった。「鼬」が暮らす生活があった。
その雑木林と鼬を失った大地のコンクリートの上に、僕は住んでいる。
これからは、僕が鼬になる。
ここ「草深」(そうふけ)の鼬。
その日から、僕は「草深いたち」になった。
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補足
・「草深」という地名は、以前は「惣深」と書かれており、一六七六に幕府により書き換えられたと『草深志』に記されている。
・商号:商人が商売用として使う名前。屋号。
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いたちは平成12年3月20日 東京都中野区に住居を移しました
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