12月21日坂田明ファンの集いのご報告 投稿者:ヨシダミズヒコ 投稿日:12月23日(月)15時33分49秒
今回の坂田明さんファンの集い(仮称)は,JCメモリアルバンドとの競演という興
味深いものになった。JCメモリアルバンドの「JC」とはジョン・コルトレーンの
ことだが,表記上実名を使用できないことになっている。リーダーはわれらが岩手
ジャズ愛好会会長の黒江俊さん。会長のサックスの音はコルトレーンそのもの。普段
の飄々とした語り口や風貌(?)とは打って変わって,サックスを持たせたらコルト
レーンの権化となったかのよう。この夜は,JCメモリアルバンドにより,黒江会長
のオリジナル「トリビュート to トレーン」他2曲が演奏された。あえて曲名はいわ
ないが,2曲目のバラードも3曲目もやはりコルトレーンが乗り移ったかのよう。そ
れもそのはず後ろに坂田明さんが控えて見つめているのだから。ピアノの鈴木牧子さ
んも黒江会長に乗り移った黄金のカルテットのピアニストに成りきり,JCメモリア
ルだけでも異様な興奮に包まれた。
そこに御大が登場となり,マイクパフォーマンスも少な目に御大のオリジナルがJC
メモリアルバンドとの競演用にアレンジされて,さらに激しい演奏が繰り広げられ
た。黒江会長の真剣な姿は画像からも伝わると思う。まさに一世一代の渾身のプレイ
だった。これに呼応した鈴木牧子,下田耕平,戸塚孝徳の各氏も最高の演奏だった。
個人的な感想として,昔の坂田明は聴くのに体力と忍耐力が要ったと思う。しかし今
の坂田さんは,こちらの耳が慣れたのか坂田さんが丸くなったのか,音は多くても全
部の音でのスイング感がもろに伝わってくる。そこにきて,バラード for たこ(タ
コ八郎に捧ぐ)のような美しいバラードが入り,グッときてしまう。そしてMCで笑
いを取るというエンタテイナーぶりに時間がアッと言う間に過ぎてしまった。
会場での打上げでも2次会でも,自ら席を移動して他のグループの輪に加わるサービ
ス精神も旺盛な人だった。「ミュージシャンは,言いたいことがあるヤツがなるんだ
よ」と熱く語っていた。次の例会が今から待ち遠しい。
始めにJCMバンドで3曲。今日は特に力がこもっていた。
いよいよ坂田明さんとJCMバンドとの共演が実現!
カメラを構えていたら目が合ってしまった。こちらを指さす坂田さん(画像UPは承認済み)
マイクパフォーマンスから歌唱指導まで。
クイーンのマスター親子も来ました。
圧巻だった2人での掛け合い。
記念撮影。反対側も撮影者でいっぱい。
2次会。原口さんと話が弾む坂田さん。