セミ猟とセミ料理
アブラゼミ猟実写(猟場:東京都狛江市岩戸遊歩道)


セミのゴム銃猟は夏の風物詩として、古くから庶民に親しまれてきた。簡素な身支度で出かけら
れるのが利点だが、熱射病予防に帽子を忘れない事。腕に覚えのあるハンターは虫除け対策はし
ない。ゴム銃で撃退してこそゴム銃マタギと言えるというもの。


270番など単発のマグナム弾はストッピングパワーがあるが、ともすると獲物を傷める。ニイニイ
ゼミ、ヒグラシ、ツクツクホウシなど小型のセミとアブラゼミ、ミンミンゼミなど中形のセミまで
は、16番を数発同時発射する方が、有効射程は減ずるが獲物が傷まない。クマゼミには単発のマグ
ナム弾を使いたい。いずれにしても頑健な銃で有る必要がある。弾丸のパワーで引き金が重くなら
ない瞬間解放式が有効。


アブラゼミのから揚げ

レシピ(2人前)
・アブラゼミ(オス)8匹、空揚粉(または片栗粉)適量、塩少々

小鍋に湯を沸かし、とろ火にして水面を落ち着かせセミの羽を摘んで頭部から全身を熱湯につける。
鳴き声と痙攣がおさまったら手を離し、菜箸で沈めながら30秒程度湯通しする。絞めると同時に
熱湯消毒を兼ねる作業。


湯から揚げたセミの羽をむしる。ただ引っ張らず捩ると無理なく根元からもぎ取れる。


湯通しした水分が乾かないうちに市販のから揚粉か、片栗粉を満遍なくまぶす。


あまり高温でない油で1〜2分揚げる。必ず背が上に浮き上がるので、適宜菜箸で沈める。片栗粉
のみで揚げた場合は熱いうちに適量の塩を振ろう。好みによって生姜醤油で食べてもいい。


足のバリバリした感じが好ましく無い場合は、食べる前にもいでもいいが、そのまま食べても全
く問題ない。


まるで川エビの様な触感で、臭みは全く無い。ビールのおつまみに、子供のおやつに最適。この日
は羽化寸前の幼虫は捕獲してこなかったが、おそらく味は成虫以上ではないだろうか・・・。
セミは、鳴くための筋肉の発達でオスの方がジューシー。アブラゼミよりツクツクホウシが旨かった。


セミのチリソース


2007年の夏は記録的な猛暑の影響か、セミは豊猟。抜け殻も成虫も房なり。


今回はセミチリに挑戦。まずは湯通しして種類毎に仕分ける。今回の獲物はアブラゼミ、ミンミン
ゼミ、ツクツクホウシ。


ツクツクホウシとミンミンゼミは唐揚げにし、さっと塩を振っておつまみ風。ツクツクホウシは、
殻が柔らかくカリッとした食感が抜群。ミンミンゼミはちょっと誇りっぽい味。


チリソースの絡みをよくする為に小麦粉、片栗粉、卵で作ったフリッターの衣でふっくらと揚げる。


市販のチリソースの素を熱して、アブラゼミのフリッターを手早く絡めれば出来上がり。
セミチリはその響きと見た目では上出来だった。ソースも市販品なので味も文句無しだったが、
フリッターにしたのが失敗だった。唐揚げに比べると殻付きのエビ以上に殻が口に残る。

狩猟事故例参照
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