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作家、評論家。 この人の特色は経済を論じる時に、人間の感情や気分を重視するが、それをロジカルに扱うことだ。 ロジカルに過ぎると大前研一のように小気味いいが役にたたない議論になるし、 感情に深入りしすぎると内橋克人のように理想論になってしまう。 そのバランスのよさと楽観的なことがいいと思う。
私は10年くらい前からこの人のファンで、この人が大臣になった時には本当に驚きました。
[1] [2] [3] [4]作家。 小説は深くドロドロしているが、本人はカッコよく頭がよくとても輕やか。 日本の作家は逆の奴が多い。
15年前の「愛と幻想のファシズム」に、テロリストが政府の要人が愛人宅から出る動画を偽造して株の暴落をしかけ、 それをきっかけにクーデターをおこす場面があった。 小説としても非常に衝撃的な場面だが、それと同時にこいつは技術にも政治経済にも詳しいのか!ということに驚いた。
で、今も創作意欲は衰えてないが、最近はJMMという経済専門のメールマガジンを発行し非常に活躍の範囲を広げている。
同意語(関連用語) : JMMカオスとか複雑性とかいう変な数学があって、普通の数学は何かを予測するために使うのだが、これは予測が不可能であるということを証明したり説明したりするのに使う。 河合隼雄の心理学も同じで、普通の心理学は人間の心とは何か理解するために使うのだが、この人の心理学は「人間がいかにわからないか」を説明する心理学。 どちらの「わからない」も、素人がただ「よくわからん」というのとは違って、深い経験や緻密な理論にささえられているから、ハンパな説得力ではない。
そこまで「わからない」を力説されて、それが何かの役にたつのかと思うのだが、カオスはともかく河合隼雄の「わからない」は、これが役にたつんですよね。
[1] [2] [3] [4] [5]
河合隼雄の「わからない」の師匠はユングみたいだが、こちらの岸田秀はなんでもわかってしまうフロイトの応用編。 この人は、カウンセリングや心理療法は一切しないで、能書きだけの心理学者。 普通、現場を知らない心理学者はだいたいダメだが、この人は例外で奇跡的に凄い切れ味です。
特に、日本という国家をフロイトの手法で分析して、いろいろなことを説明するのが、この人の十八番で一見の価値あり。 国家に精神があるかと思うと、これが不思議と分析できてしまうのです。
[1] [2]彼の映画に出てくる登場人物で、作者に最も近いのは(人物ではないのだが)タタリ神ではないかと思う。 つまり、彼に罵倒されたりうらまれたりしたら、骨が腐って死ぬくらいのイヤの思いをするのではないかということだ。 根拠はないが(根拠もなくこんなことを言ってはいかんのだが)それくらいイヤ奴だと勝手に思っている。
でも、それくらいイヤな奴が創るから、あのさわやかな少女のさわやかな物語が力を持つのじゃよ。 ワシもあれくらいのタタリ神になりたいもんじゃ。
同意語(関連用語) : シシ神