要望書を提出・陳情報告、基本構想は7月中に! 去る6月30日に県庁に陳情に行って参りました。県側からは特殊教育課から2名,企画広報課から2名,財務課から1名の参加でした。1時間という限られた時間でしたので事前に皆様にご覧いただいた『「つくば市に新設される養護学校」への要望』の中の「はじめに」の項を中心に質問をしてきました。「はじめに」の内容は以下の通りです。
「はじめに」
1 平成17年4月の開校に努力して欲しい。
2 適正規模の学校にして欲しい。過大,過密になるような場合は養護学校を新たに建設して欲しい。
3 知的障害児用の施設と肢体不自由児用の施設を分けて建設して欲しい。
4 基本設計の作成に保護者と現場の教員を参加させてほしい。1〜4についての回答
1について
今年度に基本構想ということはこれまでの例から見て4〜5年かかると考えられ17年4月の開校は難しい。2について
平成12年の国勢調査をもとに推定作業を進めているところだ。通学区域についても検討し適正規模になるようにしたい。3について
設置については安全面や交流の必要性などの面から十分に検討したい。4について
これまで様々な意見を貰っているのでそれは十分参考にしたいと考えているが,保護者や教員の基本設計への参加は考えていない。話し合いの中でのQ&A
Q:17年4月開校は難しいのか?
A:用地についてもまだ未定の状態なので難しい。Q:用地は玉取地区ではないのか?
A:総合的には玉取地区有力だがまだ決定されていない。玉取地区に遺跡があるという問題があり調査が必要。Q:基本構想はいつごろ,どのような形で?
A:7月半ばに出来上がる。内容は,どのような子ども達が通学するのか。どの程度の規模になるのか。どの程度の面積が必要か。予算はどのくらいになるか。校舎の配置はどうするか。など。Q:設置検討委員会のメンバーは?
A:総務課,財務課,高校教育課,保健体育課,文化課(遺跡があるため)Q:つくばに新設校ができた場合,土浦養護はどの程度の規模になるのか?
A:土浦養護は140名規模になる。Q:知肢併設については様々な学校の取り組みを参考にして合理的な設計をして欲しい。やはり校舎をきっちりと分けた方がいいのでは?
A:様々な例を参考に充分検討したい。Q:基本構想の発表は?
A:教育庁内で意見統一すれば庁内の報道機関を通じて発表される。Q:見識者が作る委員会のようなものはないのか?色々な団体の人の話を聞くことが必要ではないか。
A:今のところそのようなものはない。意見を採り入れ十分に検討していく。Q:4年間待たせるならそれなりの対処をしてもらえないのか。例えば洞峰公園のプールや体育館を優先的に使用できるなど
A:明確な回答なし。Q:大子養護学校は建設されるまでどのくらいかかったのか?
A:ここでは資料がないので分からない。Q:肢体不自由児の通学時間の負担を軽減して欲しい。
A:改善していくように考えている。学校を通して県に伝えて欲しい。Q:10年前に県知事に要望書を出し,作る会として5年前から活動して要望し続けているが,それでもまだなのだが・・・。
A:なるべく早く作りたいと思っている。Q:基本設計に入ったら現場の先生と保護者を参加させて欲しい。
A:はっきりとした答えは出せないが,細かい要望を出していただきたい。Q:毎回調査検討中の回答ばかりだが,今まで伊奈養護や美浦養護を作った経験をふまえて,早期に調査を終え早期に建設に着手できないのか。
A:膨大な資料を分析し,充分努力している。Q:知・肢体併設の具体的構想は?
A:ある程度分けて配置するということが特殊教育課の総意である。Q:つくばの新設校の規模は?
A:現状では160名位になると予想される。この他にもこれまでの土浦養護の歴史を踏まえ,開校当時から過密を強いられてきたことは行政の怠慢である,という意見や設計をする場合には現場を見ながら作っていって欲しい,とか使用する人の意見を反映させなくていいものができるはずがない。など様々な意見を伝えてきました。
作ることは決まりましたが,このまま手をこまねいていると,開校が遅くなる要素は多々あるのです。これからも気を抜くことなく多くの声を県に対して伝えていく必要があることを今回の陳情でつくづく感じました。考える会としましては,7月中に発表されると思われる基本構想をうけて今後の運動の方向性を決めていきたいと思います。いずれにせよ、早期開校と基本設計への現場の先生方と保護者の参加を求めていきたいと思います。つくばへの新設校はただ出来ればいいのではありません。土浦養護学校の教育環境をよりよいものにすると共に我々保護者や先生方の意見を採り入れた学校づくりをすることが重要なのです。そのことが茨城の障害児教育に一石を投じることになるはずだからです。考える会は新設校の開校を求めるばかりではなく,卒業後の問題にもゆくゆくは取り組んで行こうと考えています。それには皆様のお力が不可欠です。これからも考える会へのご理解とご協力をお願いいたします。