花山人形

 山形盆地の周辺には,堤人形の影響を強く受けた数カ所の土人形産地があったと推察されています.日本郷土玩具研究会の詳細な調査で,東根市猪野沢で卯平により作成された人形と判明し花山人形と命名されました。堤系の脇窯の中でも最も堤人形の影響を受けている人形です。.
見立て琴高仙人

 琴高仙人中国周時代の仙人で琴の名人。 「龍の子をとってくる」と言い残して川に飛び込みま、鯉にまたがって現れたそうです。江戸時代の浮世絵に女性見立ての琴高仙人図が残されており、特に鈴木春信の作品が有名です。浮世絵の立体化といわれた堤人形にも同型の人形がありますので、堤の抜き型と考えられます。本家に比べると、人形の完成度は劣るものの、素朴な親しみやすい魅力があります。独特の菊花模様が描かれ、首は差し首になっています。