倉吉人形

 山陰地方では,各地で生土の人形が作られていました.鳥取県倉吉市でも生土の人形が作られていました.現在でも備後屋三好家でわずかに作られているようですが,明治から昭和初期にかけては数軒の作者がいて,多くの種類が作られていたようです.泥臭さが魅力です.
羽子板娘

 羽子板を手にした娘さんです.お世辞にも美人とはいえないのですが,田舎じみたところがかえって親しがもたれます.ピンクに赤の花柄をあしらった着物ですが,派手さはありません.まだ山陰が雪深かった大正頃の作品です.時代は若いのですが,最近ではなかな手に入らなくなってきました.