御来屋人形

 鳥取県西伯郡名和町で昭和初期まで作られていました.林原岩吉,坂田来太郎などの作者が文献にでてきます.材料の土に麦ぬかを混ぜて焼かずに作られ,張り子のように薄い仕上がりになっています.たいへん破損しやすく遺品が少ない産地のひとつです.
加藤清正

  張り子のように薄い作りで,凹凸が少なく,奥行きも短く,御来屋人形の特徴をそなえています.壊れやすい御来屋人形ですが,高さ40cmを越える,このような作品が破損せずに残っていることはなかなか少ないようです.いかつい顔ですが気品があり,武者人形の中でも好きな人形です.