栃尾人形

 長い間、新潟地方の産地不明の土人形とされていたのですが、日本郷土人形研究会の方々の綿密な現地調査により、新潟県栃尾市栃堀地区で作られた人形であることが判明しました.目の上に薄い赤朱色のぼかしが入っている人形が多く、牡丹の人形とよばれていました.
天神

 写真ではほとんどわからないのですが、牡丹の人形と言われるように、目の上に薄い赤朱色のぼかしが入っています.決して上手な人形ではないのですが、見飽きることのない不思議な魅力があります.日本郷土人形研究会の栃尾人形の図録にも天神が1体掲載されていますが、この丹と緑青および黒のみで彩色された小さな天神のほうがより栃尾らしい人形に仕上がっています.