Linux導入、ハードウェア構成、最新動向
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▼ インストール後に使用するもの(ハードウェア)サウンド/モデム/USB/プリンタ/...

モデム: ハードウェアではなくソフトウェアに依存しているモデム はLinuxでは使用できません。具体的にはパッケージなどに「Winmodem」または「Winモデム」という表記がある 場合やNote1.2: It does not support DOS operating system.またはPentium 100MHz以上のCPU搭載パソコンに 限る、といった注意書きがある場合、さらにドライバファイル(Windowsなどで確認できます)に「*.dll」を含む という表示がある場合です。これらのモデムはほとんどが使用できませんが、一部のモデムに関しては linmodemプロジェクト によりLinux用ドライバが開発、発見されています。現在動作確認されているものはConexant/Rockwell HSF、 Ambient Technology(Cirrus Logic)、Lucent LT、PCTel、ESS、3Com Mini-PCIです。 NotePCの内蔵モデム などの多くが簡単には使えないので、Modem Card(ハードウェア動作実績をご覧ください)または外付けモデム を使用することをお勧めします。

サウンド: PCI、ISAバス接続共に動作します。PnP対応でないカードを使っている場合はisapnpツールに よる設定が必要です(Dosからのソフトブートを除く)。具体的にはpnpdump>/etc/isapnp.confを実行し isapnp.confをviなどで適切な行を他と競合しないよう注意しながらコメントアウトします(ACT Yも同様にはず す)。その後手動でisapnpを実行し正しく認識されるか確認します。正しくカードが認識されている場合はDOSで 使用するI/Oポート、IRQ、DMAなどの情報が必要ですのでWindowsのデバイスマネージャなどで確認しておくとよ いでしょう。使用できるサウンドカードは/usr/src/linux/Doucumentation/soundなどにありますが実際には同 一商品名でもチップの変更などがおこなわれているため動作保証のあるものはほとんどありません。なお、 SoundBlaster互換を名乗っているサウンドカードはLinuxにおいてはSoundBlaster用でないドライバ (MSS/WSS、MAD16)を使った方がうまく動作するといわれています。サウンドがうまく設定できても音がしない 場合ははaumix、kmix、gmixなどで音量調節が必要です(0になっていることが多い)下記にサウンドドライバの 設定方法を簡単に紹介しておきます。

  • OSS/Free: OSSはカーネルに組み込まれたドライバです。カーネルのリビルドで適切と思われるドラ イバを選択します。カーネルに直接組み込んだ場合は再起動後に、cat dmesg|moreを実行し Sound initialization startとcompletの間に囲まれた部分で正常に当たっているか確認します。括弧で表示さ れた場合はデバイス設定はされたが適切な検出が行なわれていないことを意味します(何も表示されていない場 合も同じ)。ローダブルモジュールを使っている場合はinsmod trace_init=1で確認します。サウンドドライバ の状態はcat /dev/sndstatで確認します。この結果がNo such XXXと出る場合はデバイスファイルが欠如してい るかロードされていない可能性があります。すべての検出結果が正常な場合はXを起動し音量調節をすればすぐ に使用できます。
  • ALSA: ALSAはディストリビューションによってはデフォルトではインストールされていないので alsaconfを実行しても起動しない場合はインストールからはじめてください。alsa-driver、alsa-lib、 alsa-utils、alsa-confを順にインストールしalsaconfのディレクトリで./alsaconfを実行すれば設定ツール が起動します。ただしALSAを起動する前にsnddevicesでデバイスファイルを作ることを忘れないでください。そ の後alsaconfを実行し各質問に答える(自動認識されることもある)だけで設定できます。
  • sndconfig: RedHat系ディストリビューションに実装されているサウンド設定ツールです。このツー ルはかなり良くできていて、上記の方法でも解決しなかったカードなどが簡単に認識されることがあります。初 心者にはお勧めです。うまく認識されればLinus B.Torvalds氏の声を聞くことができます。
  • Creative SoundBlaster Live、VIBRA128、PCI Digital: 最近店頭に並んでいるPCIサウンドカードは /etc/modules.confなどに直接追記することで使用できることがあります(ディストリビューションがデフォルト でモジュールを組み込んでいる場合に限る)。具体的にはsnddevicesを実行したあとviなどでliveの場合は alias sound emu10k1、VIVRA、Digitalはalias sound es1371と書きこみます。再起動しモジュールがロードされ れば動作します。

プリンタ: Linuxでローカルプリンタにプリントアウトするにはプリンタフィルタを用いる方法が一般的です。lpdデーモン 、lprコマンド郡を使います。RedHat系のディストリビューションには「printtool」、TurboLinuxには 「turboprintcfg」というフィルタや出力先を設定するツールが用意されています。設定した上でlpdに送られた データを出力するには「lpr」、確認するには「lpq」、削除するには「lprm」などのコマンド郡を使用します。 また、プリンタを直接制御する方法として「Ghostscript」を利用することもできます。これは「Postscript」を 変換するためのドライバでGNUが公開しています。Ghostscriptを用いることでほとんどのプリンタが動作するそ うですが、高度な印刷などをしたい場合は有料のプリンタドライバを使う方法があります。 Postscript、LIPS、NPDL、ESC/Pなどの対応版がコンパックから、画像やカラーを扱う場合のGPRがアドバックシ ステムから発売されています。パラレルポートやシリアルポートに接続できるプリンタは大半が使用できますし、 同じメーカーのモデルであればドライバの流用(PDLが同じである場合)も可能です。

USB: カーネル2.4から、IntelやVIAなどのUHCI規格、CompaqやMacのOHCI規格に対応しました。これにより一部のマ ウス、キーボード、ジョイスティック、デジカメ、オーディオ、プリンタ、モデムなどを最大127台USB接続で使 用できるようになりました。転送速度12Mbit/秒又は1.5Mbit/秒(Rev1.1)、ツリー階層6段、5台の直列接続、 ホットスワップ、5V-Max500mA電源供給などをサポートしています。バージョン2.4は安定版のカーネルですが、 USBだけならばSuSE社が2.2.xに当てるパッチを出していますのでそちらを使うのもいいかもしれません。なお、 Rev2.0(2000/04発表、480Mbit/秒の転送速度を持つ)は早い時期に対応する見込みだそうです。