1.弱視・ロービジョンってなあに?
*岩波国語辞典で【弱視】を引くと
視力が弱いこと。めがねで矯正がむずかしいもの。 ▽医学では、目の疾患によらないものを言う。「先天性―」
*岩波広辞苑(第4版)では
【弱視】 視力の弱いこと。特に眼鏡で矯正し得ないものをいい、機能的弱視(視覚の発達が不全のもの)・社会的弱視(学校教育にあたって特別な措置を必要とするもの)など。
さらに【弱視児】 視力の薄弱な児童の総称。矯正両眼視力0.04以上0.3以下のも、進行性近視で将来将来視力の衰えのおそれのあるもの、または強度の遠視・乱視、眼疾・奇形のため視力障害が甚だしく、眼が疲労しやすいものをいう。
*研究社新和英中辞典では
weak [poor] eyesight; 医 amblyopia
¶弱視の 《sb》 with weak eyes;weak-eyed [-sighted]; amblyopic.
*三省堂デイリーコンサイス和英辞典では
[医]weak sight. 〜の weak-sighted.
とあります。
(1) 治療の対象としての医学的弱視
AMBLYOPIA
(2) 教育や福祉の対象としての弱視
Low Vision(partially sighted)
・教育的弱視とは
| 従来の弱視の定義 *両眼の矯正視力が0.02以上0.3未満の者 (両眼の矯正視力が0.02未満の者は盲) *盲、準盲、弱視(強度弱視と軽度弱視) |
| 実情をふまえた弱視の定義 *両眼の矯正視力が0.3未満の者で、 主として視覚を用いた学習や 日常生活の諸行動ができる者 |
<弱視の見え方について>
弱視とはどういう見え方をいうのでしょうか?
全然見えていないわではないし、ときどき見えづらそうにしているときもあるけれど、けっこう普通に動き回っているようにも見えるしね・・・・。
一般の小・中学校の学校現場では、かつてある意味で実用性の高い簡便な視力検査法がありました。おなじみの5m先の視力検査表を見て、0.3が見えるか、0.7がみえるか、1.0が見えるかの3段階です。
0.3が見える → 最前列の席で黒板の字が読める。
0.7が見える → 教室のほぼ中央の席で黒板の字が読める。
1.0が見える → 教室のどの位置からでも黒板の字が読める。
盲学校の入学資格の中に「(メガネなどで)矯正しても視力が0.3以上にならない者」という条件があります。これはこの黒板の文字が読めるかどうかという要素が含まれているようです。
目安
こんな場合は,ご注意ください!
毎日の暮らしの中で,3歳児前後のお子様が次のような様子を見せたら,目の成長に何か異常があるのではないかと考えられます。
一度,検診を受けられることをおすすめします。
<参考> 矢沢興司書「三歳児からの目の健度法」より
家庭で出来る目の健康チェック10
お子様が,こんな仕草や振舞いをしていたら要注意!
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1.テレビを見る時,前へ前へよっていき極端にテレビに近づいてみる。
2.テレビやものを見る時,目を細める。
3.テレヒやものを見る時,あごを引いて下から見上げ三白眼になっている。
4.絵本を見たり童話を読むのが嫌い。読んでも根気がなく飽きやすい。
5.左右片方づつテレピを見せると,どちらかの目が見えないと言う。
6.ヤブにらみ(斜側がある)。
7.薄暗い室内から戸外の明るいところへ出るとまぶしそうに目を細め、片目をつぶる。
8.近くのものを見るとき、片眼が内側による。
9.前方を見る時,あごを上げて見る。
10.頭をよくかしげる。
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