TASCAM MIDI STUDIO 644

644 image
今や絶滅寸前のカセットMTRの絶頂期に作られた、怪物のような4Trマシン。定価は¥189,000。
暫く押し入れの肥やしになっていたのでそろそろ売っ払うか、と出してみたらなんだか手放したくなくなってしまった。
最新のハードディスク式MTRとは全く別モノの環境。HDDのクラッシュやデジタル歪みとも無縁なのはなんと気分のいいことか。
現在のデジタル全盛期とは金の掛かっている部分も全く違い、当然音も違う。久々に聴くと感動的ですらある。
しかもこいつはフツーの2倍以上も金を掛けた高級機。他社のMTRやTASCAMの低価格機ではワウフラがどんなに良くても0.1%
なのに対して、この644は0.05%と、ピュア・オーディオデッキ並みの精度。
長年の使用にもかかわらず走行系に全く疲れた様子はなく、長時間使ってもピッチは安定している。

音の経路はアナログながらメーター類、操作ロジック、さらにパッチングシステムまでマイコン制御なのも高級機ならでは。
FSK/MIDIシンクロナイザーも内蔵し、MIDIでシーン切り替え、Ch.ミュートが可能、と機能満載。
タスカム製の業務用シンクロナイザーを使えばスレーブ走行も可能だ。
シーンメモリーはMIDI Sys.Ex.の他、なんとテープにも保存可能という仕様が泣かせる。(ううっ・・。)

アナログテープ式ならではのトリッキーな裏技♥もまた試してみたくなったので当分は活躍してもらうことになりそうだ。

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