日本美術刀剣保存協会 東京都支部



2020年度研究鑑賞定例会スケジュール  
   開 催 日 時    会 場
第1回  4月25日(土)13時~ 東京美術倶楽部
第2回   7月18日(土)13時~ 東京美術倶楽部
第3回   9月26日(土)13時~ 東京美術倶楽部
第4回   2021年1月30日(土)13時~ 東京美術倶楽部










◆2019年度 第4回鑑賞研究会◆

2020年1月18日(土)
於:東京美術倶楽部

刀剣『古備前・古一文字』 岩田 隆 講師
刀装具『後藤家上三代』  葉山 修陽 講師
刀剣一本入札鑑定


東京都支部・新年鑑賞研究会について  服部 一隆

東京都支部の新年鑑賞会は、1月18日、東京美術倶楽部にて開催されました。
みぞれも混じり底冷えする日となりましたが60名を越す多数の方々にご参加いただきました

当日のテーマは
鑑賞刀「古備前・古一文字」
刀装具「後藤家上三代」
一本入札鑑定
となりました。

まず刀装具について葉山修陽講師により解説を頂きました
会員の方々のご協力の下、祐乗 宗乗、乗真の名品が数多く並ぶ中
それぞれの比較、三所の重要性、芋継の技法が既にあった事や
丑の雌雄判別の細かな造形に関しては笑いも交えつつ
様々な角度からご説明頂きました。

刀剣につきましては岩田隆先生を講師にお招きし
一本入札鑑定刀の解説がなされました

鑑定刀は、以下の5振りでした。

1号刀、太刀 「来国行」

2号刀、太刀 「尻懸則長」

3号刀、刀、「備前長船元重」

4号刀、太刀、「安綱」

5号刀、太刀、「包永」


いずれも素晴らしい古名刀でしたがテーマである古備前がよぎり
苦戦される方も多かったようでした。
解説においては古備前との違いや逆に共通する部分、
4号刀の一見近い古伯耆との差異する点や5号刀との肌や地景有無といった
細かくお話をいただきました。

成績上位者は以下5氏でした。

天位、二階堂克弥氏

地位、会田功氏 奈良原和夫氏

人位、川本恭平氏


続いて鑑賞刀「古備前・古一文字」の解説に移り
こちらも素晴らしい名刀18振の刀が並び
一振り一振りに細かな解説を戴きました。
古雅な物や精美な地鉄の物はもちろん焼きの高い丁字で
一見福岡一文字に見紛うものや
匂い口締まり鎌倉末期の長船を思わせるような物等
様々な出来、珍しい銘の数々に圧倒されました。
古備前の奥の深さと後に続く備前刀の隆盛の基盤の強さを感じました。

鑑賞会終了後には新年懇親会が行われ
終始和やかに親睦を深められた後散会となりました。

ご協力戴きました皆様には重ねてお礼申し上げます。

次回の鑑賞会は4月25日(土)となります。



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