いままでに多くのラケットを使っては壊しで、数十本のラケットを使用しました。ラケットのコレクターではありませんが、壊れたものやら今は使わなくなった物も含めてたくさんのラケットがたまってきました。今はなきラケットさんの思い出を書きます。ラケットの写真は、私が所有しているもの、チームメイトに譲ったもの、自分のじゃないものも含めていろいろです。

最初のラケット1〜4

 最初の1本は、倒産してしまったカワサキラケットのものでした。1966年に600円で買ったのは覚えています。学校のバドミントン部に入ったのでラケットが必要だということで、友達が店に連れていってくれました。金属シャフト(多分鉄)、フレームは合板、本格的にやるにはプレスという木製の型枠で変形しないよう固定して持ち歩くのだと教えてもらいました。当時のガットはシープで300円、ナイロンガットで150円くらいだったと記憶しています。(うろ覚えです)また、シャトルは1個売りで60円から140円くらいでした。初めて試合に出たときのシャトルはサンバタクイーンでした。

 1本目を1年くらい使って折ってしまったので、ヨネヤマラケットのうす茶色のものを1200円で購入しました。ヨネヤマラケットは現在のヨネックスです。当時は新潟県の小さな町工場でバドミントンラケットを細々と作っていただけの会社でした。これも1年ほどで折ってしまいました。とくに練習を真面目にやったわけではなく、単に使い方が雑なだけだったと思っています。当時「巨人の星」で左門豊作がバットを大切に扱うのを読んで「こうでなくっちゃ」と反省しました。写真はヨネックスに社名変更した頃のラケット QUEEN HEARTです。もう変形してしまいました。(写真1) yyのロゴが今と違います。
 3本目が、カワサキの白いシャフトが印象的なヤツで、デザインで買ってしまいました。1968年のことでもちろん木製フレームでした。当時はバドミントンのラケットの善し悪しは自分で買って使って確かめるしかなく、それも練習では良いシャトルを使えないので、自分のラケットを良いと信じるしかない状態でした。シャトルはまだ水鳥(陸鳥?)を使っていたので、消耗が激しかったです。
 初めてメタルフレームが出現したのが1970年頃です。メーカーも型番もすべて忘れましたが、それなりに使いやすかったと記憶しています。

 当時のラケットをお持ちの方から木製ラケットを借りてきました。2本を台形の木枠で押さえつけてあります。この木枠をプレスといい、当時はラケットの変形防止の必需品でした。周囲の4ヶ所を蝶ネジで留めてあります。もしプレスを使わないと写真1のように変形してしまいます。

BLACKEN (YONEX)

 ヨネックスのラケットでBLACKENと書いてブラッキーと読みます。型番はB8100です。1977年に8000円くらいで買いました。別に本格的にやるつもりもなく遊び心で買った1本ですが、ずいぶん長く持ちました。今も壊れずに部屋の隅に寝ています。真っ黒なステンレスシャフトに黒のフレーム。今から見ると重いのですが当時は格段に軽いと感じました。しかもデザインも良し、ダサイ印象のヨネヤマラケットがいつの間にかヨネックスに大変身していました。ガットを張った状態で計ってみると109gですから15〜20g重いことになります。
このあとシャフトがカーボンコーティングのCARBONEX7(カーボネックス7)が登場するまでのベストセラーモデルだったようです。この頃からラケットの軽量化が始まり、100g以下のU(ヨネックス表示)が出現してきました。

CARBONEX8(CAB8)(YONEX)

 ヨネックスのカーボネックス8で、1981年に購入しました。B8800という型番だったと記憶しています。CAB7と異なりフルカーボンシャフトですばらしい打球感と軽さで、「これや!」というラケットでした。こう感じた人は多かったようで、最近までCAB8しか使わないという上級プレイヤーが何人もおられました。
しかし、シャフトはともかくフレームはアルミのままで、チョット強くガットを張ると復元できないような形に変形してしまいました。
ラケットの軽量化も2U(90〜95g)まで進み、現在と変わらなくなってきました。それにともないバドミントンの戦術もそれまでと変わってきました。特にバックハンドは大きく振り回すのではなくコンパクトに振り抜く打ち方が正しいとされるようになりました。年輩の方がコーチをされているようなチームではいまだに振り回す打ち方を教えていますね。昔はアレが正しかったんです。
ちょうど、若い人(私も若かったけど)にバドミントンを教えることになり、このあと、CAB8は赤いものばかり2本使いました。まあ、私も一緒に汗を流すことにしたということです。技術的なことは当時は何も知りませんでした。

CARBONEX10(CAB10)(YONEX)

 この頃(1984年頃)バドミントンのラケットといえば今以上にヨネックスのシェアが高かったような気がします。専門店にはカールトン、ヤマハ、レッドソンなんかが置いてあったように記憶していますが、ほとんどの人がヨネックスでした。
 発売になったばかりのCAB10(赤黒いやつ)には苦い思い出があります。たしか土曜日・・仕事が終わって注文してあった新品のCAB10を店で受け取り・・お金を忘れて月曜に代金を払うと約束して練習試合へ・・試合中にミスしたのに腹を立て「エイ!」とばかりに腕を振ったらその先にラケットがあり、さらにその先に床があった。無惨ラケットはフレームの先で割れてしまったぁ〜〜まだ金も払うてないのにぃ〜〜泣きの涙の1万円でした。月曜日しかたなく金を払ってまた2本目を買ってしまいました。

CARBONEX12(CAB12)(YONEX)

 細いシャフトの硬いラケット。シャトルが全く飛ばないので、けっして初心者は使ってはいけないのですが、値段とCABの名前につられて買う初心者が多かったです。

CARBONEX14(CAB14)(YONEX)

 自分で所有していたわけではありませんが、1986年頃の発売で女性に人気のラケットでした。銀色の中にピンクやブルーのパステルラインが入っていたのが売れた原因でしょうか。その後10年以上生産されていたと思います。
 フレームもシャフトも柔らかく、ガットのテンションを上げようとしてもフレームが変形してなかなか強く張れなかったという記憶があります。

CARBONEX15(CAB15)(YONEX)

 上級者モデルというふれこみで登場したのがこのCAB15でした。店屋で衝動買いしましたが、はっきり言ってつまらないラケットでした。最初はどのラケットでも以前のものと比べて感触が変わるのですがそのうち手になじんできます。しかしコイツだけはどうしてもなじめず、他人に譲ってしまいました。

CARBONEX17(CAB17)(YONEX)

 すこし硬めですが、パワーのある初心者にお勧めの1本です。2年に1度くらいデザインが変わるので、型落ちモデルを狙うと性能はそのままで安く買えるときがあります。

CARBONEX20(CAB20) (YONEX)

 これは3本使いました。最初に買って非常に良かった。久しぶりにいいラケットに当たったという感じで、予備ということで1本、最初のヤツを壊したのでさらに1本、ガットを強く張れるのも特徴で25ポンド以上で張ってもびくともしませんでした。その後ベストセラーモデルになったので、前のCAB8とあわせて、私の感触もなかなかだなと自画自賛。
 その後、AEROTUSシリーズが出て、他人に譲りましたが、その人は今も使ってくれています。

PRO KENNEX787 (KENNEX)

 初めてヨネックス以外のラケットを買いました。他人が使っているKENNEX(GOSEN)ブランドは、どちらかというと初級者モデルだと感じていました。それはフレームが柔らかいという印象があったからです。若い人の持っているガットを張り替えているとき、ヨネックスのCAB14とKENNEXのラケットは、なかなか強く締めることができなかったからです。いくら強く締めてもフレームが変形してしまい硬くならないのはハードヒットを目指していた私向きではないと考えていました。ところが787はまずまずの硬さでこれなら使えるかも、と買ってしまいました。

CARBONEX21(CAB21) (YONEX)

 シャフトが細く、いかにも硬いという印象通りのラケットでした。後に店で聞くと「あれは壊れやすく、クレームがいっぱい来たので廃版になった」と教えてくれました。私のCAB21は壊れませんでしたが・・・あれどこに行ったんだろう?? 誰かに貸したまま失くしてしまった。

AEROTUS80(AR80) (YONEX)

 テニスから始まった厚ラケシリーズがバドミントンにも飛び火して、厚ラケブームになりました。最初に登場したAR80(青いモデル)を衝動買いしてしまいました。使用感ははっきり言ってたいしたことなかったのですが、目新しさも手伝って長く使いました。こうしてみると新しいものが出たとき衝動買いする自分の性格がよく分かりますね。自分のプレイスタイルがそろそろ速球派から軟投派に変わっていくころです。ところで、最初の厚ラケはAR70だったかもしれません。すこし記憶があいまいです。これは折ってしまいました。

AEROTUS60(AR60) (YONEX)

 AR80から始まった厚ラケですが、他のメーカーも採用し、その種類もどんどん増えてきました。その中でYONEXが初心者向けに出したのがこのAR60です。少し柔らかめで女の子にも人気がありました。これもときどきモデルチェンジ(といっても色だけ)するので、うまくいけば半額くらいでゲットすることができます。スウィートスポットに当たっても少しですが振動するのが欠点でしょう。

AEROTUS100(AR100) (YONEX)

 ARの100と110が同時発売になって、自分のプレイスタイルを考え100にしました。AR100はコントロールプレーヤー向け、AR110はハードヒッター向けということでしたが、まだスマッシュに未練を残していたのに100を選択してしまったのです。あ〜 また衝動買い。しかしイヤになってすぐ友人に売りました。

AEROGEAR05R (CARLTON)

 白の太めのシャフトの厚ラケで、打ってみるとスマッシュは大したことないけど、ショートサービスなんかはうまく入りそうな、コントロール重視のラケットでした。ユニオンジャックが描かれていてイギリス製かとみると、MADE IN TAIWAN と書かれていました。買って1週間で他人のラケットとぶつかり折れてしまいました。同じところに当たったのに負けてしまい、はからずも弱さを露呈してしまいました。気に入っていたので、さらにもう一本買いました。これは後にチームのメンバーに譲ったので今でも現役です。ここまで20本。

SV−X (BRIDGESTONE)

 いわゆる長尺ラケットのハシリで、最初スウィートスポットの位置が今までのものと違うので、とまどいました。普通にやってるとジャストミートしないのです。たかが2cm長いだけでそんなこと分かるのか? と言われそうです。ひょっとすると自分の方が「これはチョット長いから感覚が違うかも・・」という先入観で打っているからかもしれませんが、合わないものは合わないのです。しかし、数日我慢して使っていると以外といい感じ、今も手放せませない1本になっています。とくにロングサービスやハイクリアなど長いショットを打つときは楽に打てるので、若い人との基礎打ちなどでは威力を発揮します。紫の1本。

AXE POWEWR(TOALSON)

 ワケの分からない怪しいラケットです。大阪梅田にあるテニスショップ「エディ」でウインドウショッピングをしていると、変なラケットが目に入りました。なんとシャフトが平らなのです。それも空気抵抗が出る方向に平たい。シャフトの文字を見るとアックスパワー(AXE POWER)と英語で書いてある。なるほど、斧の形のイメージか・・と思い値札を見ると3000円、おもしろ半分で買ってしまったラケットですが、コレが結構使えたりしました。半年ほどでフレームが折れてしまいました。(写真がないのが残念)

EOS75K(YAMAHA)

 濃いグリーンで75って書いてあった。他人の使っている75Kが打ちやすかったので、TOPSで購入しました。(1993年)Kはケブラーのことでどこかにケブラーが使用されていたようです。(他に75Aもありましたね)ケブラーはアラミド繊維のことで、一時スキー板など多くのスポーツ用品に採用されましたが、バドミントンのラケットにはイマイチだったようで、最近は見かけませんね。YAMAHAがラケットから撤退してしまったので、後にも先にも、YAMAHAはこれしか使ってません。3年ほど持ちましたが、グリップとシャフトが少し歪んでしまい使えなくなりました。

DESTINY Pro(KENNEX)

 KENNEXがグリップとシャフトが一体化したラケットを発表しました。当時サントリーの金井選手が使っていたように思います。新製品が出ると飛びつく私も当然の事ながらうれしがって購入しました。(1994年かな、大阪では調子に乗って悪のりすることを「うれしがる」といいます) まあ可もなく不可もなくで、気に入ってくれた人がいたのでお嫁に出しました。

BORON200 (YONEX)

 ヨネックスが出したえらく硬いラケット。シャフトに黒の編み目模様で、最初の印象はヘビ!、初の定価20000円だったと思います。上のSV−Xと対照的なラケットでハードヒットにはいいのですが、今のプレイスタイルとは合わず、バッグの中で寝ています。(ガット切れた人に貸してあげるラケットになってる。1999年お嫁に出しました)

SV−X fx(BRIDGESTONE)

 SV−Xが良かったのでもう1本と思っていたら、生産中止になってる。かわりにfxがついた後継モデルを買ってしまいました。(1994年)しかしどうにも手になじみません。やってるうちに少し傷ついてしまい、友人に譲りました。

ISOMETRIC500(ISO500) (YONEX)

 ついに出た、アイソメトリック形状のラケット。店にお試し版が並んだ日に買ってしまいました。その後試打会がおこなわれたりして、YONEXが本気で売ろうとしているらしい事がわかりました。私も三洋電機の体育館でおこなわれた試打会に参加して、大学生相手に遊んだことを覚えています。それまでの楕円から角張った形状にすることによって、スウィートスポットが32%拡大というのがウリだったのですが、スポットが拡大すると言うことは本当のツボがぼやけてしまうということにもなりますから、宣伝文句に踊らされてはいけませんね。それでも、使いやすいラケットであることには間違いありませんでした。現在はチームメイトに譲って現役です。
 ISO500以前の変形ラケットといえば、初期にはレッドソン(ヒロウン)のものがありました。1980年頃かとおもいます。またYAMAHAも先が広くなっているラケットを出していたことがあります。(1991年頃)使用したことはありませんが、YAMAHAのものは評判が良かったと思います。
1999年お嫁に出しました。

ISOMETRIC PRO800(ISO800)(YONEX)

 ISO500シリーズが売れたので、上位のPRO800、下位の350、450などが登場しました。試打してみると以外といい感じで、早速購入しました。前の500より好感触で総合バランスがとてもよく、気に入ってしまいました。久しぶりに良いラケットに当たったという気持ちです。しばらく使っているともう1本欲しくなりました。そのころにはISO7が登場していたのですが、迷わず800を購入しました。現在もゲームで使っているラケットです。
2001年11月お嫁に出しました。

SUPER MAX7 (MAX SPEED)

 チームの練習用にシャトルを通販でまとめ買いしています。通販先は時々変わるのですが、そのなかで大量にMAXPOWERというシャトルを買ったとき、モニタして下さいと2本頂いたラケットです。形状はヨネックスのISO800とそっくりで、台湾あたりで作られたコピー製品かと思われます。「なんちゃってアイソ」という感じですが、使用感は悪くなく結構使えました。台湾製品の例に漏れず成形が弱く折れやすく最後にはフレームにひびが入って使えなくなりました。やはり耐久性は日本製です!

TI8(チタン8) (YONEX)

 1999年4月購入、フレームのサイド部分にチタンメッシュを入れているアイソメトリックラケットです。相変わらず衝動買いでYONEXの主催するエキジビジョンマッチの会場で見て、なじみの店で即手に入れました。これってなんかスマッシュが速くなったような気がする。ホンマかいな? と思うのですが、確かに感触は違います。ダブルスでは必需品になったしまいました。

TI5(チタン5 YONEX)

 2000年購入、チタンシリーズの中では最も柔らかいシャフトとフレームのラケットです。2000年には生産中止となってしまい手に入れるのも困難なヤツなのですが、打ってみると以外と飛距離が出ていい感じで打てます。
 大阪の大一スポーツというラケット専門店で特価品として半額でゲットしました。最近パワー不足なので、こういう柔らかいものに替えていこうかななどと思ったりしています。・・・・と書きましたが、どうしても合わないのでチームの高校生に譲りました。

GRAPOEW110LONG (GOSEN)

 2000年購入、ネットで知り合った月見さんお勧めの1本。彼女は「もうこれでなくっちゃ!」という感じで、完全にハマっています。私の周囲にもこればっかり使っている人を発見しました。私個人の感想では80点、どちらかというと良いんだけれど、離せないってほどでもないです。・・・ と書いたのですが、現在は気に入って2本目も購入 しっかり離せないラケットになってしまいました。1999年モデルにくらべて2000年モデルはトップライトだそうです。そして2001年ついに廃版になることがきまり今のうちにとばかり更に3本追加購入してしまいました。使えば使うほど味が出る=通称「するめ」ラケットです。(結局6本使ってます)

TIS−SS (YONEX)

 2001年1月購入、YONEXがバランスとシャフトの硬さで4種類出してるTISシリーズの1本です。TISはTitanSwingPowerのことで、SX=スマッシュ主体攻撃型(トップヘビー硬)、SS=ダブルス主体攻撃型(トップライトやや硬)、SR=シングルス主体守備型(トップヘビーやや軟)、SA=ダブルス主体守備型(トップライト軟)に分かれているようです。SSの使用感は上のGP110Lと似ていますが、シャフトが細い分だけ反応は速そうです。もう少し使い込まないと詳しくはわかりませんが、違和感無く移行できます。

MusclePower70(YONEX)

 2001年4月購入、マッスルパワーフレームという、ハトメとハトメの間が波状になっているフレーム形状を最初に採用したパワーヒッター向けラケットがマッスルパワー100(通称MP-100)ですが、その後マッスルパワー70(MP-70)が更に改良されて?2001年に発売されました。MP-100は自分のプレースタイルでは使いにくかったのですが、これならと思い購入しました。
下方のハトメが8個つながっていたりして、少し重そうだなと感じましたが、やはり少しトップヘビーな感じです。グリップテープを太めに巻いて修正しましたが、なんだかラケットケースの肥やしになりそうな雰囲気です。
 って2001年8月にお嫁に出しました。

MusclePower80(YONEX)

 2001年10月購入、MP−70は外しましたがこれは使っています。よくしなるシャフトで4UがウリのMP−80ですが、実際に振ってみるとそれほど軽くは感じません。手元が軽くなっているのでバランス的にはミッドバランスです。TIS−SSと似た感覚ですが、こちらの方がやや柔らかく感じます。
 一時は弱いとの噂も出ましたが、しだいに改良されていいるようです。女性用売れ筋モデルのようです。

ROOTS GAVUN 5000EG(GOSEN)

 2002年1月購入、大阪は守口のラケットショップ「チャンプ」で1万円の福袋でゲットしたラケット。福袋にはTシャツやらデイパックなどが入っていてラッキーでした。
 さて測ってみるとチョット重いけど振ってみるとそうでもないってモデルで、MP−80などを使い慣れていると重く感じるが、調子のいいときには結構イケルラケットです。スマッシュも沈みます。前に知人の持っているGAVUNを持って「ダメかな?」と思い手を出さずにいましたが、こりゃあGAVUNシリーズもすてたもんじゃないなぁ。もっとも福袋に入ってるくらいだから2002年は廃番になりました。2002年はほとんど同じ型番でチタンアーメットになっています。

GRAPOEW110LONG (GOSEN)

 2002年3月、おなじく守口のラケットショップ「チャンプ」で購入しました。GRAPOEW110LONGは、2000年秋以来約1年半の間生産中止になっていたのに新色で復活しました。
 理由はわかりませんが、GOSENの新しい社長がバドミントン出身とか、キャロットクラブBBSをはじめ多くのバドラーのBBSで復活祈願をしたのが目にとまったのでしょうか? いずれにせよ目出度いことでご祝儀も兼ねて買ってしまいました。パールカラーで落ち着きのある色使いです。

MusclePower90(YONEX)

 2002年6月、大阪市内の大一スポーツでゲットしました。4月の発売以来 派手な色使いで登場したMP−90ですが、昨年秋におきたMP−80の陥没騒ぎで特定のロットが弱いとの話もあり、すぐに飛びつくのをやめていました。ある程度評価の固まった時期に買わないとハズレをつかまされる可能性有りです
 最初持ったときは重く感じましたが 次第に違和感はなくなりつつあります。しかしスルメと比べるとやはり重く、試合の最初とかシングルスなど使用方法限定ですが打球感は素晴らしく2本使いました。

MusclePower99SP(YONEX)

 2003年の初春 マレーシアに住むウィーさんが来日されるときお願いして買ってもらったものです。
 YONEXの海外販売モデルで、日本販売モデルのMP−90と全く同じものです。当然MP−90と同じ使い方になります。

ARMORTEC700(YONEX)

 2003年の4月 新発売のアーマテック700を発売日に買ってしまいました。またもや衝動買いです。
 さて使い心地はというと 4Uを買ったのに重くて使いにくいラケットです。ARMORTECというのは特殊な合金(ソリッドチタン)をトップに使ったトップヘビーモデルです。チタン合金といってもα合金やβ合金などがありアルミニウムやバナジウムの配合によって強度や加工性に違いがあります。アルティマムチタンというのはβ合金のようです。
 いずれにせよ 使い心地はイマイチだったこと、その後肘を痛めたことでお譲りになりました。

ArchMuscle200(DOMINO)

 2003年のの5月にバドミントンとは無関係なことで肘を痛めてしまいました。8月頃にはなんとか打てるようになりましたが、おかげでMP−90のような硬めのラケットは肘に負担がかかり痛みがはしるため、軟らかめのラケットを探すことにしました。
 9月になり、たまたまネットオークションで見かけたArchMuscle200は、MP−90からの明かなデザイン盗用の怪しすぎるラケットですが、ダメモトで買うことにしました。売値の7000円も魅力的でした。
 実際に打ってみると軟らかくで軽く、スウィートスポットもしっかりしています。非常に気に入り8本買って3本をチームメイトに売りました。3本でも1本の値段ですから買い得感がありました。ただし塗装などは薄く安物の印象です。
 DOMINOはマレーシアのメーカーで、中国からの技術導入でつくられた会社です。もちろんラケット自体は塗装がMP−90にそっくりなだけで、中身は別物です。

CHEN FUNG Ti−99(FLY POWER)

 これは台湾メーカーのFLY POWERが作ったもので、陳鋒の銘が入っています。CHEN FUNG(チェン・ファン)と読むのでしょう。
 これもMP−90のデザイン盗用モデルに違いありませんが、打ち心地はMP−90とは全く別物です。しかしArchMuscle200とも異なり、多少硬めです。スマッシュを弾いてドライブ返球に使えます。多少スルメに似た感覚です。
 ハードなゲームでも十分に使えるので、2004年夏から2本使っています。

NANO SPEED 7000(YONEX)

 2004年秋にデビューしたナノテクノロジーラケットですが、12月にゲットしてしまいました。
 ナノテクノロジーとはカーボンナノチューブやフラーレンといった炭素の高分子をシャフトなどに練り込んで強度を上げる目的で使用されています。ただし本当にカーボンナノチューブのみを使ったものではありません。現在の工業技術では肉眼的な長さに成長させることはできないのです。つまりあくまで補助的な素材だということで、名前に騙されてはいけません。
 NS7000はエアロ形状でマッスルパワー化もされていません。打ってみるとスウィートスポットに当てているにもかかわらずちょっと振動がきます。ガットを張り替えても変わらないのでこのラケットの特性なのでしょう、もう1本欲しいとは思いません。

NANO SPEED 8000(YONEX)

 2005年4月 NS8000が出ました。昨年のNS7000でちょっと懲りていたのですが、デザインが気に入り買ってしまいました。
 Tisシリーズ風のスリム形状で、軽くてちょっとしなる感覚がいい感じです。昔 CARBONEX−20やISOMETRIC PRO−800を初めて打ったときのような気分になりました。肘の調子が戻ってきてAM−200のようなグニャグニャラケットを使わなくても打てるようになって来たところでこのラケットと巡り会いました。
 10年ぶりでオールラウンドな良いラケットが出たと思います。ここしばらくはメインラケットになること確実です。というわけで2本使っています。
 その後 3本になり、さらに中国モデルのCHが加わり4本使いとなっています。今はこれでなくちゃという感じでメインラケットになっています。

ARCSABER 7(YONEX)

 2007年11月 発売されたばかりのARC−7(アークセイバー)を買ってみました。
 持った感じは普通のラケットです。打った感じは普通のラケットです。軟らかくてしなりで飛ばすタイプということで、フラグシップモデルには珍しく中級者をターゲットにしたラケットです。
 打球感はまずますですが、NS−8000に勝るものではなく、たまにしか使わないラケットになってしまいました。2009年春にフレームにキズが入って壊れてはいませんが感覚がますます悪くなり使えなくなってしまいました。

Tsf titanium Power100(Kason)

 2008年1月 ネット通販で中国メーカーのラケットが売られていますが、そのなかからKason(カーソン)というメーカーのラケットを買ってみました。ネット通販ではなく中国の上海で実際に買い付けました。日本円で8000円ほどです。
 使ってみた印象は つまらないラケットです。せっかく張った飛チタンがもったいない。今では若いもんの初心者が使うレンタルラケットに成り下がっています。

R2X−15(GOSEN)

 2008年5月 行きつけのラケットショップで見つけたラケットです。女性向けらしく白とピンクを基調にした色遣いが可愛くつい衝動買いをしてしまいました。
 ショップの店員さんにも「使い勝手は保証しませんよ」と釘を刺されましたが、「だまされたと思って買ってみる」と12000円を支払いました。
 ワンピース仕上げでグリップのキャップ部分が窪んでいて親指を当てるようになっています。デザインもラケット自体のコンセプトは素晴らしいと思うのですが、打球感はよくありません。お譲りになってしまいました。写真はグリップのワンピース部分です。

O3 SAPPHIRE(PRINCE)

 2008年6月 シャツなどでお世話になっている店長さんからデモ機を頂きました。プリンスのオゾン(O3)シリーズのサファイアというモデルです。
 オゾンシーリーズの最大の特徴はフレームに開いた大穴です。これのおかげでラケットが左右対称ではなく張り方に注意しないと上手く張れません。特に1本張りをするときはガットを最初に通すときよく考えておかないと失敗してしまいます。
 打球感はかなり良い方ですがシャフトの硬さが合わず(私にとっては軟らかいラケットです)で、使いこなせません。若いもんにお譲りに出しました。  

NANO SPEED 9900(YONEX)

 2009年3月 出たばかりのNS−9900を購入しました。YONEXの新フラグシップモデルということで、非常に硬く上級者モデルという触れ込みです。事前情報でも硬いモデルということは察知していました。
 普段は24LBSで張っていますが、硬いのを無視して同じ24で張ることにしました。実際に打ってみるとやはり硬いですが、ドライブなどは非常に打ちやすいラケットです。打球感は非常に良く硬いNS−8000といった感覚で使えます。ラケットバッグの中に入れることにしました。スマッシュもキレが良いので調子の良いときは重宝しています。ただし肘にダイレクトに衝撃が来ますから長時間は使えません。

ARCSABER−Z−SLASH(YONEX)

 2009年9月 発売されたばかりのARC−Z−Sです。
 ここ数年YONEXはコピー商品が出るのを嫌ってなかなか新作ラケットのカラーリングを公開しませんが、今回もギリギリまで色見本を見ることができませんでした。発売10日ほど前になってやっと色を見たとき、左右非対称で黄色の蛍光色と赤を使った派手な色遣いに驚きました。
 実際に打ってみると、ほんの少しシャフトが長い分だけスウィートスポットを外すことが多いのですが慣れれば問題なく使えます。スマッシュが速くなるという触れ込みですがNS−9900のほうがジャストヒットしたとき速いと思います。打球感は慣れれば私にとっては上級の部類です。まだ長時間使っていないのでこれから使ってみたいと思います。



 60本以上のラケットを使ってきました。初期の頃は別として、最近は新製品を衝動買いしてしまうことが多く浪費してるなと感じていますが、まあ趣味なんだから仕方ない。ここに書いた感想や使用感はメーカーがイメージしているものとはずいぶん異なる場合があります。カタログデータでハードヒッター用となっていてもスマッシュの感覚が悪く、逆にコントロールプレイに向いているものやその逆もあります。結局手になじむかどうかは自分でしか決められないし、他人の評価は当てにならないということです。この文章も参考にはなるでしょうが、最後は自己責任でラケット選びをやって下さいね。

 ラケットメーカもずいぶん変わりました。昔からあるのはヨネックスだけで、カワサキが倒産、サンバタ、ヤマハ、ヒロウンが撤退、カールトンも最近見ませんね。またケネックスブランドもなくなってゴーセンだけになりました。かわりにミズノ、ブリジストン、ウィルソン、プリンスなどが参入してきました。また通販ブランドも結構人気がありミントン(MOAA)などは持っている人を時折ですが見かけるようになりました。しかし、ウィルソンやプリンスのラケットを試合会場で見かけたことありません。売れてるんだろうか?
 と書いてから4年経ちクンプーやウィルソンのラケットだけだなくバボラやフォルザ、中国メーカー製のラケットを見かけることも多くなりました。YONEXの寡占化が緩んでいるのか、中国や韓国ナショナルチームがVICTORラケットと契約したといったニュースも飛び込んできました。世界的にバドミントンがビジネスになるという認識に変わってきたことの証でしょう。


 私がバドミントンをやるきっかけになったのは、自分の体力と運動神経に自信がなかったせいです。羽根突きくらいなら簡単だろうと思って入部したのですが、やってみると反射神経とスタミナを使い、しかもインサイドワークが勝敗を決める恐ろしいスポーツだったのです。これで完全にハマってしまいました。
 その後ヒザを悪くしてしまいバドミントンとは疎遠になってしまいましたが、大学に入って体育の授業でバドミントンをとり先生に褒められ気をよくして、大学のバドミントン大会(バド部員は出られない)で準優勝してビールをせしめて祝勝会をやり、バドミントン部から誘われたりしました。結局入らずじまいでしたが、これ以後、サッカーに寄り道したりしながらも少しずつでも続けてきて現在に至っています。


最新更新日 2009.09.30
前回更新日 2005.06.15