日本初?のバドミントン切手発見!

 本屋でなんの気なしに立ち読みをしていました。いつもパソコンやマンガのコーナーに行くとは限らず、たまには真面目な本や、うさんくさい本も読むわたし。
 そんななかで、ふと日本の切手の本を見つけました。パラパラめくっていると、「おっ なんやこれは?? バドミントンって書いてある」 そこには、バドミントンをしているショートヘアの女性の上半身が描かれているではありませんか。
 「1958年第13回国民体育大会記念切手」と書いてあるぞ。2枚一組の左側で、右側はウェイトリフティングの図柄である。スゴイモノを発見した・・・(なんてオーバーな表現 ^^;)
 切手の図柄は多分カラーなんですが、その本の図柄はモノクロ写真だけ・・・しかし女性の着ているウェアーは明らかに白ではない。うーん、40年以上前からカラーウェアだったのか?? どうしても色を見てみたい。
 なんとか探したいと思っているのですが・・・未だ発見に至っていません
2000年3月9日


 と、いろいろ探しているうちに・・・・なんと我が家から発見!! 実家の父親が収集していた切手シートの中から見つけだしました。私の父親は昔、郵便局員でした。切手を収集していることも知っていましたが、以前に電話して調べてもらったときには「それはないなあ〜」というつれない返事だったのであきらめていたのです。しかし、たまたま実家に帰った折りに、父のストックブック「東京オリンピック記念切手シート」の間にひっそりと挟まっている国体切手を見つけてしまいました。灯台もと暗しとはこのことだったのです。
 で、実物ですが写真の通りです。当時の切手は単色刷で実際にこんな色のウエアーを着ていたかどうかはさだかではありませんが、長袖または七分袖の濃い色のウエアーであることは確実です。
 切手の図柄もさることながら、5円切手だったんですね。(当時はハガキが5円、封書が10円だったそうです)また、国体切手は1967年の第22回から 多色刷り(カラー)になっています。
ちなみに図柄になっている競技は
1958バドミントン・ウェイトリフティング 1959フェンシング・ハンマー投げ 1960剣道・女子体操(跳馬) 1961男子体操(鉄棒)・ボート 1962射撃・ソフトボール 1963女子体操(床)・相撲 1964ハンドボール・女子体操(平均台) 1965競歩・男子体操(鞍馬) 1966射撃・走り幅跳び 1967陸上(競技不明) 1968女子体操(段違い平行棒)と体操が多いのが特徴です。
 ところで父親のコレクションをみると通用する切手の他に「みほん」と書かれたものが結構あります。これは販売以前に見本として郵便局に本局から送られてきたものらしく、郵便局員だった父が捨てられそうになったものを持ち帰ったもののようです。使えないから値打ちがないのか、市場には出ない希少価値のあるものなのかどっちなんでしょう?

2000年4月2日


 バドミントンの図柄は2000年の富山国体記念切手にも使われています。古いものと比べるとウェアもずいぶんカラフルになっています。砂原 晃という人が描いていますが、上がってくるシャトルをプッシュかネットスマッシュを決めようとする女性の姿に見えます。しかし実際にはあまりなさそうな構図で、プレイヤーの女性が初心者のように見えるのは残念です。
 ついでにバックは立山連峰なのですが、なんだかバドミントンが屋外競技に見えてしまいます。物価も上がってハガキ1枚の料金が42年のあいだに10倍になったことがわかります。
 ところで、富山国体のスローガンは「あいの風 ゆめのせて」と言います。「あいの風」とは晩春から初夏にかけて日中に吹く心地よい海風のことです。「出会い」や「愛」などを連想することから付けられたようです。
 キャロットクラブからリンクしている富山のバドラー、カーボンさんのHPのタイトルにもなっています。

2002年2月18日