PC-9801VMのAT互換機化



・ある日、いつものごとく秋葉を歩いていたときPC-9801VMが売られているのに気付きました。そしてVM君と目が合った瞬間"これでAT互換機組みてぇ"と思ってしまったのが始まりでした。もちろん、VM君を1500円で購入したのでした。

・私がVM君をAT互換機化するのに最も気を付けたのが外観を損なわないようにすることでした。そのため、出来るだけ切ったり削ったりすることをしませんでした。PC-9801VMを前に出したかったからです。
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・製作過程です。まず、中のM/bなどを全部外して中身を空にしました。それからいろいろ寸法を測りどの程度のAT互換機のM/bなら入るか電源はどうするかコネクタはどうするか、流用品としてどれが使えるかなど検討していきました。と言っても、紙に大雑把に書いていっただけですが・・・

・そして、構想が決まりました。まずVM君の筐体にプラスチック板を敷きそこにM/bや電源などのものを固定することにしました。これはショートを防ぐことと筐体に穴をけるのがいやだったことと加工の容易さでした。筐体にもともとあるねじ穴でプラスチック板を固定し、M/bなどの固定はプラスチック板の下からM/bの穴にあわせてねじを出し上からナットで閉めるというやり方です。電源も同様です。後ろのコネクタ類はL字材を使ってそれに固定することにしました。
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・1番の難題はPCIやISAの部分をどのようにしてCバスの部分に固定するかでした。結局これは大変でしたがアルミ板とジュラルミン板を使い固定することにしました。PCIやISAの固定するねじの部分はジュラルミン板にねじを切ってそのままねじ止めできるようにし、そのジュラルミンをCバスのねじ部分で固定したアルミ板に固定しました。どのようになっているかは下方の写真を見てください、言葉で表現するのは面倒くさいので(^^;;;;;;
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・次に難題だったのは電源の取り付けでした。普通のAT電源をそのまま取り付けることは出来ないし、VM君の電源を流用しても電源のワット数が足りないのです。そこで考えたのがAT電源とVM君の電源をばらしVM君の電源のコネクタをAT電源のコネクタと交換しました。ただ、電源がばらされたままプラスチック板に固定されているのでかなり危険です(お
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・電源のスイッチはほぼ同じものが使用されていたので取り付けは楽でした。止める部分のねじ穴は同じでしたのでそのままねじ止めし、VM君から流用したスイッチのソケットを挿しこみました。ただ、スイッチのソケット部分が奥に入ってしまうためソケットの穴部分に紙を詰めてごまかしました(^^;

・次にシリアルパラレルなどのコネクタの固定です。VM君の背面パネルの穴に合わせてL字材にコネクタ類を固定し、そのL字材はプラスチック板に固定しました。背面パネルの表記とは違うコネクタになりましたが気にしてはいけません(お、また、1MFloppyI/Fの部分を流用してSCSIコネクタとしましたがなんだか飾りになってしまいました(お、あと、キーボードのコネクタがATだったのでPS2に変換して取り付けました。これは、マウスようのコネクタを改造して変換コネクタを作りました。
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・マザーボードの取り付けです。マザーボードはMYCOMP Al5VPを使用しました。これは全体の大きさとPCI・ISAの幅が丁度良かったからです。マザーボードの高さ調整は絶縁ワッシャーを使用しました。リセットボタンはやはり既存の位置に取り付けました。特に力のかかる部分でないのと、面倒くさかったのでホットボンドでくっつけました。リセットボタンはPC屋さんでで売っている一般のものです。ソケットは勿論流用しました。

・VM君には真中の縦に支柱が入っていますが、それを取り付けたとき丁度下の部分がM/bのDIMMと競合を起こしてしまいました。これは仕方なかったので、支柱のあたる部分を削りました。内側で外観からは分からないので良しとしました。ただし、強度は弱くなりましたが・・・

・最後にLEDやスピーカーなどの取り付けです。スピーカはVM君のを流用し線を延長して使いました。LEDについては困りました、それは一箇所しかないからです。そこで、3色LEDを使いました1つのLEDで赤と緑と二つが同時に発光したときのオレンジ色が出るものです。ただしここで問題が発生しました。M/b側では電圧差によって発行させていたのです、つまりグランドが共通では無かったのです。ここの部分は、現在友人とともに開発中です。カプラーを使ってやっていこうと思います。

・後はドライブ類を取り付けておしまいです。5インチベイがあるので非常に楽です。HDDは5インチベイの下に隙間があるのでそこに取り付けました。

・細かい点などについては記しておりませんがご了承願います。文中VM君とありますが、PC-9801VMのことです。