2009/02/02

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。もう2009年。サイトを始めたのが2002年年末だから、何年やってるんだよって域にいよいよ入ってきた気がします。

--

松浦亜弥としてのオリジナルアルバム5枚目の「想いあふれて」。ジャケットの時点で期待値という沸点をあそこまで下げるというのは、もうある種の技術というかテクノロジーとしか思えないけれど、そのおかげで過度の期待することなく聴くことができました。欠点は、よし聴こう!と思い耳にするまで2週間かかったってことですか。というか、普通にかわいい22歳なので、それなりのジャケットで出してください。お願いですから。そういう意味では、2月発売の「チョコレート魂」には期待です。

まず、売れてないそうですね。初動で約5,000枚くらい。前作ダブルレインボウの半分といくことらしい。これを多く見るか少なく見るかということですが、という議論をしているのはもはやハロプロでもほぼないので結局のところ亜弥ヲタの中だけでしょう、ってことはどの角度から見ても売れてないわけで、つまりは売れてないのです。逆に言うともう本人と周りの5,000人〜10,000人で好きなようにやったらいいわけで、この「想いあふれて」でもやっぱりもはや好きなようにやっています。

あやや自身と周囲の大人たちで、古き良き時代の正統派ポップ・ミュージックを継承しようという立ち位置を決めたようで、アルバムを通して一貫性を感じます。つんくのキモ声もDaichiのキュピーンというショボギターも轟きません。懐古モードになるとDaichiすら懐かしく感じるわけですが、それはそれとして。

アルバム内では「想いあふれて」が秀逸。よすぎて悦に入れる。「真珠」「Fallin'」もいいと思う。特に「真珠」は立派なシティーポップで、かなり好きな部類に入ると思う(ライブで聴いて自分の中で仕上がる感じ)。ただオサレをおそらく狙っているわけではないので、どう?わたしおしゃれなことやってるでしょ?っていうある種の鬱陶しさはない代わりに、もうちょっとできただろうなっていうもどかしさもあったり。アルバム全体で言えることだけど、音数をあと少し減らすだけでだいぶ洗練される音楽になるんじゃないかなって気はするかな。

ただ、DTMが主流になり右も左も打ち込みサウンド、乙女なハウス、それかアニソン、そして巨塔になったPerfumeが受け入れられる時代に、20歳そこそこのアイドル上がりがポップ・ミュージックの道を歩くというのは、やはり時代錯誤も甚だしい。ただ。逆にポップスは10年、20年単位では不変の存在なので、ここに道を見いだしたのは素直にいいことだと思うし、安心できます。松浦亜弥が歌手でいる限りはどこかで歌を聴けるだろうという担保として。

続け。

--

昨日のハロコンで卒業ということになったけれど、思っていた以上につらかった。やっぱりHomeを失うのはでかい。

11:00 p.m. update

name address

2008/10/20

ハロー大量卒業。

あぁ、そうなんだ。と済ませそうになった自分を自省するための更新。こっちはエルダーとやらにいたつもりはないのになにやらお子様たちがわんさかやってきて、エルダー卒業とか言われても、まったくピンともスンとも来ないわけで。今や「キッズ」なんて言葉を使ってる自分のような人間は絶滅種で居場所がないと思っていたら、まとめて脱退と本当に居場所がなくなって笑った。

松浦ヲタは松浦、安倍ヲタは安倍、メロンヲタはメロン、ダーヤスヲタは(ry……と本人、推しともそれぞれが独自の活動のみをやっていて、今さらハローを卒業といわれても何が変わるわけじゃない。多分何も変わらない。でもこの喪失感は実家が無くなった時とおそらく同じ感じなんだろうな。家族が別々に暮らしててもどこかで繋がりあっているような、そんな場所がとうとう無くなった。

自分ももうそんな餓鬼じゃないので、若い子たちに昔のような恨みはもうないし、このままずっと傘に入ってられるとも思わないけれど、寂しいものは寂しいの。その感情はしょうがない。

自分にとって見たら今のエルダーがハロープロジェクトなわけで、それが全部脱退ということは本当に終わりってこと。それがこんなあっさりひっそりなのはなんとも寂しい。一時代が終わるっていうことはこういう事なんだろうな。

あんなに敬遠してたクソみたいなカラオケコンも、最後となると不思議と感慨深いものがある。最後に脱力するにしても涙するにしても、本当に最後だからやっぱり入りたい。松浦ヲタやってて卒業を味わうとは思わなかったな。

---

ちなみにこないだ、本気でオンリーユーを見てきました。松浦が演じる27歳の丸の内系スイーツOLが結婚を意識するころ見事に振られ、傷心しているところに純真無垢な自由人カメラマンとふとした出会いから恋に落ち、仕事も恋も金曜日の夜もがんばっちゃってハッピーエンドと言う内容。

内容はうんこ!歌はまぁまぁ!あややはめっちゃかわいい!と言うことで非常に満足できました。やっぱ現場はいいなー。良席はいいなー。

---

もう2008年の予定がないので、多分これで今年の更新は終わりです。もうサイトのやめ時が分からないのでこんな感じで続きます。では、よいお年を。

10:50 p.m. update

2008/05/27

a!!!っというまに季節は過ぎて暦はもう冬。初日に亜弥コンに行って、気づいたら千秋楽が終わってました。

……という更新しかけの文章がビルダーに残ったままさらに半年が過ぎてました。自分でもびっくりです。これが今年1回目の更新で、どれだけの方がまだここを見てるか分かりませんが、ハローのことはけじめとしてここに書いていきます。

(関係ないけど左のリンクどうしようか迷い中。みんなどこかへいってしまった。ミュージックマシーンも終わる時代だしね。)

-

ということで、2008年春ツアーの初日に行ってまいりました。これで多分2003年から5年連続で全てのツアー初日参加となりました。一時期は1ツアーにつき20公演以上行ったり、地方で土日昼夜昼夜→夜行バスでそのまま出社とか激務をこなしていたけれど、最近はツアーの回数は1公演につき1,2回とかなり健全な感じになってきました。が、延べ6年という期間が人としての駄目さがいい感じに熟成されてます。パルマの生ハムとか年代モノのワインとかじゃなく、青カビが生えたチーズ的な。腐臭的な。

毎年春ツアーが始まると、1年がスタートしたという気持ちが自然と沸いてきて、暦とは別に体に刻み込まれたカレンダーがあるんだなぁと残念に思うわけですが、15歳のファーストデートから今回の「AYA The Witch」ツアーで7年目ですよ。もう毎年しみじみしてしまうわけです。あの中学生だった子が…的な。でも、さすがにここまで毎年続けると、ツアーごとに(つまり半年ごとに)身体的にもパフォーマンス的にも劇的な変化があるわけじゃあないのね。18歳〜20歳くらいまでの歌唱力の上達っぷりはは引くぐらいだったけど、最近は良くも悪くも安心していつもどおりの松浦亜弥を見れるというか、なんかパフォーマンスがどうだった、こうだったとか考えずに素直に出されたものを楽しめる環境になった(観る方もやる方も)のが楽だし楽しい。ここからがある意味スタートかな、とも今になって思ったりします。

よく考えたらまだ21歳だし。21歳なんて普通まだデビューすらしてないのもごろごろいるもんね。

(亜弥コンネタばれあり)

まず初めての全編バンド編成。前回の「進化ノ季節」ツアーではバンドを用意していたのに半分はいつもの音源で、残りの半分がバンドという摩訶不思議構成。自分としてはいわゆるカラオケコンも嫌いじゃないからいいんだけど、そうじゃない人も少なくなかったから今回はそういうわだかまりもなくすっきり。ツアーを始めてから7年目でやっと全編バンドと相成ったわけで、イヤー長かった。松浦本人も、やっと出来ましたと喜んでた。10代の頃からバンドでやってたら…とも正直思うけど、思い出になった今までのツアーも思い返すと全部ぜんぶ最高だったし(盲目)、まぁよかったかな。

ドラム、ギター、ベース、キーボード、パーカッション、シーケンサー?サンプラー?(スピーカーで見えなかったけど多分ということで)、コーラス2人+松浦ちゃんが今回の我が軍。贅沢なんだけどブラス隊がついてて欲しかったというのが正直なところ。

ところどころで唸らせる選曲はあったにせよ、奇を狙ったものではなくて基本オーソドックス。アルバム「ダブルレインボウ」がリリースされたおかげで良くも悪くも弾数も曲調や歌詞の幅も増えて、マンネリの時期は無事抜けました!ぱちぱち。(前回から手持ちの曲の弾数は同じだけど、ダブルレインボウが半年で吸収できるくらい昇華できたから。)

(もちろん違う曲もあるけれど)全体的なアレンジは、AORっぽいというか、シティポップっぽいガールポップ。あくまで「ぽい」なんだけど、松浦には電子音は死ぬほど合わないし、打ち込みのダンスミュージックも違う。ロックも本線じゃないだろうポップスがベストで、自分はこのAORっぽいポップス路線はドツボでした。楽器も生きるし、声も生きるし、何よりもステージ空間が生きる。特に今回のツアーのハイライトの一つである「夕暮れ」(2ndシングル トロ恋のカップリング)なんて、元のつくりがそっちよりだったから、今のタイミングはぴったりだし、こっち側もこの曲なんて想定外という言葉が出てこないほど思いもよらなかったから、この選曲をした天皇から文化勲章を貰っていいレベル。

ただ、こういうツアー構成だからといって気取った内容になるわけはなく、気さくな、人間味あふれる内容だったというか、アホというか、ステージ上が楽しそうだからこっちも楽しい!そしてプロ!という最高の原則のままだったので、そこがやっぱり何より楽しかった。

あとは、前髪があって何より。(つづけ)

11:10 p.m. update