この巨大な絵はルソーの最後の作品であり、彼の生涯をしめくくるすばらしい作品となっている。密林の中で長椅子に横たわる裸の女を描くことの不条理を評論家に指摘されて、ルソーは「長椅子に横たわって眠っている女性は、この森に運ばれ、魔法使いの音楽を聴いている夢を見ているのです。そのことが絵に長椅子が描かれている理由なのです」と答えた。

この絵にはアポリネールがつけた詩が副題として添えられた。

「安らかにまどろむヤドヴィガは甘美な夢に浸っている 彼女は心優しい蛇使いが奏でる葦笛を聴いているのだ 銀色の月の光は流れや木々の葉の上できらめき 残忍な蛇たちも妙なる蠱惑的な調べに耳を傾ける」

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