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News Letter No10-2
 

2015年5月~9月 インドネシア向け寄付絵本の準備
CERC (Children's Empowerment Resource Center)
         絵本の翻訳貼り付け作業
2015年12月12日(土)スラカルタ(ソロ)市でのワークショップ 3幼稚園対象
2015年12月20日(日)バリ州クルンクン県でのワークショップ 10幼稚園対象
一つの幼稚園に8種類の日本からの絵本を寄付します。全部で104冊です。
それら全部の貼り付け作業がほぼ終了しました。
●本の運搬(20冊)を手伝ってくださった土屋さん、平野さんありがとう。
●全体の2/3の翻訳貼り付け作業を引き受けてくださった菅さんありがとう!
●それ以外は、平野さん、土屋さん、松本で行いました。
12月10日に土屋さんと松本が本の寄付、ワークショップのために出発します。
その時に、残りの84冊を二人で運ぶことになりました。郵送も考えてみたのですが、様々な問題が生じる可能性もあるとの事なので、自らの手で運ぶことが確実だろうということになりました。頑張ります。


 
 インドネシア国内での絵本の購入
 
ソロで、約120冊、バリでは約400冊の購入予定です。現在、注文中なのですがなかなか苦戦しています。同じ本を13幼稚園にそろえることはとても難しいようなので、都度店頭にある本を選んで購入することになるようです。ずっと現地にいるわけではないので、メールを駆使しての注文になります。12月までになんとか本をそろえたいと思っています。

インドネシアでの現在の絵本事情はこの事業を始めた2009年時点と比較すると随分変わったように思います。あくまでも、街の本屋の情景からの判断ですから、事実とは異なるかもしれません。
●ワークブック(幼児期からの読み書き算数の基本を教える本):日本の書店にもたくさん並んでいますが、売り場面積がどんどん大きくなっています。
 それだけ、幼児期からの教育が大切だという保護者の意識が高まっているのでしょう。
●CGを駆使した、カラフルな絵本が増えました。世界中で人気の「アナと雪の女王」もここインドネシアでも大変な人気です。その他、アニメーション映画の本もたくさんあります。
●知識を教える本が増えました。動物、本、恐竜、宇宙、自然等々、きれいな写真を使った本が増えました。
 街のお仕事シリーズ本も目新しいです。消防士、歯科医、宇宙飛行士・・・CGアニメのカラフルな絵の本です。
●昔話の本:1冊に100物語、50物語が入っている本で、インドネシアの民話、世界の民話が入っています。
●絵本:手書きの絵の絵本が少なくなりました。ちょっと残念です。インドネシアで出版されている手書きの絵の絵本のなかに、いくつか素晴らしい本があります。Merti Bunantaの本は、2歳レベルから小学生低学年レベルまでの本を出版しています。特に、小学生低学年レベルの絵本は、インドネシア国内の民話を取り上げ、絵は著名なプロの画家が担当しています。バイリンガルで値段が高いですが、是非、図書コーナーに入れたい本です。その他に、中部ジャワ州ジョグジャカルタで出版された本があります。鹿のお話で、6冊くらいのシリーズです。民話で多くの人が知っているお話だそうです。この絵本の絵もとても美しいです。この絵本は純粋にインドネシア語のみで書かれています。
その他、イギリスやアメリカの人気絵本の翻訳絵本が最近増えてきています。例えば、「大草原の小さな家」がシリーズで登場しました。これらはほとんどが英語とインドネシア語のバイリンガルです。英語の勉強のためにもつかわれているようです。

●素敵だな・・と思う本は高いです。ほぼ日本と同じくらいの値段です。それでも、多くの本はだいたい300円~500円くらいのお値段。中流の、または教育意識の高い親御さんが購入していくのでしょう。幼稚園では、絵本を使った教育はあまり見られません。首都のジャカルタではどうでしょうか。
私は地方の事情しか分からないので何とも言えません。いずれにしろ、幼稚園で先生方が絵本を読む機会が増えれば、どんな経済状態のお家の子どもも均しく絵本にであるのではないかと考えて、この事業を行っています。

絵本についてのCERCの考えは、幼児期はインドネシア語で物語を味わう時期。物語に入り込める、想像性を刺激する絵本にであることを大切にしたいと思っています。それでも、バイリンガルの本の中にも素晴らしい本がありますので、幼稚園の先生方が物語の紹介を主なる目的としてとして使ってくださるように、研修等で伝えていきたいと考えています。

もちろん、英語で読んであげることで、子どもたちが喜ぶこともあるでしょうね・・・。最近、日本の特別支援学校の中学部での英会話の授業を観察しました。外国人講師と挨拶をしたり、手遊びやゲームをしたりして楽しそうでした。その中で印象に残ったのが「くまさん くまさん なにみているの?」の絵本を使った活動でした。絵本は、「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? 」 はらぺこあおむしの作者として有名なEric Carleの本です。繰り返しの言葉なので記憶に残りやすいですし、絵がとても素晴らしい! さらに、この授業では、Youtobeの中の「うた」を利用していました。
曲は、キラキラ星のメロディーを利用しています。映像と音楽を合わせてとても素敵な仕上がりの動画で心に残ります。授業が終わった後にも生徒たちがなんとなく口ずさんでいました。実は私の頭の中にも、曲と映像が残っていて、時々出てくるんです。そして、気持ちが豊かになるのです。これも、絵本がもたらす素敵な効果かなと感じました。絵本は子どもだけでなく大人も楽しめます!
この「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? 絵本とこの歌を使って、インドネシアの子ども達に見せてあげたいなぁと考えています。
い つ か・・・!