こども支援チェルクCERC
(Children's Empowerment Resource Center)
2014年 ニュースレター No3 
(2013年12月・2014年1月の活動)
2014年1月14日-15日 カリタスジャパン助成事業
14日:岩手県立光陵支援学校 職員研修
@研修者数 約50名
A感想
・子どもたちに伝えたいこと、伝え方の技術の両方が大事だと思った。
・思いつきや感情的すぎたりすることなく、子どもたちと向き合いたいと思った。
・コミュニケーション感度を鋭くして、気づき、工夫ができるようでありたいと思った。
・子どもたちにかける言葉一つ一つに気を配っていきたいと思った。
15日:ふれあい教室:米崎保育園にて巡回相談・午後ふれあい教室にて話し合い


2013年12月20日ー24日:バリ州 ジンバラン
 ・20日:Mentari Fajar職員研修「Story Book Curriculum」 −「あおくん きいろくん」の絵本を使って色遊び
 ・21日:子どもと一緒に「あおくん きいろくん」のお話しと色遊び活動
 ・23日:振り返りの勉強会、様々な色遊び活動を考える
 ・24日:カリキュラムの作成について

2014年1月2日ー8日 中部ジャワ州 ソロスラカルタ市
 ・1月3日:Mitra Ananda クリニック職員研修:「自閉症の子どもたちの行動と認知特性について」
 ・1月4日:脳性まひの子どもたちを持つ保護者への助言
 ・1月6日:自閉症学校2校見学
 ・1月7日:幼稚園見学・PNTC:Pediatric Neurodevelopment Therapy Center Solo 見学
 ・1月8日:幼稚園見学 
21日子どもたちが朝から集まってきました。6人〜8人と聞いていましたが、なんとお母さんたちの携帯電話ネットワークの力により20人以上も集まってきてしまって、みんな大慌て!なんと大騒動の「あおくん、きいろくん」の読み聞かせと「フィンガーペイント」遊びになりました。ちゃんと先生たちは準備をしていたのに、段取りがうまくいかず子どもたちを青やら黄色やら緑やらの色とりどりにして、庭で待っているお母さんたちのもとへ帰らせることに・・。成功とも失敗ともいえない不思議な活動になり、その日のうちに先生たちは反省会を開いたそうです。翌日は、フィンガーペイント以外にどんあ活動があるかを考え、実際にやってみました。色水つくり、デカルコマニー・・・。みんな真剣にかつ楽しく実際にやってみました。
一番先生たちが乗りに乗ったのは、色を使ったフルーツバスケット。Mentari Fajarの教室には、4色のカラフルな椅子が使われています。鬼が色を名前を言ったら、その色の椅子に座っている人が椅子の場所を変えます。椅子がひとつ足りないので、みんな大急ぎで椅子を奪います。そのうち椅子の数を少なくしていきました。先生たちは大騒動、大笑い!楽しく色について学習できる活動をどんどん考えようね、と終了しました。
Yayasan Pendidikan Citra Mulia Mandiri-Sekolah Luar Biasa Khusus Autis dan Hiperaktif (ジョグジャカルタ)
最近移転した自閉症のための学校です。周囲は自然に囲まれています。建物を大きくするために移転したとのこと。そのために随分中心地より入り込んだ地域にあるように感じました。
財団(日本では法人でしょうか?)運営ですが、公的に認可されているため教師の給与は公費でまかなわれています。それだけ教師の質は良いのでしょうか、落ち着いた雰囲気の学校でした。残念ながら児童・生徒はいませんでした。学校内の教室環境はこれまで見た学校と比べると良好。狭くても、感覚の統合をねらった部屋がありました。感覚の統合が困難な児童生徒にとって、うれしい部屋になっていることでしょう。学校では「スケジュールシステム」を取り入れているようです。教材の提供などがどの程度構造化されているか是非見学したいと思いました。作業学習の部屋では、さすがジョグジャカルタです。絞り染め、バティック(ろうけつ染め)の作業場がありました。この学校で、約1時間半先生方の質問に答えました。コーディネーターのパルディヨ先生は、「インドネシア語で大丈夫!」とおっしゃいましたが・・・、教育委員会の方が英語がおできになるとのことで急遽通訳を.
オーストラリア留学の経験があるとのこと。でも、もう20年も話していなかったよ・・!とおっしゃっていましたが、がなんとか切り抜けました。
 Yayasan Bina Anggita: Dekolah Khusus Autis Bina Anggita(Kanonan Tegal, Bangun Tapan,Jogjakarta
1980年代から自閉症ために教育をしているとのことです。この学校も最近移転し建物は建ったばかり。教室にはエアコンがありました。随分経済状態が良くなり、教育にもその影響がでています。すばらしいです。庭には畑があり、作業学習に使っているのことでした。この学校の生徒のガムラングループはとても有名で、テレビにも出たそうです、そのときの映像を見せていただきました。動画をいただきましたので、見たい方は連絡してください。校長先生はとても落ち着いた、底力のある女性。経験を積んできた先生は落ち着いた方が多かったようです。
CBRセンターから歩いていけるほど近い幼稚園です。4年前に行ったときから比べると、環境がとてもよくなりました。この幼稚園も公費の支援を沢山得ているとのこと。教員の質も安定。笑顔が沢山。女の子のダンス、男の子のダンスをそれぞれ見せてくれました。女の子の中にダウン症の女の子が一人。とてもしっかり成長している様子。自信たっぷりにダンスを踊っていました。男の子の中には一人自閉症の男の子がいました。みんながやっていることを見るのは好きですが、一緒にやるのはちょっと・・・。みんなの「中」に入ることにちょっとドキドキするようです。先生たちは、特に無理をさせることなく、見守っているように見えました。助成金が得られたら、絵本の寄付ができるけれど・・という話をしたら、園長先生はとても積極的でした。
CBRセンターから車で7-8分。イスラム教の幼稚園です。みんなかわいいですね。園庭にはところせましと遊具が置かれています。沢山の子どもたちが活発に遊んでいます。日本では考えられないほど活発。みんなかすり傷くらいしか怪我はしません。すごいなぁ。私が幼稚園の教員になったばかりの頃はみんなこんな風にあそんでいたなぁとなつかしく見学。教員は笑顔とメリハリで集団活動をすすめていました。子どもたちは活発で笑顔とおしゃべりいっぱいいですが、集団活動によく集中していました。フィンガーペイントもとても素敵。最近、職員研修のワークショップでならったのだとか。下段中央と右はこの幼稚園の図書室です。いわゆる絵本はありませんが、子どもたち特に女の子たちがおしゃべりしながら絵や漫画のような線画の絵本を見ていました。