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News Letter No7-2 中部ジャワ ソロスラカルタ
2014年8月20日ー8月23日
CERC (Children's Empowerment Resource Center)
  1.高見先生による、脳性まひ・運動発達の遅れのあるお子さんのアセスメント:全部で7名のお子さんのアセスメントを行いまし
   た。ソロには、PNDC(小児神経発達センター)があり、子供向けの理学療法を中心にしたリハビリテーションを行う場所が
   あります。民間です。インドネシア全国から、経済的に余裕のあるお子さんが、母子、おばさんとお子さん、おばあちゃんと
   お子さんで家族から離れ、センターの近くに家を買ったり、家を借りて、リハビリテーションを受けるために住んでいます。
   お会いしたお子さんの中には、とても重度のお子さんもいますが、家族の献身的なケアのおかげで元気に育っています。
   私たちは主に食事の様子をアセスメントしました。内3名は、とても注意を要するお子さんでした。嚥下にとても努力が必要。
   食べ物の種類によっては誤嚥の可能性もあります。高見先生は聴診器を使って、丁寧にお子さんの嚥下の音を聞きながら
   どの姿勢で、体のどの部分を支えてあげるのか、スプーンはどんなものが良いか、食事の携帯はどんなものが良いか、
   個々のお子さんの状態に合わせて助言していきました。1回の面接でお子さんの問題を把握して、すべての助言をすることは
   不可能です。食べさせる方(保護者、ベビーシッター)の気持ち、技能の違いもあるので、個々に合わせた助言が必要です。
   また来週も会えるのならば・・・・、かといって一度にたくさんの助言はかえって混乱を招いてマイナスになるかもしれま
   せん。お子さんの気持ち、保護者の気持ちに合わせながら対応していきました。また、言葉の壁もあります。
   日本語ー英語ーインドネシア語と時間はかかります。でも、かえって考える時間もあるとも言えます。
   朝から夕方まで、精神的にも身体的にも緊張が続く、疲れましたけれど充実した日となりました。
2.ソロYPACの見学に行きました。医師、リハスタッフ(PT,OT、ST)をそろえたリハビリテーションセンター、スペシャル
  スクー ルの   ある施設です。詳しくはわかりませんでしたが、半官半民の運営のようです。肢体不自由の中学生くらいの
  生徒が、作業学習でオートバイの洗浄をしていました。バイク移動をする人が多いインドネシアならではの作業だと思いま
  した。施設全体活気があり、子ども達も楽しそうな子どもが多かったようです。聴覚障害のあるお子さんの言語療法を
  行っているSTに会いました。経験を積んできた方のようで、自信をもって音声表出の練習をしていました。理学療法室では、
  地元の養成校、スマトラの養成校からの実習生を受けて活気のある訓練を行っていました。
  作業療法室には、スヌーズレンの考え方を取り入れた部屋がありました。新しい情報を取り入れる積極さを感じました。
  作業所での利用者の中には、パラリンピックで日本に来た方と会いました。JICAの青年協力隊が過去に何名か来たことが
  あるようです。また、NGOの支援を受けて、日本で3か月の研修を受けたことのある理学療法士にも会いました。
  日本が経済的に安定している時代にはたくさんの日本人が来て支援し、日本での研修活動に招いたりと活発だったようです