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News Letter No9-2 バリ島での活動
2014年12月23日ー1月8日
CERC (Children's Empowerment Resource Center)
  12月24日 ムンタリファジャールの見学、二つの幼稚園の図書の見学 
  CERC会員の菅さんと平野さんをムンタリファジャールにお連れしました。お二人とも翻訳の貼り付けのボランティアをしてくださいます。
  ムンタリファジャールの図書室は一段と充実していました。Tubanの図書室は、本を無くしてしまうのが怖かったのでしょうか、奥にし
  まわれていました。また、お願いしていた翻訳の貼り付けは手が付けられていませんでした。さらに、日本語本には日本語のローマ字が書
  かれていました。そこで、貼り付けが必要な本11冊を持って帰り、平野さんに貼り付けていただくことになりました。
  お願いしたことができていないことを責めるのではなく、どうすれば、先生たちが子供たちに絵本を読む方向に持っていけるかを、私たち
  が考える必要があります。今後、図書を寄付した幼稚園に向けて、お互いの経験を分かち合うような研修をしてみてはどうかと、ムンタリ
  ファジャールの先生たちと話し合っています。
  失敗から次の一歩に進むための解決策を見つけ出すことが大切だと感じました。
  下記の幼稚園は、ジンバランにあります。絵本の機能をよく理解して、創造的に自分たちなりに工夫していました。

  
       
  12月29日 Storybook project 2014 図書の寄付と研修会 バリ州 ギャニャール県 シンガパドゥ 
 場所:TK & PAUD Tunas Shantika, Singapadu, Gianyar 
ンタリファジャールの先生方が主に説明をしてくださいました。
シンガパドゥのTunas Shantikaは村立の幼稚園。小学校前の2年間、
Taman-Kanak-Kanak(TK)でシステムは学校教育の中に含まれています。PAUDは英語のEarly Childhood Educationの意味です。日本では年少組(3歳児)になります。この日、残念だったのはPAUDの3名の先生方が参加しなかったことです。どうもうまく伝わっていなかったようで、反省です。
2014年の4月にこの幼稚園で私が一度「おおきなかぶ」を読みました。その後にすぐに劇遊びをしましたが、その時のビデオをみんなで見ています。子どもたちの姿が生き生きしているからでしょうか、先生方は熱心に見てくださいました。
Atet先生は、本の読み方を説明し、自ら読んでくださいました。
なかなか上手です!
   
 会員のすがさんが翻訳の貼り付けを一手に引き受けてくださいました。自分が労作した本がどのように子供たちに受け入れてもらえるのかを見たくて、今回初バリです。今後、ボランティアが増えることを祈っています。   1月7日に訪問したTunas ShantikaのPAUDです。外国人が教室に入ってきたのでみんな最初は警戒していましたが、徐々に絵本に集中してくれました。劇遊びもやってみましたが、まだ警戒心が強い年齢。そこで、本棚の本を次々に紹介する活動に切り替えました。みんなの好奇心を刺激したようで、新しい絵が登場するたびによく見てくれました。
 1月7日 Tunas Shantikaの先生たちと30分話し合いの時間を持ちました。まず、本棚をどこに置くかを検討しました。4歳ー5歳の教室に置かれていたのですが、子ども達が本を勝手に出し入れして本が乱雑になってしまい、先生が困っていました。そこで、スペースがより広い、PAUDに置くことになりました。
 先生から質問が出ました。「本を読んでみたけれどみんなが騒いで聞かない・・」と。とても困った顔で質問されました。そこで、検討。
①本棚の本は一度子どもたちには見えないところに片付けることにしましょう。②1週間同じ本を変える前に読んでみる。この方法だと、1か月に4冊の本が紹介できます。③まずは、簡単で文章が短い本からはじめましょう。④半年くらいかけて、少しずつ紹介していきましょう。
ということになりました。先生から本音の質問が出たのは初めてです。とてもうれしく思いました。今後も、先生たちから「○○で困っている」という質問が出るようにするためにはどうしたらよいか、考えることが私たちの宿題です。
2015年1月6日
  Suka Cita FoundationでSpecial Educationと図書活動について情報交換しました。
  Suka Cita Foundationが支援している学校:Bimbingan Belajar Anakを見学しました。
  Gusti Putu校長先生と話し合い、次回の訪問で図書の寄付とワークショップを行うことになりました。
  8:30-11:30 知的障害を持つお子さん4人がこの学校に通っています。開校当初、4人とも全く落ち着きがなく自信も笑顔もなかった
  とのこと。でも、今は学校で学ぶことが大好きで笑顔がいっぱいです。 
  この日は、爪切りの使い方をお勉強していました。また、人の前を通るときには片手を差出「失礼します」ということも教えられてい
  ました。なんだかとてもうれしそうに「失礼します」と言って私の前を通ります。
  大人に認められることがうれしくて仕方がない様子でした。
 
       
 教師がサインと絵を見せながらゆっくりと伝えていました。若い先生ですが、よく頑張ってコミュニケーションの技術を身に着けました。最初は理解できずすごく大変だったけど、今は大丈夫!だそうです。  休憩時間にお人形遊びをしている男の子がいました。お人形に自分の代わりにおしゃべりさせて、私に挨拶してきました。初めて会った私に興味があるけれど、恥ずかしかったのでしょう。素敵です!  ここはお勉強をする場所です。机には、それぞれの子どもの写真と名前がはってあります。どんなお勉強をするのか、次回の見学が楽しみです。  自分達の持ち物は、自分で整理するように教えられています。将来の自立のために、とても大切なお勉強です。
     一日のスケジュールが視覚化されています。出席は自分の写真を順番にお返事をしてから掲示板に置きます。Suka Citaの助言をよく受け止めて勉強し、実践しています。視覚化に関して「知っている」という教師が多いですが、実践してこそ「知っている」ことになるのでしょう。
教材もわかりやすく配置されており、教師が整理整頓に努力しています。「教師が教材を使いっぱなしにして教材がすぐになくなってしまう」と嘆いていた副校長先生がいました。この学校は、他の学校のモデルになれると感心しました。この環境で子どもたちの心が育っていました!