2011年7月ー8月インドネシアバリ島での絵本活動  Back ←        
ージンバラン地区、ウブド地区での障害のある子ども達の学校での活動

       ジンバラン
   ムンタリ・ファジャール学校

 スリ先生は、学校のスタッフ3名で毎週土曜日近所の広場でお話キャラバンの活動をしています。
 お話の前にまずはダンスや歌で子どもの気持ちを惹きつけます。子ども達は歌が大好き!大喜びで集まってきます。
この日に2冊の本をみんなの前で読みました。スリ先生が手にしているのは「地震」の本です。

 スマトラ沖地震(2004年マグニチュード9.1)の経験はインドネシアの人々の記憶にまだ新しいです。ですから、3月11日の東北の地震についてはとても共感的でした。インドネシアの方々の思いやりの心は、日本と似ているなぁと感じる事があります。今回の東日本大震災の被災に対しての思いもとても共感的です。
 お話の時間が終わると、「貸し出し」が始まります。
 シートの上に並べられた本を子ども達は次々に手にしていきます。でも、興味のない本はぽいぽいっとその辺に投げてしまいます。
 そこで、言葉の通じない私は、そーっと、だまって、本を並べなおしていきました。
 すると、それに気付く子ども達が何人か現れました。そして、一緒に本を並べてくれました。
 すると・・・ぽいぽい投げていた子ども達が元通りに本を置くようになりました。すごいなぁ・・・「言葉」を仕事にしている私ですが、行動による伝達方法の力に改めて感動!
2011年7月31日 近隣の幼稚園・学校の先生方を対象にスリ先生がセミナーを開きました。ジャワ島から障害のある子ども達の学校で長く教育活動をしているベテランの先生を講師として招きました。
 そして、私は、「子ども・絵本・物語の世界」というテーマで、幼児期、児童期初期から絵本や本に親しむことの大切さについてお話しました

 インドネシアでも、学校に図書室を作る活動が、教育省の指示によって始まりました。
まだ始まったばかりなので、「図書室」そのものの作り方や子どもへの提供の仕方を先生方が学んでいるところです。
 読み聞かせをすると子ども達が熱心に本に集中することに、現場の先生達はすでに気付いています。でも、本はまだ高価ですし、良い本が少ないことが現状です。
 私達の支援の力は小さいです。でも、少しずつ本が増えていき、本に触れられる子ども達の数が増えるといいなぁと思います。
 日本では本があふれかえっていますが、本に親しむ子どもの人数は減っているとか・・・。この問題の原因などは理解ができますが、なんだか悲しい現状です。
 





























ウブド  シャキ・タリ・ウス学校
8月に訪問しました。
担当者のEric(エリック)さんの尽力により、子ども達のくつろぎの場、自由に本を手にする場、クラス活動で集団で絵本の読み聞かせガできる場・・・多目的に使える図書室ができあがりました、


DVDで、物語を見ることもできるようになっています。
くつろぎの椅子もあるし、座布団もかわいいしとても素敵ですね。

よく見ると、日本の絵本が見えませんか?
みなさんからの寄付や翻訳の努力が見えます。
子ども達が喜んでくれるとうれしいです。
11月に訪問した仲間が、きちんと整理され運営されていると報告してくれました。
また、ウブドにある本屋さん「ガネーシャ」では、定期的に絵本の読み聞かせをやっているそうです。うれしいニュースです。