その昔、模型の人だった気がします・・・・・・・
ガンダムも自動車も作った気がします・・・・・・・・
フィギュアも塗ってましたな・・・・・・・・

えぇ・・・それは、みんな「過去」です・・・・・・・・

過去なんです・・・・・

え?現在???

「そう!!いまわ!!もはや、人形首しか作れないふざけた身体!!!!!」


ちょいと、そこのあなた!!!
なんとなく、キャラ萌え気味な、あなた!
つくって、飾るフィギュアに、もうひとつなにか求めてるあなた!!

そうあなたですよ!!

首つくって、着せ替え人形に乗っけませんか???
えぇ、ガレージキットから、ガメちゃえばいいんですよ??

え?もったいない?
今一番萌えてるキャラが発売されてない???

 じゃぁ粘土だ!!!
    粘土しかない!!!!!!!


え?出来そうに無い???
ご謙遜語謙遜!!
わしも最初は、技術も経験も無い、吹けば散るよな野に咲くタンポポでした
でも、その手に、一握りのせこさと、欲望、そしてささやか(嘘気味)な煩悩があったのです!!!!

男が萌えて出来ないモノは無い!!!!!!
     さぁきたれ人形首の世界!!
<でも、女性だって大歓迎・・・よ?  


以下は、大阪府在住Tさんからのおたよりです・・・・・・・


『キャラ萌え人種における首だけスクラッチドールの有効性と楽しみについて』

いまを然ること数年前、
本屋で立ち読みした、某モデルグラフィック誌に掲載されていた
フル稼働EVAキャラドールは、
なんとなく、センセーショナルっていうか、ぐっときました・・・・・

何にきたのかって?「何か」にです。

観たとたん、久しぶりに模型誌作例のまねっこに挑もうという、
少年のころの気迫が蘇ってきたわけで・・・・・・・・

作例は、GKヘッドと、当時発売されている、27cmドールのなかでも、怒涛の全身可動を誇る、
「フルアクションジェニー」とのドッキングでした。

可動範囲とか、シルエットとか言った、細かい事のまえに、
劇中のキャラで、着せ替えできたり、
ロボットKITのようにポージングできるっていう、
キャラ萌えヲタ心理に照準セットで、
「もはや、ゴッドバードに変形するしかないじゃないかアキラ!!!」
といった、「下田の港に黒船来航」の、模様を呈しておりまして、

「これはもぉやるしかあるまい!」

その後数日を待たず、
「幸か不幸か、所帯を持って、女の子を一名ほど所有している友人宅」を訪ねた折、
そこの”奥さん@ヲタク気味”に、

「流石のわしでも女子玩具コーナーは恥ずかしいので、
すみませんが近所のジャスコで、フルアクションジェニーをひとつ、お願いしたい」

という、呪文を吐いたのが、”戦場に、最初の銃弾が飛んだ瞬間”だった気がします。

奥様は、義理堅いのか、なにかおもろいことが起こる予感が、あったのか、
速やかに”所望の品”を、確保してくれました。

「毎度 ありがとうございます」

親元住まいで、恥も外聞もあった自分は、速やかにデフォルトの首とパッケージを、処分し、
内容物だけを、隠密に移送いたしました。

当時ツクダオリジナルのソフビ綾波さんが、一体、仕上がっておりまして・・・・・

「・・・・・・・やるぞ・・・・・・」と、つぶやきながら、首に手を・・・・・・・・

「も、もったいねぇ・・・・俺には・・・・・できないっ・・・・・・」

自分の貧乏臭さと、ふがいなさを呪いながら、首無しのジェニーさんを前に、
しばし熟慮いたしたのち、出た結論が・・・

「へたでも良いからじぶんでつくろう・・・・・・」

それまで、ファンドで、こそこそ、マスコットなどはこしらえてたものの、
真面目なキャラ首なんぞは、数えるほどしか経験もなかったわけで・・・

しかし、「乗りかかった船が、南米からのの密輸船だった」ようなもので、
途中で降りるわけにも行かず、事態はどんどんまづい方向に転落して行くのでした。

「気分転換にスカルピーにしよう!」

なんとなく思い立ったので、電気屋街に、オーブントースターを買いに行くのこと。

速やかに、温度調節つきの良品が、5000円ほどで見つかり、
うきうき気分で、帰るも、改めて説明書を読むと、

「オーブントースターでは焼けません」

と、書いてあります・・・・・・・・

しかし、船は南米を出て、夜の埠頭は、目前まで来ているのです。

「もぉ引き返せません。」

「そぉだ・・・直火にさらさなければ良いかも!」

思いつきで、アルミホイルをかぶしたのは、大当たり!見事に焼けるじゃないですか。

ちなみに、説明書通りに、ボール紙を敷くと、引火して火が出ました

「この大嘘つきめっ!!!!!!!!」

スカルピーの火力は、抜群でした。

なんせ待たなくっても良いのです。
ひけないし、ヘラ通りも良くて、巧くなったような気がしたり・・・・・・

試行錯誤の末、記念すべき第一個目首、
「赤木 リツコ」が、完成しました。

いろいろポージングしてみると、なんだかいい感じなのです。

塗りあがったあと、眺めるしかない、GKとは、違った感動が、
空を切り裂く稲妻のようにフラッシュしました。

ここで、当たり前の心理として、

「変えの服が欲しい」

と、成るのですが、、女子玩具コーナーで、人形服を選ぶのは、
強烈に胆力が必要なのでした・・・・

人目を気にしながら、どきどきレジにいくなど、もはや味わえない初々しい感覚、

「あぁ俺フレッシュ」

そうして、手軽に、未発売キャラ人形の立体物が出来上がる感動に味を占め、
矢継ぎ早に、首ばっかり作り一年ほど過ぎるのでした・・・

マーミットから、新型素体が出ると聞けば買い、
コトブキヤから1/8が出ると聞けば予約、

知らない間に家庭内でも無理やりに市民権を勝ち取り、ひたすらに、首ばっかり作る毎日、

そんななか、某V社が、ドルフィー攻勢に出始めたのは、正直嬉しかったのです。

今までの、素体人形とは一線を画する、シルエットと精度、加えて抜群の可動範囲、

さらに、「人形用品が模型店で買える」という、状況が、どれだけ、心の助けになったことか・・・・

そういった、マーケットの動きは、

「おれは恥ずかしい道を歩んでないのかもしれない」

という、変な誤解を伴いながら、ますますおかしな方向に突き進み、帰る道さえ見失いました。

このあたりで、すでに、ホームページを始めてたりで、

「CG系ページの更新に喰らいついてやろう!」といった、

めちゃくちゃなスローガンのもと、
製作ペースは、「遅くて二週間に一個」「早くて三日」という、異常なものになってゆきます。

そういった中、「首だけ作るメリットと効果」というものが、漠然と形になってきました。

オンエアが、年々減って行く、メカものに対して、
アニメが、漫画が存在する以上、好きなキャラクターには事欠きません。

常に、欲しい物があり続けるみたいなのです。

「あぁ、いいなぁ」と想ったら、ぽっと作って、成功失敗を問わず形にはなります。

人形つくりの作業の中でも、一番身の入る、頭だから、
適度な緊張が連続して、中たるみしないのも、飽き症の自分に向いてるようです。
<もぉ地道なパーティングライン消しとか、ボディの磨きとかできないっすヨ・・・・

”下”まで、ちゃんと、一品こしらえるとなれば、どう見積もっても、一月、
長くなれば半年はかかる訳で、
その間に、飽きちゃう可能性大きすぎなのです<泣

首だけ、一月に、平均二個やっつければ、一年で24個、
真面目に人形つくりの修行するのの、
数倍のスピードで、品が上がるわけです。

少ない時間投資は、「仕上げてみて、落としたらもう一回作ってみる」といったスタイルでも、
かなり、ストレスが少ないのです。

おんなしキャラで、通算5個目とかってのもざらですし・・・・

なんせ、「思いつきでこしらえれる気軽さ」と、「短い作業スパン」は、
生首しか作らないことでしか、実現できない、不思議な結果だったりします。

キャラもの嗜好を、手軽に、立体的として満足させる、生首つくり。
ガレージキット的仕上がりを漠然と睨みながら、着せ替えおもちゃであることを、
前提にこしらえる今日なのです。

出来は、まいどアレなのですが、所詮半端な「立体同人」
作品に対するアプローチの一つとして続けていこうと想っております。

っていうか、是非一度、試されん事を・・・・・・・・・・

    「地獄の釜は、開いております。」