最終更新日2019年5月18日

戻る

メニューに戻る
詳解世界史歴史地図・図解


−ディオクレティアヌス帝の四分統治(293〜305年)−



(この画像と説明文は『世界史地図・図解集』に収録されています)


ディオクレティアヌス帝の四分統治(293〜305年)

ディオクレティアヌス帝の四分統治(293〜305年)
 284年皇帝に即位したディオクレティアヌス(在位284〜305年)は帝国が内外の敵に脅かされていることに危機感を抱き,帝国組織の統治全般の抜本的な機構改革を断行しました。
 彼は有能な同僚と帝国を分割統治することを決意し,有能な軍人マクシミアヌスを286年正帝に任じます。そして293年,ディオクレティアヌスが東方の正帝になり,マクシミアヌスを西方の正帝とし,東西それぞれの副帝にガレリウスとコンスタンティウスを選んで帝国を四つに分けて治める体制(テトラルキア)をつくりあげました。
 これによって,ディオクレティアヌスはニコメディア,マクシミアヌスはメディオラヌム,ガレリウスはシルミウム,コンスタンティウスはトレウィリーを都としますが,4帝は軍隊とともに領内を巡回することが多くなります。