冬になるとあちらこちらの茂みで、アオジの地鳴きがきこえている。鎌倉にやってくる冬鳥としては、かなり数が多い方なのだろう。とはいえこの鳥を写真に撮るのは、それほど容易ではない。チョコマカ、チョコマカと、とにかく動きが早くて、じっとしている瞬間などほとんどない。ホオジロ科の鳥で草の種を主食にしているが、繁殖期などには昆虫類もかなり食べているようだ。地面で採餌することが多いが、猫を警戒してか、最近我が家にやってくることは、まれになってしまった。地味だが、よく見るとなかなか綺麗な鳥である。
この鳥は夏には標高1000m近い高原に移動して、繁殖するが、鎌倉にやってくるアオジはどこで繁殖しているのだろうか?5,6月から夏場にかけて、富士山麓の草原に行くと、確実にアオジの囀りを聞くことが出来る。丹沢でも声は聞くことができるが、あまりまとまっている場所には出会ったことがない。アオジの囀りもなかなか見事なものである。

富士山麓でアオジが繁殖するような環境に行くと、ホオアカやノビタキなどが、良く見られる。標高で言えば、一番下がアオジでその次にホオアカ、一番上がノビタキというように住み分けているように思われるが、偶々なのかもしれない。
図鑑でみるとノジコもアオジと良く似た姿をしている。ノジコは主に夏鳥として、やってくるが声はアオジよりも声量があって、はるかに美声であるとのことである。この声を聞きに箱根の仙石原に何度か通ったことがあるが、チラッと声が聞こえただけで、明らかにその違いがわかる程の美声にはまだ出会ったことがない。(2003年2月)
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2005年6月14日、箱根のやすらぎの森でノジコの声を聞いた。自信がなかたので、ICレコーダーに収録し、種々検討の結果、ノジコに間違いなしとの結論が得られた。ノジコを求めて少なくとも7,8年は箱根に通ってきたので、やっと巡り会え、感激である。
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