山崎の谷戸の一帯は中央公園として、生まれ変わりつつある。この写真は20年ほど前の山崎谷戸の姿である。既にこの地域も一部工事が行われて、様相がかわってしまった場所もある。以前は谷戸の奥に入れば、家も電線も全くみられない、アングルがあり、鎌倉時代にタイムスリップしたような感じがした。私はこの雰囲気が大好きで、最低でも毎月2,3回はここを訪れていたが、最近はめったに、立ち入ることもなくなってしまった。鳥も昆虫も植物も多く、行く度に新しい発見があり、決してあきることはなかった。この地域は中央公園の第二期として、これから本格的な工事が行われる予定だそうだ。限りなく昔に近い状態のまま保存して欲しいものだが,難しいのだろう。既に一期計画として管理された公園となっている、二つの池を含む地域も公園としては決して悪くはないが、以前に較べるとどことなく人工的な感じがして、味気ないと感じるのは、私だけではない筈だ。
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私はこの谷戸に生息する魚に関心をもって、観察してきたつもりであるが、魚の数は最近急激に減少しているように思われる。自由に川底に下りられないので、正確ではないかもしれないが、ここ数年ヨシノボリは全く発見できなかった。ホトケドジョウは昨年の夏にもまだかなり、見られたが、その場所は非常に限られた地域だけであった。子供達がザリガニ釣りをしている小さな池があるが、ここには以前、倉久保からクチボソを移植したことがある。まだ生息しているとは思うが、確認はできなかった。

谷戸の一番奥の突き当たり付近はモズが多く、通称モズ谷と呼ばれている場所であるが、湿地があり魚が生息している可能性がある。かなり以前メダカに良く似た魚が泳いでいるのを見たことがあったが、足場が悪く、ズブズブともぐってしまって、近づくことができず確認はできなかった。昨年の夏にも双眼鏡で、遠くから観察したが、魚らしいものは発見できなかった。(2003年1月)