うまい酒

うまい料理にうまい酒があればこの世は極楽
私のお気に入りの一杯をご紹介します。

私の酒観を番外に書きました。
こちらをご覧ください。

 鳳陽 純米 宮城県富谷町

最近のお気に入りです。飲み飽きしない味。

しっかりした腰があるのに、淡麗さを兼ね備えています。

燗でも冷でも、もちろん常温でもいけます。

 澤乃泉特別純米 宮城県登米市

へたな吟醸よりよっぽど淡麗で切れがあります。

それでいて、純米らしく豊潤な味があり、飲んで旨い、と実感させてくれます。

秘蔵酒 十四代 純米大吟醸大古酒 山形県村山市 高木酒造

頂き物です。入手困難のこの酒を、ここに載せようか迷いましたが。

 

普通の純米吟醸十四代も美味しい酒ですが、正直他の銘柄の純米吟醸に

とりわけ秀でているわけではないなぁ、というのが僕の感想。

でも、この秘蔵酒は凄い!最初飲んだときは、日本酒に開眼したあの酒以来の

衝撃でした。

フルーツ香が匂いたち、舌の上、喉を通る途中、まったく角というものがない。

それでいて、しっかり味がある。

文句なしに旨い。感動の味です。

萩の鶴 斗瓶取り大吟醸 金賞受賞酒 宮城県栗原郡

金賞受賞酒そのものとなれば、ちょっと値が張っても飲んでみたいもの。

それが、比較的安い値段で売ってました。でも、8千数百円・・・

売り場の前で、3分ほど迷いました。隣には同じ精白歩合の同じ酒が

金賞受賞酒でないだけで、5千円ほどで売ってます。

えい、ままよ。買ってしまえ。

買ってよかった〜。大吟醸の名前に恥じない、清冽な吟醸香。

軽やかな中に、しっかり甘さもあります。

山田錦精白歩合40%

霞城壽(かじょうことぶき) 純米吟醸 山形県山形市 寿虎屋酒造

名前とパッケージがいいので(笑)買ってみました。

精白歩合53%、3千数百円。値段の割りに精白歩合が低いな〜、

なんて飲むまでは不安でしたが、やはり山形の酒。いい酒です。

心配だった雑味もなく、程よい吟醸香。しっかりしたボディがあり、濃い味の肴にも負けません。

延齢 純米吟醸 山形県東田川郡余目町 鯉川酒造

気温が上がってくると、生酒はどうも、口に残る。

なんか目新しいのないかな?と探したら、純米吟醸精白歩合55%。2千数百円。

値段も手頃。で、飲んでビックリ。

素直ないい酒です。1週間で3升空けちゃった(笑)

朝日山 千寿盃 新潟県三島郡

頂き物です。最近、ちょっと心象が悪い新潟の酒。

でも、失礼ですがこれ、予想外に旨かった。

なにより、ただの本醸造なのに雑味がなく綺麗な味。

有名なだけ有名で、糠臭いどこぞの酒とは段違い。

桜顔 純米吟醸酒 吟ぎんが 生貯蔵原酒 盛岡市

岩手県酒造好適米「吟ぎんが」100%使用。精白歩合50%

切れもあり、味もあるバランスのよい味

 

純米大吟醸古酒 洗心 朝日酒造 新潟県三島郡

 

久保田で有名な朝日酒造の酒。

一口飲んでビックリ!

すごい切れ。雑味が全て取り払われ、そこに残ったのは?

古酒を感じさせない、端麗ないさぎよさ。

精白歩合28%!!!

天上無幻 純米吟醸 宮城県加美郡中新田町

南部杜氏の仕込みとのこと、宮城にの酒にしては切れのある飲み口。

さわやかというまで、さらりとはしていませんが、その辺のバランスが

とてもいい酒。

多分、これとは別の宮城県産酒造好適米「蔵の華」を使ったものも

こちらは吟醸香が際立ち、いい酒でした。

くどき上手 辛口純吟 山形県東田川郡

どちらかというと甘めのこの蔵の酒。辛口ってどうなんだろう、と思って飲んだら

これまたいけるんです。辛すぎることも無く、吟醸香も心地よく、いい仕上がりです。 

太平山 生もと純米 秋田県南秋田郡

深夜の帰宅になり、酒も切れていたので、コンビニで買いました。

もともと、きもと造りが好きということもありますが、飲みやすく、こういう酒が

コンビニで買えるようになるのはいいことだと思います。

晩水 限定大吟醸 斗びん取り限定50本 栗原郡築館町

文句なしにうまい。宮城の酒らしい武骨さは残しながら、酸甘辛のバランスがよく

吟醸香、こくともにすばらしく調和しています。

 

雪割納豆もつまみにしてみましたが、あの強烈な味にも負けませんでした。

つまみは塩だけのほうがむしろいいかな、とも思います。

出羽桜 雪漫々 山形県天童市

端麗できれのある味。冴え冴えした飲み口は、つまみの味を引き立てます。

くせやかどが無いのに、しっかり自己主張しています。

手取川 純米吟醸 ひやおろし  石川県松任市

季節限定品です。

豊かなふくらみのある味。程よい香り。

どちらかといえば「濃い」のですが、それでいてのどごしがいい。

いい酒です。

黄金澤 大吟醸 金賞三冠受賞酒 宮城県遠田郡

とにかくうまい!今年飲んだ中で、一番気に入りました。

すべてのバランスが取れ、文句のつけようの無い酒に仕上がってます。

値段も良心的だし、この蔵のファンになりそうです。

来年も金賞を取り、またこの値段で出してほしいものです。

銀嶺月山 大吟醸 金賞受賞酒 山形県寒河江市

今までどういうわけかこの蔵の酒は飲んだことが無かったんですが、

失敗でした。いやー、うまい。

金賞受賞酒だけあって、あたりまえかもしれませんが、

きれ、かおり、こくがあって、なおかつ爽やか。

いい酒です。

 

晩水 大吟醸 金賞受賞酒 宮城県栗原郡

宮城の酒らしく、やや重い味。でも、それがいやみではなく、

ついつい後を引きます。

 

手取川 大吟醸 金賞受賞酒 石川県松任市

久しぶりに手取川を飲みました。やっぱりうまい。

とくに、大吟醸とあってはなおさらです。

生酒のかすかな炭酸の中にひろがる吟醸香。たまりません。

栄光富士 純米吟醸 生 山形県鶴岡市

庄内の酒どころ、大山の酒。

朝顔のイラストが入った、きれいなラベルに惹かれ買いました。

味もイラストどおり、澄んだきれいな味でした。

生酒によくある甘ったるさも無く、東北の立秋過ぎの早朝の空気、と言ったら

ラベルに惑わされすぎでしょうか。

栗駒山 特別純米 宮城県栗原郡

これといった特徴は無いのですが、でしゃばらず、素直ないい味です。

純米酒にありがちな糠くささもなく、すいすい入りました。

鳳陽 本醸造 宮城県富谷町

いただき物で、初めて鳳陽の普通酒を飲みました。

いやー、驚きました。いい酒です。

べとつかず、すっきりしたのみ口。

酸、甘、辛のバランスがとてもいいんです。

 

とかく、吟醸などはよくても、普通酒はなんだこれ?という

蔵が多い中、内ヶ崎酒造さんの良心を感じます。

 

冬ということもあり、燗酒やヒレ酒にもしましたが、

べとつきや、雑味、いやな匂いも無く、おいしくいただけました。

久保田 千寿 百寿

正月、妻の実家で、酒好きの僕のために用意してくれました。

相変わらず、きれいな味の酒です。

やはり、千寿のほうが飲み口がいいですね。

鳳陽 大吟醸 宮城県富谷町

東北清酒鑑評会で優等賞をとった酒です。

文句無くうまい。

でしゃばり過ぎないがしっかりとした吟醸香、

切れよく澄んだ味、いさぎよい飲み口です。

蔵にもう在庫が無いそうで、来年の鑑評会でも

金賞をとることを期待します。

開華 純米吟醸 栃木県佐野市

久しぶりにこの蔵の酒を飲みました。うまい。

雑味が無く、味のバランスが非常にいい。吟醸香もほどよく、文句なしです。

あまりの飲み口のよさについ飲みすぎてしまいました。

越後杜氏の作だそうで、なるほど澄んだきれいな味と納得しました。

 

鳳陽 吟醸 宮城県富谷町

 

これもまた、切れよく澄んだ味わいの酒。うまい酒です。

この蔵の酒はお気に入りでよく飲みますが、

ちょっと味が軽くなったようです。

これまでは、どちらかといえばこくのある、

重めの味が特徴だと思っていたのですが、

これは違うようです。しかし、ただ水っぽい酒とは違い、

十分味と香りがありますから、これはこれでいいものです。

飛天抄 純米大吟醸 岩手県盛岡市

うまい酒です。99年度モンドセレクション大金賞受賞だそうです。

さわやかな吟醸香、切れのある飲み口、程よい甘さ、後味のいさぎよさ。

それぞれのバランスがよく文句なしです。

墨廼江(すみのえ) 純米吟醸 宮城県石巻市

宮城の酒にしては、重くなくさっぱりした味。
といっても、石川や富山のようにきれいに澄んだ味というわけではなく、
後味に、いい意味でちょっとしたひっかかりが感じられます。
甘味が少ないのは、ぎりぎりまで醗酵を進めたせいでしょうか?
きれとこくが若干不足しているように感じられましたが、十分うまい酒です。


菊姫 山廃吟醸 石川県石川郡

天狗舞とならぶブランド品。
香り、切れともに申し分ありませんが、天狗舞よりは、腰があり、やや重い味。
いい意味で自己主張する酒です。
飲み応えがあるので、つまみはシンプルに、塩雲丹でやってみました。
濃厚な雲丹の味に負けないのさすがです。


天狗舞 山廃吟醸 石川県松任市

いわずと知れた、有名な酒。
うまいです。山廃独特の味が程よい吟醸香の中に広がり、つい飲みすぎてしまいます。
石川の酒らしく香り、切れ、味のバランスがよく、のみ飽きしない、
かつ、でしゃばらずきちんと料理の味を引き立たせてくれます。


オッペンハイマー クレーテンブルネン ドイツラインヘッセン地区

実は、私、ワインも大の好物。(酒なら何でもともいう)
特にドイツワインは値段も手ごろだし、味も日本人向き。
この、オッペンハイマークレーテンブルネンはフルーティーな香りと、程よい甘さで
一番好きなワインのひとつです。
口の中で微妙な炭酸がシュワッとするところがなんともいえません。
Qbaでもいいですが、できれば、キャビネットか、シュペトレーゼがお勧め。


日高見 純米大吟醸 宮城県石巻市

さわやかながら、飲み応えもあるいい酒です。
精白歩合50%、宮城酵母使用。
宮城の酒は大吟醸でも、どちらかというと重いのみ口が特徴だと思います。
そのせいか、夏には余り触手が動かないのですが、
涼しくなってくると、がぜん飲みたくなります。

蔵粋物語 金賞受賞特別限定品 福島県喜多方市

精白歩合35%。平成11年の東北新酒鑑評会で金賞を取った酒。
確かに、鑑評会用の酒そのものですから、抜群のうまさです。
吟醸香は控えめですが、切れがあり、鋭いのみ口です。
500ミリリットルで3500円という値段も、これなら納得できます。
ただ、蔵粋物語=クラシック ストーリー、というネイミングは首を傾げてしまいました。
ちっとも粋じゃありません。
この酒蔵の酒は初めて飲んだのですが、他もこの名前なんでしょうか?
もっと酒らしい、また中身にあった名前を付けてあげてほしいものです。

平成11年10月追補
この蔵、あの有名な、クラシックを酒に聞かせる、という蔵だったんですね。
うまくなるなら、それもありかな、と思います。
でも、やっぱり、酒名にまでそれを謳わなくても、と思います。

千代壽 特別純米 搗等(とおーとおー) 山形県

くせのない味です。
いただき物で初めて飲みました。
表示によれば、精白歩合がかなり高いのです。

何やら、画期的な方法による精米らしく、それがこのちょっと変わった酒名の由来だそうです。
確かに、雑味のない味には精白歩合の高さが感じられます。
ただ、特徴的な味にも乏しく、これがこの酒だ、というインパクトは弱いかな。
飲み飽きしないお酒だと思います。

くどき上手純米吟醸 山形県

やや甘めな飲み口。いやみがなくきれいな味です。
吟醸香はひかえめ、バランスがとれています。
とかく最近は、辛口を好む人が多いですが、
醸造酒は素材の味を楽しみたいもの。
一昔前の、醸造用糖類を添加した
どうしようもないべたべた酒ならともかく、
純米酒は米本来の甘さを舌の上でじっくり味わいたいものです。

吟醸 満寿泉 富山県
 
 かつては、大吟、中吟と言っていたと記憶していますが、商品体系が変わったようです。
 富山の酒らしく、きれいな味。雑味がなくすっきりした飲み口です。

純米吟醸 出羽桜 出羽燦燦誕生記念 山形県
 
 出羽桜は、これまでも香りのよいおいしいお酒を造ってきましたが、
 新製品のこれもよい酒です。
 生酒らしく、かすかに感じる炭酸のしょわしょわ感が舌にさわやかです。

純米吟醸 幻の瀧 富山県

 久しぶりに飲みました。うーん。ちょっと精白歩合が低いのでしょうか。
 わずかに糠臭さがありました。残念。

新嘗祭御神酒 滋賀県

 新嘗祭に神様に上げる御神酒です。一般の人は入手が難しいかも。
 濁り酒なのですが、甘味はあまりありません。古代の酒はこんなんだったのかな、と神代に思いをはせ、
 神妙に飲める酒です。おいしいですよ、もちろん。

番外 忘れられないあの味

10年以上前のことですが、蔵の名前は伏せます。
品評会用の酒を、一升分けてもらいました。
その年はその酒で金賞をとりました。
香り、味、のど越し、すべてに衝撃でした。
それまでも、酒は好きで、有名どころはすべて飲んでいたのですが、
ぜんぜん違うのです。
これが、蔵が精魂傾けて作った最高の酒なのか。
じゃ、今まで飲んできた酒は・・・。

それ以来、私の日本酒の基準は、その酒になりました。
ただ、出荷販売する酒は、当然、採算を考え、
それぞれの出来のタンクの酒をブレンドし、味を均一にしています。
私が、出荷された酒を飲むしかない以上、
最高の酒はもう無理かもしれません。
でも、すべてのタンクの味がよければ、近い酒は飲めるわけです。
そこに、その蔵の力を見ることが出来るような気がします。

ブランドに惑わされず、うまい酒を見つけたいものです。
ちょっと有名になって、まずくなった酒はいくらでもあります。
金賞をとっていても、売っている酒はとんでもない、という蔵もあります。
また、たかだか本醸造の、精白歩合も低い酒に、
1万円以上の金を払う気もしません。
自分の舌を信じて、うまい酒を味わいましょうよ。
うまい酒を飲み舌を肥やしていけば、
よりうまいものとの出会いが待っています。