育児休暇を取るか取らないか

 産まれて間もない赤ちゃんを人に預けて仕事に行くことはとても不安です。 育児休暇を取るべきか悩んでいる人も多いと思います。私の場合、公務員な ので2ヶ月の産後休暇の後は、6ヶ月の育児休暇が認められています。しかし 産休中は給料は100%保証されますが、育児休暇の間は無給となり当然ボー ナスは出ません。休業期間中、共済組合の掛け金は免除されますが、給与から 天引きするタイプの生命保険に入っている場合、その支払いを自分でしなけれ ばなりません。また、育児休業中はキャリアが途絶えることになり、昇進に も響きます。産休は有休と同じ扱いで昇進その他に影響はありません。この ようにあまり良い制度ではないということもありましたし、それ以上に、 研究職ですから、休んでいる間に他の研究者に抜かされるのが嫌で、また出 産のために仕事のペースを落としたくないという気持ちも強く、私は産休明 けすぐに職場復帰しました。
 育児休暇を取れる期間はじっくり子育てに専念するというのももちろんい いことだと思います。育児休暇という制度があっても職場の理解がなく、取 りにくい所もあるかと思います。その場合、その後の仕事のしやすさを考え て育児休暇を取ることを断念するかもしれません。あるいは、育児休暇を取 りやすい環境にするために、堂々と育児休暇を取り、働きやすい職場を作って いくことも重要でしょう。どちらがいいか難しいところですが、育児休暇を 取るにせよ取らないにせよ、自分がどうしたいのかをよく考えて、決定した 後はくよくよ悩まずに前進あるのみです。ただ、育児休暇を取った後、復職 することなく辞職するのはルール違反だと思います。育児休暇を取るのが権 利なのではなく、育児休暇は子育てしながら仕事をする人のための、子供が 小さい間の支援策なのですから。

 育児休暇を取らず、産休明けで職場復帰しようと考えている皆さん。安心 して預けられる保育園、託児室、ベビーシッターさえ見つければ、赤ちゃん はちゃんと育ちます。保育園に預けていると、かえって大家族の中で育てら れているようで、大きな子供達にかわいがられて刺激がいっぱいです。また 1才くらいになってから預けるよりも小さい方が順応が早く、あっという間 に保育園生活にも慣れます。1才くらいの子が泣いているそばでうちの子は いつもご機嫌でした。

関連記事/保育園1: バウンダリーvol.15, 9, (1999), p. 54.