
|
超人的な歌の名手オルフェウスは、最愛の妻が毒蛇に噛まれて死ぬと、二度と恋に落ちることはなかった。 しかし彼の美貌と歌に魅せられた女は後を絶たず、やがてその行き場のない思いは憎しみへと変わっていった。 ついに女たちは集団で彼を捕らえ、八つ裂きにして殺害すると、遺体を川へ投げ捨てた。 やがてオルフェウスの首と竪琴はレスボス島に流れ着き、島民はこれを手厚く葬った。 以降レスボス島の人々は詩や音楽、学問の才能に恵まれるようになり、歴史に名を残す詩人や音楽家、歴史家や哲学家を次々と輩出し、文人の島と呼ばれるようになった。 そのうちのひとり、紀元前七世紀の偉大な女流詩人サッフォーは島の子女を集めて女学校を設立し、女性の教育に力を注いだ。 彼女の生徒に対する異常なほどの情熱は広く知れ渡るところとなり、「レスボス島出身であるなら、同性愛者に違いない」とまで言われ、やがて「レスボス風の」という意味の「レズビアン」という言葉が、女性同士の同性愛者を表す言葉として使われるようになった。 |
![]() |
|
![]() |
|
|
|
|
|
![]() |
|
![]() |
|
|
|
||||
|
|
||||
|
|
|
||||
|
|
||||
|
![]() |
||||
|
|
![]() |
|
|
|
|
隣の秘密めいたヒオス島と比べると、レスボス島はずっと明るくにぎやかな雰囲気だ。 景勝地モリヴォス(ミティムナ)は山並みに色とりどりの住宅が並び、木陰の通り沿いには土産物屋やおしゃれなカフェが軒を連ねる、かわいい港を持ったリゾート地。 一方プロマリは、景観こそモリヴォスに劣るものの、庶民の暮らしぶりが伺える、のんびりとした田舎町で、なかなか趣がある。 プロマリに一軒だけある、小さい婦人服店は超穴場。(これ本当) いずれも港向かって左手奥にあるバス乗り場から行ける。本数は多くないので、事前に時間確認のこと。 |