◆【Light in The Freezing Sky(光は凍れる空へ)】作曲者記
この曲は、昨年(2004)の11〜12月にかけて作曲された ちょうどその頃、季節は晩秋から冬へと移り変わる時期で、 外気は一層冷たさを増していた 私が通っていた大学は、愛知万博会場に程近いところにあり、 豊かな自然に恵まれ、季節感を味わうには申し分ない そのため、大学の冬は非常に寒い 外気のぴりりと張り詰めた鋭さは身が引き締まる 澄み渡った空の下、そんな凍てつく空気に射す陽の光は、 決然としていて、鮮やかで可憐。 外気と光の織り成す清々しさはとても気持ちがいいのです 持続して溶け合う和音と繊細なダイナミクスの増減による音響的効果に、 そんな冬の情景をイメージしていただけたら幸いです。 最後に、このような機会を与えて頂いた トヨタ自動車ギターマンドリンクラブ、 名城大学ギターマンドリン合奏団の皆様に感謝致します。                     
高柳好弘


高柳好弘 : 1978年、愛知県名古屋市生まれ。愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻卒業、同大学院修了。これまでに、作曲を小井洋明、北爪道夫の各氏に師事。 在学1年次より、積極的に作品発表を行う。2003年、光が丘女子高等学校40周年記念ミュージカルでは吹奏楽の為にアレンジを担当。同年、トヨタ自動車ギターマンドリンクラブの委嘱で『Autumnal Tints』初演、翌年の中部マンドリンフェスティバルにて再演される。2004年、愛知室内オーケストラ(旧愛知室内合奏団)による作品公募で室内オーケストラの為の『地平に泛ぶ群青』を山田和樹氏の指揮により初演。他にも小編成から吹奏楽、オーケストラまで様々な編成に於ける作編曲も積極的に手掛けている。


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