<斬鉄剣のクサれた歴史>

さーてさて一応このサイトの予定運営期間もあと1週間くらい…の予定。まあ順調にコトが運んだら忙しくなって恐らくいや確実に

サイト運営のヒマがなくなるんでご了承のほどを。で、昨日書いたけど、オレの場合のサイト運営ってのは今はヒマつぶし、そして

以前の正式稼動してた時代の斬鉄剣はストレス発散やゲロ袋、娯楽といった系の役割を担っていました。で、なんかオレがその

正式斬鉄剣で過去になにをやらかしたか、とかを今日はゲロってみようかな…と。

 

オレのインターネットってのはだいたい3年弱前からはじまりました。で、友人がホームページ作ってるの見て興味もったのがその

はじまりでしたね。で、いわゆる「tmnami's HOMEPAGE」っていうサイトが産声をあげました。今考えると昔の斬のランク制リンク

なら確実「糞」とかになりそうな。掲示板となんかスゲェくだらねえ自己紹介まがいのコトがちょっと書いてあるだけの。まあホーム

ページ作る人なら必ず1度は通る道だとは思いますがね。で、そこからしばらくしてその糞サイトがテーマを持って改装します。

そして出来たのが当時オレが「表サイト」と呼んできた「心の旅」。いろんな人から「心に残る言葉」とかを募集して、それを紹介して

いくという非常にロウ属性な路線をいく内容で、その他投稿頂いた詩とか、およそ斬鉄剣とは共通点のないシロモノでした。

 

では、「斬鉄剣」はどうやって生まれたのか。

 

オレが「表」だけを運営していたのが約1年間。ロウ属性なサイトを作り続けているウチに、ふと思いました。普通「表」があるなら「裏」も

ある、ということを。人間には誰でも表と裏の二面性がある。それを表現できないかな…と思ったんです。この思いつきが斬鉄剣誕生

のキッカケでした。で、当初は「心の旅」の1コンテンツとして生まれたのです。ところが…

 

人間ってヤな生き物ですね。不思議なもんで、カオスなテキストはこれでもかってくらい思いつくんですよ。今思えば、この頃が一番

サイト作りが楽しかった時期ですね。いわゆるネットの裏側を何も知らずに、ウカツなことを言えば叩かれることも、サイトの間に派閥の

ようなモノがあることも、もう笑っちゃうくらい何も知らなかったんだから。で、そのうち1コンテンツから独立してひとつの別サイトとして

歩き出した斬鉄剣。確か99年の5月か6月くらいにはじまったんだったかな。で、それから数ヶ月の間にわりと急成長して、アクセス数

1日100〜200くらいになったのかな?で、この当時オレってば超天狗だったのよ。今思うと笑っちまうけど。全てのケチのつきはじめ

は10月。オレの中でサイト運営してて唯一現実の人生でも教訓として残る事であろう事件勃発。何はなくとも、その元凶は当時のサイト

運営にちょっと自信つけはじめて己を見失ってたオレの傲慢な所業。具体的に言うと「ランク制リンク制度」

 

で、その制度ってのが相互リンク申し込みをされた段階でランク付けするから覚悟のある方だけリンク希望して下さい、ってシロモノ。

今考えると何でオレはこんな大胆不敵すぎるアイデアを思いついたんだろうと思いますね。こんなことしたら叩かれるの当たり前

じゃん、と思いつつも何故か結構順調にコトが進んで、リンク申し込みしてくれる人々をエラそうに評価しているウチに、なんか自分を

見失っていったんでしょうね。まるで自分がエライ評論家になったような錯覚に陥ったのか。そしてバブル崩壊の時が。

 

あるリンク申し込みサイトをURL付きで晒しモノにしちまったんです。最低ランクでクソミソ書いてね。そのあとは

もうわかるよね。まあそれまでリンクしてたサイトオーナーさんとかから絶縁状は叩きつけられるわ、抗議メールはくるわ、なんやかんや

で大変。しかも最悪なのはその場ですぐ謝っちまえば傷は浅かっただろうに当時の天狗的オレ、サイトのトップテキストで謝ってんのか

ケンカ売ってんのかわかんねえモノをアップ。そしてツッこまれて削除、証拠隠滅、またテキスト改訂してアップ、まだダメのツッコミ、

削除、再テキスト執筆、もうムチャクチャです。いろんなところで「斬鉄剣」叩きが勃発し、そのテキスト群もあらかた見ましたけど、まあ

スゲェですよ、もう。「極悪サイトZTK」とか「なまくら」とか他にも挙げたらキリがねぇくらいの。オレがネットのコワさを肌で感じたのが

この時です。そのときチャットでいろんなサイトのオーナーとも話しあったりしたんだけど、もうムチャクチャヘタレてますオレ。まあその

ログ保存してる人も結構いるんじゃないかな。そこには当時の見るからに鼻っぱしらの強い斬鉄剣のナミからは程遠いオレが。

 

もうネットの上でだけデカいこと言ってるんだなコイツみたいな鬼ヘタレなことこの上なし。業界の大物軍団に囲まれてボロボロよ。

まるで街でちょっと腕に覚えがあると自負してたチンピラがピーター・アーツとアーネスト・ホーストとマイク・ベルナルドとアンディ・フグと

マイク・タイソンとブッチャーと武蔵丸に囲まれたみたいな。もうオロオロして思考回路フッ飛んでスイマセンおいコラスイマセンおめぇ

最近調子乗りすぎじゃねゴメンナサイゴメンナサあぁん?タスケテーってな感じで。そんなチャットが延々と。当時のそのオレの見事

なまでのヘタレっぷりをどうしても見たいって人はアンチ斬鉄剣のサイトのオーナーさんところにメールでも出せば見せてくれるかも知れ

ません。誰が持ってるかまではオレは知らないけど。アンチ斬サイトなんて探せばたくさんあるからわりと入手は楽かもね。

 

で、話を戻して。

 

凹みましたよマジで。ホント鬱になりそうでしたよ。1度こういうコトをやらかすと、いわゆる「やらかしたサイト」として

結構人々の記憶に根付いてしまうもので、まあそのあとちらほらとネタとしていろんなトコでウチの名前が登場するする。まあ当たり前だが

100%ネガティブなネタでね。で、そこからはサイト運営が苦痛で苦痛でしょうがなくなりました。あんだけ叩かれても、成り行き上安易に

閉鎖もできず、ランク制リンクも消せず、ただ惰性と保留の更新を続けるオレ。皮肉なことに例の事件のおかげで来客数だけはバカみたい

に増えてしまって(今思えばたいした数字じゃなかったが、当時のオレには荷が重い数だった)、もうひたすら事件のことには触れず、何食わ

ぬ顔して普段通りの更新、更新、更新…。数少ないオレのテキストを好きだと言ってくれる方がいる、って事実を逃げ道にね。

 

ですがそこで思ったのですよ。こういう経験を踏んでしまうとどうしても書けなくなる、ってコトに。結局昨日言ってたことに当ては

まるんだけど、自分がこう書いたらどういう反応が返ってくるだろう、ってことを先に考えるようになってしまう。現実世界ではモノしゃべる時は

場の雰囲気とか自分の発言に対するその先を予測して行動する、なんてのは誰でもナチュラルに身についているもので、当たり前なんだが、

およそ読み物はそうなったらオシマイ、とか思うのです。結局ランク制リンクとかも存続はしましたが例の事件のあとは例え応募があっても

あからさまに無難な反応をしてたんですよオレは。もうあんなのはゴメンだ、ようするに自分がもう傷つきたくなかったんですよね。今思うと。

 

で、最後に。オレが「斬鉄剣」を運営してて、一番現実世界にも教訓になったってのは、自分自身の弱さを具体的に感じることが出来たって

ことです。表向き強気な発言を繰り返すサイトのテキストとは裏腹に、精神と肉体のバランスを崩したオレがそこにはいました。強がっていて

もその裏側には非常にもろいモノを持っていて、それを守るために過剰に強がって見せる…みたいな。あはは。ムチャクチャありがちな設定

の人間じゃんオレ。でね、なんか斬鉄剣見ててオレが自分の事はおいといて的なヤツだみたいな事を思う人ってたくさんいると思うのよ。

「言いたい事言っといてオマエはどうなんだ」っていうツッコミしたい人って山ほどいると思う。オレが語ること、それをオレが実践してるか、と

言われれば「はい」と即座に答えるというワケにはいきません。ですがね、別にそれは自分をおいといて他人に指図してる、ってのとは違う

んですよ。あくまでオレは自分が「思ったこと」を書いているんです。もちろん昔は思ってて今はあんまり思ってないこととかもありますよ。

例えばアクセス数へのこだわりとかね。でもそんなもん誰でもあるんじゃないかな?いつまでたっても思いの変わらない人ってのは単なる

頑固者だと思うし。だけどもちろんゆずれないラインもありますしね。ただひとつ言えるのは、テキストサイトやる以上、自分の思ったことを

書けなくなったらそのサイトの事実上の命は終わっているのだということ。相手の顔色見てからしかモノ言えなくなったらそれはテキストと

しての魅力を失っているということです。だってオーナーの魂が入ってないんだもの。どんなにキチガイじみたテキストでも、オレは日本の政

治家みたいな「記憶にございません」「きわめて遺憾であります」みたいなモノよりはまだオーナーの心が入っている分読み物としての価値

は高いと思う。例え読み手の思惑が純粋に好きなのではなく「観察」、いわゆるウォッチだったとしても、そういう観察の対象になる、っての

読み物としての価値のひとつだとオレは思う。ポジティブとネガティブの違いはあれど、1人の人間の時間を割かせる力ってのは絶対に

惰性や保留のことなかれ主義テキストにはないと思う。だからオレは自分が叩かれた相手だろうとオモシロイものは今でも見ますし、逆に

好きだったけどつまんなくなったところは全く見ませんし、なによりどんなにネガティブな内容だろうとその人間の思ったことを書いてるもの

にはこちらがそれに対して思いをめぐらせることができるんです。だからオレ個人はどんなにアクが強かろうと言いたい放題のテキスト

が好きですね。自分ではもう書けないな、ってレベルまで踏み込んでいるところとかね。でもそういうところってだいたい叩かれてしまって長く

続かないんだよね。「こういう考えもある」ってワケにはなかなかいかないんですよね、理性のタガの外れたネット世界の中にあっては。

 

とまあ斬鉄剣のクサれた歴史をちょっと語ってみました。結構オレとしては自分に都合の悪いことまでゲロったつもりなんですがね。

つうか都合の悪いテキスト削除とか書き込み削除なんてのは当たり前のようにやったことありますし、やばい証拠の隠滅に心を砕いたこと

だってありますし、掲示板自作自演だってやったことありますよ。ことがあるって程度ですけど。それをヘタレというならばオレはまさしくヘ

タレです。でもそれって人間なら割と当たり前の反応だとも思うのですけど、いかがなもんでしょうね? ここで聖書からの引用をひとつ。

 

「この中で今まで一度も嘘をついたことがない者だけがこの女に石を投げなさい。」

 

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